すごい楽しめた!
60sロンドンのトリップ体験
本気びくリしたシーン、何度かあった
これがジムジャームッシュの
「何気ない日常こそが一番美しい」って言ってたやつかって思った。
映画作るならこういう作品を撮りたい。テーマは愛と夢。
あと、幸せになりたいけどなり方が分からないって言ってた>>続きを読む
自分はすごく好きな映画だった。
スタイリッシュな恋愛映画で長いMVを観ているようだった。
性病を寄生虫に置き換えてストーリーを作ったのかなとか思った。
殺人衝動だろうな。
結局はただ人を殺めたい、衝動が抑えきれない人間の人生。
ラストシーンのような言葉ではとても表現が出来ない感情を映像で表してるとことかこれぞ映画なのだと教えてくれる。
内容はなんとなく知っていたので途中から見るのが辛くなった。
現代でも生まれてくるところ次第で罪はなくても不幸な人生を送らざるをえないのは紛れもない事実。
それぞれが正しいと思う道を突き進む感じで争いになるってこういうことなんだろうなと。もはや加害者も被害者
最後のシーンは鳥肌ものだった。
冒頭の暗い雰囲気に溢れた森の中でビビッとなオレンジ色の文字が格好よかった。
「個々の日本人は嫌いになれないんだ」
のみこまれて個人を失う怖さ
優しい映画だったような残酷な映画だったような、お姉ちゃんがいい子だったな
あとケンカを止めるおじいちゃん格好よかった
世界は君たちのもの
自分にとっての90年代の香港はきっと生涯この映画のことだろう
「朝が来たら白鳥は元に戻ってしまう」
おじいさんはそう言ったが、白鳥はもう会うことが出来ない愛する人達を想って青い海のなかで美しく舞っていた。
沈黙の緊張感凄かった。
所々なぜその選択をしてしまうのだろうと思ってしまうところがあったけど結局は親子の愛なのだなと
エンドロールで目を閉じると美しい数々の風景、旅の中で出会ってきた人々が頭に浮かび上がってきて素晴らしい余韻だった。「残された自分の人生を無駄にするな」