星降る夜にあの場所でさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

星降る夜にあの場所で

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誓い(1981年製作の映画)

4.3


漢たちも男子力を磨くべし(笑)⑥

本作品の3/4はマーク・リー&メル・ギブソンとその仲間たちによる爽やかな青春映画。
主人公2人は陸上大会(1位と2位)で出会い、急速に友情を育んでいきます。
残り
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ヤコブへの手紙(2009年製作の映画)

4.2


星降る夜に押し入れ探検隊③

購入放置状態のものを劇場鑑賞以来の再鑑賞。
はい、号泣(/_;)
こういうお話に耐えうるだけの高さが、私の涙腺防波堤にはないのです。

何度レビューを書いても実体験がリ
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.0


友人との会話で思い出し

Boy Meets Boyのお話。
ドロドロしたいやらしさ皆無で実に爽やか♪

主人公が盲目であることがとても良いアクセントになっています。
アクセントという表現には少し語
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ライトスタッフ(1983年製作の映画)

4.0


漢たちも男子力を磨くべし(笑)⑤

フォロワーであるエリオットさんのレビュー『ワンダラーズ』で思い出し。

政府に利用される猿には成り下がらず、自らの意志で自殺行為ともいえるとんでもないチャレンジを
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.8


『そして船は行く』に続けて、本作品と『恋のためらい』が例の大好きな楽曲が美しく使われている作品ベスト3。
普通はナイトシーンで使われるのですが本作は朝。
このメロディは朝でも全く違和感ありません。
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そして船は行く(1983年製作の映画)

4.8


先日、興味をそそられていたのにも関わらず大阪の映画祭ということもあって観ることが出来なかった『ラブリー・マン』をTIFF2016で鑑賞することが出来た。
予想通り私好みの作品だった。
その中で、大好
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バラキ(1972年製作の映画)

4.2


星降る夜に押し入れ探検隊②

そう言えば、これupしてませんでした。
マフィアもの好きには堪らない逸品。
アメリカに一大センセーショナルを巻き起こしたジョゼフ・ヴァラキの証言をかなり忠実に映像化して
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グリニッチ・ビレッジの青春(1976年製作の映画)

4.1


星降る夜に押し入れ探検隊①

整理しようと思いながらも面倒なので手を付けられないでいる大好きな空間の中で、ゴソゴソと手に取ってはその作品のお気に入りシーンなんかを思い出しながらニヤニヤしている私は、
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ラスト・オブ・モヒカン(1992年製作の映画)

4.8


漢たちも男子力を磨くべし(笑)④

マイケル・マン不動のスーパーマイベスト!!!

急に観たくなって購入放置してあったBlu-ray開封して本日久し振りに再鑑賞。
劇場で7~8回は観ました。
はい
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カインド・ハート(1949年製作の映画)

4.2


この作品は30年近く前(私が最も映画を観ていた時期)友人と何かとの2本立てで鑑賞したのは覚えているのですが(友人と電話で話したところ全く別の作品だったことが発覚。自分の記憶の不確かさに呆れます(笑)
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西洋鏡 映画の夜明け(2000年製作の映画)

4.0


友人より返却されたのですが買った記憶がないのですが、内容ははっきりと覚えていました(笑)

史実から着想を得て、1人のイギリス人映写技師(レイモンド)と活動写真に魅せられた中国人の写真家(リウ)との
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リリア 4-ever(2002年製作の映画)

3.9


エミリーの未来で、【女】であることを優先する母親繋がりで。

エミリーの未来のレビューを書いている途中に思い出す。
リリアは前記した母親に捨てられてしまう。
ここから、とんでもない人生が彼女を待ち受
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エミリーの未来(1984年製作の映画)

4.0


崇敬するIホール初代総支配人様㉜

やむなく諦めた自分の夢を叶えてしまった娘に嫉妬する母親。
娘の少なくない男性遍歴に不信感がつのるばかりの父親。
その祖父母に預けられている4歳の孫(エミリー)。
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SOUL RED 松田優作(2009年製作の映画)

-


はじめに、このレビューはちょっと長く(それでも1/5以下に削ってはみましたが)、何度も削除編集したため文章の接続や脈略が不自然な部分があることを始めにお断りしておきます。
優作さんに興味がない方以外
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シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛(1973年製作の映画)

4.0


漢たちも男子力を磨くべし(笑)④

GFで胸毛の濃さは確認できたジェームズ・カーンですが、余り映らなかったモサモサと生い茂る背中の毛の凄さが本作では確認できます。
この人、まだ進化の途中なのかな?
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さすらいのカウボーイ(1971年製作の映画)

4.8


漢たちも男子力を磨くべし(笑)③

漢★映画の超お気に入り作品
ここ10年は美しい高画質映像なんて当たり前になってしまい、映像に特筆すべき魅力を全く感じなくなってしまった。
それゆえ、何度観てもこの
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インディアン・ランナー(1991年製作の映画)

4.3


漢たちも男子力を磨くべし(笑)②

公開当時、BOSSの大ファンなので[Highway Patrolman]の歌詞まんまの内容に痺れ、衝撃的な完成度の高さに鳥肌が立った。
状況は全く違えど普通の幸せ
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バタシの鬼軍曹(1964年製作の映画)

4.1


漢たちも男子力を磨くべし(笑)①

ドンパチがないお気に入りの戦争映画♪
流動的な情勢に関わろうとしない頑な姿が滑稽でありチャーミングな鬼軍曹(リチャード・アッテンボロー)主人公。
この認知度の低さ
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ヒロシマナガサキ(2007年製作の映画)

