もたさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

学校(1993年製作の映画)

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教育現場のヒューマニズムを感じることが最近あったから見てみたけど、気取らず真っ直ぐに信頼が描かれていて感動した。演技が素晴らしいのだけど、長回しめになった途端演出できなくなるところは山田洋次どうかと思>>続きを読む

ザ・グリード(1998年製作の映画)

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船主に既視感あると思ったら『羊たちの沈黙』か。こういう役似合うな。「イパネマの娘」のくだり何?

リトル・ロマンス(1979年製作の映画)

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『小さな恋のメロディ』好きだけど、比較できるような作品じゃないな。凡庸すぎる。セルフオマージュももうちょいやり方があるのでは。

戦火の馬(2011年製作の映画)

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うっかりモニターの明るさ落とし気味だったのもあり、カミンスキーの繊細な撮影がちゃんと堪能できなかった気がする。公開当時学校のテスト期間中だったからか、家族が自分を置いて見に行ってた。母がかなり気に入っ>>続きを読む

ヤラ! ヤラ!(2000年製作の映画)

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「勃った相手が運命の相手」みたいなのさぁ……と思った。それこそ題材的にケン・ローチ『やさしくキスをして』じゃん。アラブ系が民族で結婚を決められるのは、保守的な兄のせいとかじゃないという話だと思うのだけ>>続きを読む

ブラック・アジェンダ/隠された真相(1990年製作の映画)

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『シカゴ7裁判』みたいにユーモアがなければ、一歩引いた視点とかも全くない。ガチの左翼ケン・ローチはこんな映画になるか。スパイク・リーみたいな皮肉も微笑ましさもないし、申し訳ないけど頭でっかちすぎない?>>続きを読む

ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

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読み返すのはなぁと思ってたらちょうどいい映画。逆に読んだ人かシネフィルじゃないと「純粋な映画」みたいなこと言われてもいまいちピンとこないのでは。でもテープが残ってるのは驚き。トリュフォーは、ヒッチコッ>>続きを読む

脳天パラダイス(2019年製作の映画)

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コロナ禍でひっそりやってたけどめちゃくちゃ面白かった。

引き裂かれたカーテン(1966年製作の映画)

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たぶんテレヴィジョンで知ったタイトル。この頃のヒッチコックは低迷期っぽいし、前作『マーニー』が退屈極まりない作品だったから足踏みしてたけど面白かった。『ファミリー・プロット』が最高だから、それに向けて>>続きを読む

無頼の谷(1952年製作の映画)

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ラングの西部劇。悪党たちのキャラが立ってる。乱闘シーンがなかなか凄まじかったけど、あまり惹かれない話だった。

魅せられて(1996年製作の映画)

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ベルトルッチだからストラーロかと思ったら、なんとダリウス・コンジ。『ラスト・エンペラー』を最期に外れてたんだな。いつもそうかもだけど、音楽が雑多なせいで薄っぺらく感じる。歌ものたくさん使ってるけど、も>>続きを読む

カルロス(2010年製作の映画)

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めっちゃ長いけど面白かった。配信で一作として扱う必要あるのかわからないけど。公開時から一本なのか。エドガー・ラミレス常にムッチムチなのにその中で筋肉隆々だったりメタボだったりして凄いな(特殊メイク?)>>続きを読む

クレイジー・キラー/悪魔の焼却炉(1969年製作の映画)

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「私は妄想家」みたいなこと語り出す冒頭から面白い。そして案の定妄想オチだけど、ちょっと予想してたのと違った。バーヴァの映画はいろんな形で倒錯してるなと思うけど、今回はハネムーンキラー。殺す前に踊り出す>>続きを読む

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

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いまさらTVシリーズからエヴァ初体験。意外と話数は少ないんだな。そして配信の時代になってからは作品の内容と同じくらい難解な映画版の位置関係。「魂のルフラン」が聴きたいなら、完全版じゃない『Air』を見>>続きを読む

白い肌に狂う鞭(1963年製作の映画)

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「海辺の屋敷に住む一家のもとに勘当された長男が舞い戻り、弟の妻に鞭をふるう」ってなんのこっちゃと思うけど、意外に手堅いゴシックホラー。見てるようで全然見てなかったバーヴァ。というかイタリアのホラー自体>>続きを読む

この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

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「この世に私の居場所なんてない」と感じたから見た。この邦題は人生に絶望した人間の話のように聞こえるけど、原題はもう一歩引いたニュアンスなのでは。ジョナ・ヒルの『スタッツ』によれば「不確実な物事は避けら>>続きを読む

チャウ・シンチーの熱血弁護士(1992年製作の映画)

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ギャグてんこ盛りの法廷もので気軽に見られるかと思いきや、笑いどころもよくわからないし、屁理屈の応酬みたいな裁判シーンが続いてやたら疲れる笑