さかいさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

  • List view
  • Grid view

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

-

BS字幕版、初見。恥ずかしながら初めてです。
後のタランティーノ作に通ずる複数人での喋くりシーンとか、唐突な射殺シーンとか、時系列のいじくりとか、この頃から既に確立していたんやなと。あと露骨にデ・パル
>>続きを読む

パペット 大騒査線 追憶の紫影(2018年製作の映画)

-

BS字幕版、初見、見逃し補完。ポスターがとにかく酷い。
主要女優2人の名前で既に笑いが漏れ出すが、マペット(?)の動作がいちいち丁寧でそこがまた憎らしい。物語は雑だけれども実写に重点を置いた映像は、ふ
>>続きを読む

ザ・ハント(2020年製作の映画)

-

BS字幕版、初見、見逃し補完。パケ写は意味不明。
人物描写とキャラ設定が非常に好ましかったです。現代的なネタを活かしつつ、過去の名作のオイシイ部分を活用して楽しく描いています。道具類が特に良い。

>>続きを読む

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

-

配信字幕版、初見。弱者です。
突然始まる物語、徐々に明かされる人物像、ただただ恐ろしい狂人、見事なまでのシーン映像。
非常に美しく、息苦しく、ハラハラドキドキ。大変良き。

RONIN(1998年製作の映画)

-

CS字幕版。何回見てるねんっていうくらいの再鑑賞。
手持ちがDVDのため高画質を期待してCS放送で。実に美しい。そして今更新たな気付きもあり、より好きになりました。大好き。

めまい(1958年製作の映画)

-

BS字幕版、幼き日の途中退場からの再戦。
ヒッチコック監督作品はいずれもタイポグラフィが特徴的で美しく、オープニングクレジットに不思議な魅力がありましたが本作はより素晴らしかった。
物語も見事だし、ヒ
>>続きを読む

間違えられた男(1956年製作の映画)

-

BS字幕版、初見。弱者です。
アメリカの正義マン、ヘンリー・フォンダが弱々しく、ただひたすら追い詰められ溜めが長く大きく辛い作品。見終わった後はホッとして凄い疲労感。カラー時代の白黒で変にドキュメンタ
>>続きを読む

知りすぎていた男(1956年製作の映画)

-

BS字幕版、初見。弱者です。
「暗殺者の家」のセルフリメイクという事前情報を元に違いを堪能。そもそも異なっている設定や、挿入されるコメディの違いを楽しみつつ、「そういえば終盤はどうするねん?」と思って
>>続きを読む

ハリーの災難(1955年製作の映画)

-

BS字幕版、初見。弱者です。
いやこれは愉快痛快。ここまでやって最後に締めれるの?と思ったけどうまく治ったと思います。田舎の事件ってこうなるのね、っていう面白さが良き。
あと、今作は屋外ロケが多かった
>>続きを読む

舞台恐怖症(1950年製作の映画)

-

配信、字幕版、初見。弱者です。
開始、進展、結末とスピーディなようで間のコメディの挿入などが少し長めで、時折冗長に感じるも憎らしいマレーネ・ディードリッヒが素晴らしく、やっぱり良き。

山羊座のもとに(1949年製作の映画)

-

配信、字幕版、初見。画質と音質が低めでした。
ヒッチコック作としては珍しい時代劇。二重三重に折り重なった愛想劇、と思ったら意外な展開で物語は嫌いじゃ無い。前作「ロープ」の成果か、長回しが効果的で印象深
>>続きを読む

裏窓(1954年製作の映画)

-

BS字幕版、幼き日の途中退場より再戦。
改めて巨大なセットの構築と煌びやかなグレース・ケリーの存在に終始圧倒される。裏窓から見える景色は右へ左へ上へ下へ様々なドラマを見せ、主役の事件?以外も展開が面白
>>続きを読む

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

-

BS字幕版、幼き日の途中退場からの再鑑賞。
序盤の長回し説明シーン以降、空気感も芝居もシリアスなのに出来事がコメディ調という不思議なバランスが面白い。ずっと「どうなるねん?」と思わされ続け、結末への進
>>続きを読む

ロープ(1948年製作の映画)

-

BS字幕版、初見。弱者です。
ワンカット風な密室劇。丁寧なカメラワークでどことなく舞台劇を見ているような感覚に襲われ、演者の見事さに圧倒される。
観客には最初にトリックを見せておいてくれるので、あとは
>>続きを読む

パラダイン夫人の恋(1947年製作の映画)

-

配信、字幕、初見。弱者です。
「情婦」では敏腕弁護士のチャールズ・ロートンが嫌味な判事なのが素敵。「いやまぁ、そうだろう」と思いつつも事件の真相の解明が進むものの、実にドラマティックで美しい。そしてグ
>>続きを読む

汚名(1946年製作の映画)

-

配信、字幕、初見。弱者だよ。
そんな無茶な、と思う設定ながらもイングリッド・バーグマンの演じ分けが美しく、悪い点が気にならない。後半に向けて溜めと一気に滑り落ちる加速感が見事。説明が不足気味で、大変良
>>続きを読む

白い恐怖(1945年製作の映画)

-

配信、字幕版、初見。弱者だよ。
序盤の種まきから後半の回収、そして結末まで現代作品でもよく見られる展開で、これが原点なのかな?と思いながら堪能。何より献身的なイングリット・バーグマンが美人で素晴らしい
>>続きを読む

救命艇(1944年製作の映画)

