星降る夜にあの場所でさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

星降る夜にあの場所で

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亀も空を飛ぶ(2004年製作の映画)

4.7

崇敬するIホール初代総支配人様⑧

戦下における男の見境なき壮絶な卑劣さをまざまざとつき付けられる秀作。
この鬼畜的行為には吐き気すらもよおす…
こういった現実を目の当たりにすると、神の存在を真っ向か
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スヌーピーとかぼちゃ大王/ハロウィンだよ、チャーリー・ブラウン(1966年製作の映画)

4.0

コミック『ピーナッツ』の中で大好きなエピソードの一つ。
30分足らずの作品です。
レンタルも出来るようですし、一度ご覧になってみて下さい。

本作品を鑑賞しないと、この前にupした『かぼちゃ大王』の深
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かぼちゃ大王(1993年製作の映画)

4.3

崇敬するIホール初代総支配人様⑦

常々思っていることがあります。
人はいくつになっても死ぬまで子供なんだと。
知識が増えようが、
仕事や結婚等で何かの責任を負おうが、
俗に言われる大人の対応をしよう
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だれのものでもないチェレ(1976年製作の映画)

4.5

崇敬するIホール初代総支配人様⑥

夕陽で始まり夕陽で終わる。
始まりと終わりの空の色が全く違う。

話の流れと墓石に刻まれた数字から第一次世界大戦に敗戦し、やむなく受諾させられたトリアノン条約締結後
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旅芸人の記録(1975年製作の映画)

4.7

崇敬するIホール初代総支配人様⑤

37年前の初見時は小僧だったので、何が良いのか全く分からなかった。
退屈過ぎて途中退室し、ロビーでジュースを飲んだのを覚えています。
『大人にならんと、この映画は分
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激怒(1936年製作の映画)

4.4

手持ちソフトでラング作品ちょこちょこ再鑑賞中②

他人はもちろん本人でさえも抑えられずに最後まで消えることがないであろう燃えさかる【激怒】が…

期待を裏切りませんね♪

飾窓の女(1944年製作の映画)

4.2

手持ちソフトでラング作品ちょこちょこ再鑑賞中①

いいなぁ~
やっぱラングは何回観ても飽きない。

ヴェラの祈り(2007年製作の映画)

4.5

ズビャギンツェフ、マイベスト★

自分が満たされている愛情表現が、相手の心を満たしているとは限らない…
これ、既婚者・カップルは観ておきたい作品。

皆さんは経験したことがありませんか?

・こんなに
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結婚しましょう(1951年製作の映画)

3.9

手持ち放置ソフトにて初鑑賞。

よくあるマリリン釣り作品?の一つ(笑)
可もなく不可もなくで進行していきます。
評価3・5ぐらいかなぁと思いながら観ていたのですが、
最後の最後に明かされるちょっといい
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人生は琴の弦のように(1991年製作の映画)

4.3

崇敬するIホール初代総支配人様④

火と水…

絶望の淵から夢と希望を与えるための残酷な偽りは、
これしかないとも言える深い愛情表現だった…
この愛情は代々少しずつ形を変えて受け継がれていくことだろう
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チャップリンからの贈りもの(2014年製作の映画)

3.0

やはりタイトルから気になってはいたが、結局劇場鑑賞をスルーしていた作品。

DVDで初鑑賞。
ん~…
ノーコメントで。

モスクワは涙を信じない(1979年製作の映画)

3.6

テレビで放送していたので再鑑賞。
いま観ると確かにアメリカが好きそうな作品。
本作に影響されたいくつかのハリウッド映画があることに納得。
初見の時はもっと楽しめた気がするのですが…
ロシア映画好きの方
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アントニアの食卓/アントニア(1995年製作の映画)

4.5

崇敬するIホール初代総支配人様③

『シベリアーダ』絶賛の私ですが、本作品は確か女性がメインの4世代叙事詩だったと思います。
シベリア―ダや1900年と違って所々にさりげないユーモアが盛り込まれていま
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森の中の淑女たち(1990年製作の映画)

4.5

崇敬するIホール初代総支配人様②

過去劇場で3回ほど鑑賞。
レビューの数からすると余り知られていないのか?
老女映画の秀作だと思います。

人生の黄昏時は誰にでも訪れます。
この作品も一度は観ておき
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フィオナの海(1994年製作の映画)

4.3

崇敬するIホール初代総支配人様①

祖父に連れられて、Iホールで初めて観た作品はブレッソンの『白夜』。
亡くなるまで、この劇場に足を運び
私はそれにくっついて行ったという具合です。

先日本家に遊びに
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アンネの日記(1959年製作の映画)

4.0

『ポセイドン・アドベンチャー』繋がりで再鑑賞。

未見の方は、やはり一度は観ておきたい作品ではないでしょうか。
例の窓の使い方が秀逸。

ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

4.1

『君の名は。』を鑑賞した劇場で上映されていたので、
ついでと言ってはなんですが再鑑賞。
改めて観てみるとセットが凄いですね。
来ると分かっていてもやはりハックマンの自己犠牲シーンには痺れました。

大乱戦(1972年製作の映画)

3.1

初鑑賞。

ルイ・ド・フュネスは小型爆弾ですね。
上手に爆発させないと、壊しちゃいけないモノまで破壊してしまう…
本作のフュネスは、ちとクドイ。

大頭脳(1968年製作の映画)

