しさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.8

 建物のこだわりがすごい。青春って感じがめっちゃいい。。カルチェラタン関連の文化の存続の話とこの年代の青春がすごい好き。
 
 でも、音楽がダサい。

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.6

 最初のトンネルシーンから殺し合いが始まるまでのカメラワーク、灯台での戦闘シーンが見応えありすぎる。 

 序盤の殺しをするということへの躊躇いとそこから殺しをする側に回る心理の揺らぎの描き方がめっち
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探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

2.9

 歌舞伎町という町を悲壮感に満ちさせたのは面白い。ホストの話は好き。
 
 まあでもそれ以外が微妙

罪の声(2020年製作の映画)

4.0

 これはおもろい。野木さんの脚本ももちろんいいけど、星野源、小栗旬をはじめとして宇野祥平や犯罪グループ周りのキャストが素晴らしい。
 野木脚本らしく、社会的なメッセージがいくつも込められてるように感じ
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.6

 久しぶりに観た。
 柳楽優弥の快演ももちろん素晴らしいけど『怪物』の第三幕同様是枝監督の子供たちを美しくて撮る魅せ方活かし方が素晴らしいと感じた。
 

あの頃。(2021年製作の映画)

4.4

 素晴らしい。
 好きなものへの熱量のあり方として、好きだけど、その中でも世間体を気にする(コズミンのような)その間隙のようなものがあるという描かれ方をしていて素晴らしい。
 青春も美化しすぎず、常に
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

2.9

 ディスコミュニケーションに触れるのまではいいけど、その後勢いで行きすぎてる。
 でも主役2人はいいかも。

怪物(2023年製作の映画)

4.6

 是枝監督が伝えたかったのは脚本の最初にも書いていたように「世界は生まれ変われるか」ということだと思う。観た。傑作。
 
 作品に登場する人物をみていると誰が「怪物」なのかすなわち誰が知らぬうちに誰か
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

5.0

 良すぎた。
 何かが過ぎ去って、それを忘れてしまう。でも、忘れてしまうことさえ愛おしく、美しく思えるような作品。
 ノスタルジックな映像がさらに観客の感傷を増幅させる。

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.6

 まず、菅田将暉と役所浩司の演技が流石に素晴らしい。 
 最後のアメニモマケズには感動した。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.3

 映画としてはかなり地味やけど面白い。主人公は演技力もさることながらその身体性が素晴らしい。
 物語として個人の内省はこの監督っぽさがあるし好き。でも、今回の主人公の半生が辛くてちょっときついかも

TAR/ター(2022年製作の映画)

2.8

 自分の知識の無さもあるんやろけど、あんまり好みじゃない。(1回目)


 

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.1

 面白い。それに想像以上にメッセージ性の強いいい映画だった。

 コミュニケーションの持つ加害性がテーマの一つにあると感じた。これは自分で考えたこともなかったのでかなり新鮮だった。

 個人的には、こ
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花とアリス(2004年製作の映画)

5.0

岩井俊二映画祭にて
 幻想的であり優美で繊細な映像が素晴らしい。とても好きな映画。
 映像だけでなく物語としても「無い記憶」から始まる恋が描かれているのでより幻想的に魅せられてるように感じた。主演の2
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.8

 正直もっと期待してた。でも、面白くはあった。特に最初の方の演出はめちゃくちゃ好き。蓋に蓋を重ねてきた村の息詰まるような空気。
 中盤は予想してた話の展開とはちがったけど、邯鄲という能の話を差し込むこ
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.4

 期待してたより面白かった。お仕事系の映画は正直あまり好きではないけど、これはかなり好み。
 主人公が起こした商業的な革命がその過程まで美化されるようなことはなく、結果論として革命だったよねーと描かれ
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.1

 逆転してからのはちゃめちゃな展開面白い。     
 その立場が逆転しうるという月並みの教訓だけでなく、より深く人間は持った特性から逃れられないということがテーマとしてある気がする。
 

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.3

 今までで一番好きやったかもしれん。
 まず、やっぱり立川監督×櫻井脚本は素晴らしい。
 加えて、早すぎない展開・見どころの多さがコナン作品の中でも頭ひとつ出てて良かった。コ哀成分多め、博士のクイズの
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.7

 朝子が狂いすぎてて最高。恐ろしいくらい面白い。
 主演2人の演技が凄まじすぎる。。特に東出昌大が凄すぎて怖い。

エゴイスト(2023年製作の映画)

2.6

 身勝手な愛と「ごめんなさい」が繋がっていく脚本が素晴らしかった。
 映像としても鈴木亮平、宮沢氷魚のそれぞれに画力があって見応えがありました。

オットーという男(2022年製作の映画)

4.1

 めちゃくちゃ良かった。ずっと笑えてかつ感動する映画。 
 特にオットーが倒れて入院して、「ハート」が大きすぎると伝えられたときは一番笑いながら泣いた。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.9

 元の黒澤明「生きる」も同様、味わい深いいい映画。