-

配信、字幕、初見。弱者だよ。
タイトル通りの閉鎖状態ワンシチュエーションサスペンス。スリル、コメディ、ロマンス、アクションが代わる代わる降り注がれる見事。これも戦意高揚映画なのかな? 終盤の展開も素晴
>>続きを読む

疑惑の影(1942年製作の映画)

-

配信、字幕、初見。弱者だよ。
原因も不確かなまま不安と緊張感を強いられ、中盤以降に理由が分かってからもより強い不穏な空気感が素晴らしい。結末は個人的に意外だったけども、とにかく溜めが長く大きい。大変良
>>続きを読む

逃走迷路(1942年製作の映画)

-

配信字幕版、初見。弱者です。
まさかの連続で最後まで「どうなるねん!?」を持続させられた。ヒロインとのロマンスの発生がいつだったのか、を読み取ることが出来なかった自分が情けない。でも作品は大変良き。

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

-

配信、初見。原作読まず、見逃し補完。TVシリーズ、劇場版2作を経て。
想像以上のボンドルドの醜悪さと、現代日本の写し鏡のような設定に常に不安と苛立ちを感じ、だからこそ主人公たちが迎える出来事や結末に強
>>続きを読む

バルカン超特急(1938年製作の映画)

-

配信字幕版、初見。
近似作品を言うとたちまちネタバレするやつ。多めの登場人物ながらキャラの主張が強くて印象深く、終盤の予想以上のアクションと素敵な結末に先読みをせずにひたすら楽しんだ。大変良き。
あと
>>続きを読む

サボタージュ(1936年製作の映画)

-

配信字幕版、初見。弱者です。
登場人物が多いが問題無く理解が進み、物語に不足を感じないのに展開が早くそれでいて見応えが豊か。終盤のハラハラドキドキ感も素晴らしく、大変良き。

間諜最後の日(1936年製作の映画)

-

配信字幕版、初見。弱者です。
スカウトから始まるスパイ物。90分程度の尺のため進行が早く暇しない&コメディの挿入頻度が高く、見ている自分の緊張の高低が凄い。将軍のキャラが素敵。大変良き。

三十九夜(1935年製作の映画)

-

配信字幕版、初見。弱者です。
どこまでも問題が発生し続ける状況の絶望感が素晴らしい。そしてラストシーンでまさかの結実で声を上げてしまった。大変良き。

暗殺者の家(1934年製作の映画)

-

配信字幕版、初見。
冒頭から想像していなかった設定で進展し、ずっとハラハラドキドキ。アクションシーンも迫力があり、制作年を知って一層驚く。大変良き。

ヒッチコックのゆすり(1929年製作の映画)

-

配信字幕版、初見。
冒頭の流れからサイレント映画かと思ったら音声有りだった、というくらいに動きだけで進展がわかる演出が素敵。ヒヤヒヤする物語なのに適度にコメディを挟むの面白い。

断崖(1941年製作の映画)

-

BS字幕版、初見。ヒッチコック弱者です。
ケイリー・グラントが変なキャラクタで、徐々に高まる不安要素を最後まで引っ張る見事さで最後まで「どっちなんや!?」とハラハラドキドキ。大変良き。

海外特派員(1940年製作の映画)

-

BS字幕版、初見。ヒッチコック弱者です。
展開が見事で強引さを感じない見事な戦意高揚映画。終盤の加速感も素晴らしい。大変良き。

サイコ(1960年製作の映画)

-

BS字幕版。幼き頃の途中離脱より再戦のヒッチコック弱者、シャワーシーンとエンドカットくらいしか覚えてなかったです。
多くの場面でしつこいくらいに丁寧な会話劇と描写で印象に深く残り、常に恐怖が進行する。
>>続きを読む

レベッカ(1940年製作の映画)

-

BS字幕版、初見。幼き頃に兄の隣で見ていた程度のヒッチコック弱者です。とりあえず、で唯一のアカデミー作品賞受賞作品から。
物語の構成と豪華なセット、二重写しやミニチュアなど徹底した画作りをようやく知る
>>続きを読む

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

-

VOD字幕版、初見。見逃し補完。
伝記物だが「イミテーション・ゲーム」並みには端折っていて分かりやすく感動しやすい。ウォーターストン嬢が立ち位置も演技も最高だったし、冷静なマイケル・シャノンが終始カッ
>>続きを読む

マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)

-

VOD字幕版、初見。見逃し補完。
3作目がいつ現れてもいいように見ておいた。楽しさや豪華さは1作目に及ばないが部分部分で散見される安っぽさが、予算不足なのか演出なのか分からないので気にせず楽しめばいい
>>続きを読む

キラーソファ(2019年製作の映画)

-

CS字幕版、初見。
そんな無茶な、なニュージーランドホラー。だと思ったら、、、久しぶりにこのジャンルのホラーを見れて楽しかった。最初からソファ君が顔にしか見えないので笑えるし、チープな演出でずっと楽し
>>続きを読む

マチェーテ(2010年製作の映画)

-

CS字幕版、初見。見逃し補完。
トレホ大将がひたすら強くて、ひたすらモテて、ひたすらカッコイイ。そんな「エクスペンダブルズ」。やって欲しいことはほぼやってくれているし、終盤の救急車が現れてからは笑いっ
>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

-

CS字幕版、初見。見逃し補完。
サメ映画も大量に予算を投入したらこうなるのね、ってくらいにデジタル造形は美しい。そして意外と現物道具も沢山作っていて、力の入れようが感じられる。
物語は「サメ映画にその
>>続きを読む