4.5


崇敬するIホール初代総支配人様㉛

如何なる戦争映画を以てしても、この作品の生の証言には決して及ばない…
男性が見ても恐ろしくて目をそむけたくなるシーンも…
私の中で今までもこれから先も、最も影響力
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ペッピーノの百歩(2000年製作の映画)

4.1


レビューで何度か書いていますが、私はゴッドファーザー・シリーズ(以後GF)の熱狂的なファンです。
間近に迫ったある名優の命日を目前に控え、レビューをお休みして彼が出演した全作品を再鑑賞中のさなかでも
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制服の処女(1931年製作の映画)

4.0


私が書いている【崇敬するIホール初代総支配人様】シリーズの岩波ホール初代総支配人こと高野悦子さんの姉貴分で世界的な映画人~マダム・カワキタ~こと川喜多かしこさんが、ベルリンの映画会社の試写室で感動し
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戦火を越えて(1965年製作の映画)

4.3


主人公の中年農夫が、戦争で負傷し入院していると手紙が届いた息子の見舞い(妻は連れて帰って来いという)に行くところから始まります。
この親父さん、自分の目で息子の安否を確認しないと気が済まないタチであ
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ミナ(1993年製作の映画)

4.3

この作品も押し入れで発見。
久しぶりに再鑑賞。
私は男ですが、これ好きだったなぁ~
公開当時、観終わった後、世界中の寂しい女性をこの手で抱きしめてあげたい!(←病気ですね(笑))なんて考えていると、
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秋のソナタ(1978年製作の映画)

4.0

崇敬するIホール初代総支配人様㉚

演出やカメラワークに関しては、ベルイマンの他作品と比べて本作品が特に優れているわけではないと思います。
彼にとっては普通の事。
称賛すべきは何といっても脚本の凄さ。
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母たちの村(2004年製作の映画)

4.2

崇敬するIホール初代総支配人様㉙

単なる男のエゴによって続けられてきた超絶に愚かで卑劣な慣習(FGM)の廃止をテーマにした秀作。
しかしこの監督は強烈な作品ばかり撮りますね~

ナンセンスなことなの
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サラエボの花(2006年製作の映画)

4.0

崇敬するIホール初代総支配人様㉘

イスラム教は自殺を禁止している。
主人公が受け続けていた行為は死ぬ以上の苦しさであったに違いない。
彼女は決して死ぬのが怖かったわけではなく、コーランの教えに従った
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今日から始まる(1999年製作の映画)

3.9

崇敬するIホール初代総支配人様㉗

マスコミで取り上げられる数は減ってきているがまだまだ日本でも深刻な問題。
幼稚園の園長を主人公にした子供を取り巻く環境と社会問題がテーマになっています。
この作品の
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白い風船(1995年製作の映画)

4.2

所有ソフトで再鑑賞。

私が子供の頃、祖母が見せてくれた風船を使ったマジックに心底驚いた記憶が甦る。
今となっては何でもないことなのですが(笑)
膨らませた風船にセロテープを貼ると、そこに針を刺しても
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心の香り(1992年製作の映画)

4.0

中国繋がりで、思い出し。

この作品も好き♪
もう前半部分でおそらくこうなるんだろうなぁ~
とオチが分かっていても泣ける作品ってありますよね。
本作品もそんな作品の一つです。
今更ながら中国の自然、建
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乳泉村の子(1991年製作の映画)

4.3

崇敬するIホール初代総支配人様㉖

Iホールで観たシェ・チン作品は、
「芙蓉鎮」より本作品の方が圧倒的に好き!
今ではすっかり聞かれなくなった中国残留孤児をテーマにした母と子と養母(中国人)のヒューマ
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芙蓉鎮(1987年製作の映画)

3.8

崇敬するIホール初代総支配人様㉕

文化大革命前後の中国のとある村で、移りゆく時世に翻弄された女性の人生を描いた巨匠シェ・チンの代表作の一つと言われていますが、個人的にはそれほど…なんですよね(笑)
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玻璃(ガラス)の城(1998年製作の映画)

4.6

崇敬するIホール初代総支配人様㉔

私、この作品大好きなんです♪
思い出すだけで、もう胸が高鳴っちゃうのです。
サントラも買っちゃいました。

忘れられない想いがあり
決して許されない愛もある
止めら
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明日、陽はふたたび(2000年製作の映画)

4.2

崇敬するIホール初代総支配人様㉓

女性監督ならではの…いや…
かなり感受性が強い女性監督ならではの秀作です。

地震がおこった【起】環境から【承転結】への繋ぎ方がステレオタイプではありません。
普段
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シシリアン(1987年製作の映画)

4.2

パッケージが酷い…
このレビュー数はそのせいなのかな…
チラシは格好良かったのに…

チミノが描く男の美学ムンムンの秀作!
実話がベース(原作が原作なだけに、かなりゴッドファーザーを意識した作りになっ
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家の鍵(2004年製作の映画)

4.0

崇敬するIホール初代総支配人様㉒

まずこの作品を観るにあたっての情報として、他サイトのレビューで勘違いされていた文章をいくつか見かけたので。
障害者の息子は、アスペルガー・シンドロームでもあるという
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クレアモントホテル(2005年製作の映画)

3.9

崇敬するIホール初代総支配人様㉑

この作品は完全に個人的な感想になりますが、
自分の母親にだけは、絶対にこんな思いをさせたくない。
ただこの一点に尽きる。