4.0

初鑑賞。

ニーヴン 、ベルモンド 、ウォラックの息がピッタリです。
もう最高でした♪

ミスター・グッドバーを探して(1977年製作の映画)

3.8

待ちに待っていた『ジャニス リトル・ガール・ブルー』鑑賞。
ファンとしてはスクリーンに映し出される彼女の姿を観ているだけで込み上げてくるものが抑えきれなくなります…

Janis!Love♪ Uh~K
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クリスマスに雪はふるの?(1996年製作の映画)

4.3

最近、邦画ばかり観てました。
観だすと止まらなくなりますね(笑)

先日レビューした『あの夏の子供たち』繋がり。
ストーリーの父親役のモデルになったアンベール・バルザンがプロデュースした作品。

現代
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1票のラブレター(2001年製作の映画)

4.5

夏ですね~⑱

大好きな作品の一つです♪

選挙管理委員会の要請で票を集めに奔走するひたむきで質樸な少女の理想と使命感を押し潰そうとする無慈悲なエピソードの数々が、
睡眠時間を削って島の道案内に振り回
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少女は自転車にのって(2012年製作の映画)

4.7

夏ですね~⑰

必見の傑作です!(本作に関してはチラシの文句に偽りなし)
ハイファ・アル=マンスール監督恐るべし!
女性監督だからこそ、描けた内容。

少なくとも、この作品のセレクトには伝承された高野
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カラー・オブ・ハート(1998年製作の映画)

4.1

テレビにて久しぶりに再鑑賞。

製作された時代よりも、現代は遥かに彩り豊かな世界になっているのかもしれません。
しかし、実際は本作品で表現されていた白黒の世界よりも濃い白黒の世界に感じるのは私だけでし
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プロヴァンス物語/マルセルのお城(1990年製作の映画)

4.4

父の時には不十分だったので、いつ【その時】が来てもいいように心の準備をしなくては…
と思っているのですが、出来ないんですよね。
イメージだけでやっぱり苦しくなるわけで…

今年で、78歳になる母。
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プロヴァンス物語 マルセルの夏(1990年製作の映画)

4.2

夏ですね~⑯

随分前に観たっきりですが、強烈に覚えています。

夏休みに父の実家がある秋田に行くと帰りたくなくなるんです。
寝るのが惜しくなるほど毎日が楽しくて、帰る日には毎回駄々をこねていました。
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ルナ・パパ(1999年製作の映画)

4.2

『ツバル』繋がりで思い出し

本作でのチュルパンちゃんはもう反則的な可愛さです。
なんでしょう?日本人といってもそれほど違和感(父の故郷秋田では彼女のようなルックスを見かけます)を感じない親近感がある
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海洋天堂(2010年製作の映画)

4.5

夏ですね~⑭

父と息子の親子愛を描いた作品にめっぽう弱い私。
何度観ても素直に泣けます。

そう言えば、『少林寺』を観ながら亡き祖父がこんな事を言っていた。

『この役者の運動神経はずば抜けとるわ。
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ツバル(1999年製作の映画)

4.8

夏ですね~⑬

夏ですね~と題し思い出した作品を気まぐれに書いて参りましたが、今後も含めて私が最も皆さんにお薦めしたい作品になるかと思います。

調べてみたところレンタルもされているようです。
動画配
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あの夏の子供たち(2009年製作の映画)

4.4

夏ですね~⑫

私の中では海外の若手女性監督注目度№1☆
ミア監督2作目の作品ですね。
公開当時劇場で観たのみ。

アンベール・バルザンの家族がモデルになっています。

父の生前・死後の色調変化の境界
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最後の晩餐(1973年製作の映画)

4.3

世界最高峰ののグルメ映画であり映画史上最高の集団自殺映画。
ちっとも大げさな感想ではありません。

自ら命を…などとは一度も考えたことはありませんが、これだけ強烈に男の浪漫と哀愁を見せつけられて手招き
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ファントマ/電光石火(1965年製作の映画)

4.0

随分前にシリーズ1作目を観てハマってしまい、残りの2作品を観よう観ようと思いつつすっかり忘れていました。

たまたま【ザ・シネマ】さんで放送していたので録画して初鑑賞。
こちらはシリーズ2作目。
ん~
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太陽(2005年製作の映画)

4.0

陛下の~お気持ち~を拝聴させて頂き、どうしようもなく胸が熱くなり昭和天皇の~お気持ち~を久しぶりに聞きたくなりました。
公開初日に劇場鑑賞し、今回で3回目の鑑賞です。

今から10年以上前の作品である
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ギャングバスターズ(2012年製作の映画)

3.8

夏ですね~⑪

マフィア映画大好き人間なので、ギャングの文字につられて全く期待せずに鑑賞したのですが、思いのほか楽しめた作品だったと記憶しているのでご紹介しておきます。

ぶっ飛んだ内容なのですが、車
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女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

4.2

『十字路の夜』の大どんでん返し繋がりで思い出す。

覗いたところ、私の数少ない貴重なフォロワーさんどなたもご覧になっていないようなので…

皆さんがインド映画に描いているイメージが完全に払拭されます。
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