星降る夜にあの場所でさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

星降る夜にあの場所で

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サンタクロースになった少年(2007年製作の映画)

4.2

皆さん今晩は★
本日はフィンランドにお住まいのニコラスさんとお電話が繋がっています(同時通訳を介してお送りします)。

もしもし、ニコラスさんでいらっしゃいますか?

『はい、ニコラスです。こんばんは
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偶然の旅行者(1988年製作の映画)

4.0

ジーナ・デイヴィスがキッチンでフライパンを洗いながらノリノリで歌う[I'm Gonna Lasso Santa Claus]が可愛いのでご紹介♪


ローレンス・カスダンが書いた脚本の中では最高傑作で
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港々に女あり(1928年製作の映画)

4.1

渋谷で大々的なホークス特集やってるみたいですね。
近くに住んでたら毎日通うのに…
上映スケジュールを調べたら1/13まで開催されるのに本作品は明日がラスト上映のようです。
アナウンスをかねてのup。
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メン&チキン(2015年製作の映画)

3.9

BS朝日で伊藤若冲のドキュメンタリーを観ていて思い出し

いきなり本作と関係ない話で申し訳ない<m(__)m>
ここ何年で徐々に確信へと変わりつつあるのですが、やはり私は完全にカラーよりもモノクロの美
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奥様は魔女(1942年製作の映画)

4.0

今、BS朝日でドラマ版「奥さまは魔女」が放送されているようですね。
母が録画して観ていたので、懐かしくて一緒に見入ってしまいました。

こちらは、本家ルネ・クレールの映画版。
テレビ版とはかなり内容は
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故郷の香り(2003年製作の映画)

4.1

「悲しみは星影と共に」に出てきたガチョウで思い出し。

大好きな作品「山の郵便配達」の監督作品。
これも個人的に泣けた…
自ら沸き起こってきた恋心を最後まで貫き通せなかった男と如何なる状況下に置かれて
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悲しみは星影と共に(1965年製作の映画)

4.7

購入放置ソフトにて。

観たいレベルを5段階に分けた個人作品リストの最高レベルにあった作品の1つだけに期待値MAXの状態で鑑賞。

にもかかわらず、結果…全く期待を裏切ることなく大号泣(しかも号泣時間
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ショタール商会(1933年製作の映画)

4.3

ルノワールが最も多く作品を制作した1930年代で、唯一本人以外が書いた脚本で撮ったコメディ。
しかも製作者が脚本を書いているということで鑑賞前に一抹の不安が…
タイトルバックの終わる数秒前にメンデルス
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ブレージングサドル(1974年製作の映画)

4.3

「パリ大混戦」のルイ・ド・フュネスの小ネタで思い出し。

ひょんなことから、とあるの町の保安官に任命された黒人奴隷が巻き起こすハチャメチャ・コメディ。
次から次へとバンバン飛び出す小ネタと下ネタ&差別
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パリ大混戦(1968年製作の映画)

4.2

ザ・シネマにて初鑑賞。

私の中では完成度の高さにおいてチャップリンのパンのダンスのアイデアに匹敵するのではないかと思う有名なワンシーン(YouTubeでは観てました)を本編の中で観れて大感激♪
この
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殺しを呼ぶ卵(1968年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最近の鳥インフルエンザで思い出し

とにかく、1にニワトリ、2にニワトリ…主人公はニワトリ?(笑)
妻に劣等感を抱くちょっと危ない性癖をもった男が、同居していた妻の姪にイカれてしまい妻殺しを目論むので
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シェラマドレの決斗(1966年製作の映画)

4.0

漢たちも男子力を磨くべし(笑)⑧

HD画質にて再鑑賞。
所有のVHSとは雲泥の差。
VHSではそれほど顕著ではなかったラッセル・メティの素晴らしい仕事っぷりに驚かされました。
孤児だった自分(白人)
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太陽の少年(1994年製作の映画)

4.5

昨夜の「玲玲(リンリン)の電影日記」の主演者 シア・ユイ繋がりで思い出し。

ジョージ・ルーカスの作品になぞらえるなら、紛れもなく~香港グラフィティ~の傑作の1つ。
GFパート3のラストシーンでも使用
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玲玲(リンリン)の電影日記(2004年製作の映画)

4.8

星降る夜に押し入れ探検隊21

昨夜再鑑賞。
もう大・大・大好きな作品。
このサイトを利用し始めた当初は評価のみでレビューは書いていませんでした。
この作品を観て好きになってくれるフォロワーさん居ない
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貴族の巣(1970年製作の映画)

4.7

星降る夜に押し入れ探検隊⑳

ルノワールの「ピクニック」の設定を、庶民から貴族に置き換えて秀逸に肉付けしたような傑作!
ヴィスコンティの世界観への影響をコンチャロフスキー自ら言及していますが、【美】と
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群衆(1941年製作の映画)

4.6

星降る夜に押し入れ探検隊⑲

中立法によって欧州での戦争に関与していなかった米国が、本作品公開の2か月前に武器貸与法を制定することで事実上の参戦となる。
単にマスメディアと政治家たちによる新党設立の企
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トランザム7000(1977年製作の映画)

4.1

星降る夜に押し入れ探検隊⑱

世界に誇りたい我が国の名作「トラック野郎」シリーズに対抗するかのようなこの作品。
トラック野郎たちの硬いネットワークは負けてません♪
内容の濃さでいったらやはり「トラック
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未知への飛行(1964年製作の映画)

4.4

星降る夜に押し入れ探検隊⑰

今年、「シン・ゴジラ」が話題になりましたね~
こちらは、あってはいけないまさかのバッド・エンドです。
人によっては本作品の方が数倍好きなんて方もいらっしゃるかもしれません
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持参金のない娘(1984年製作の映画)

4.3

星降る夜に押し入れ探検隊⑯

純粋にそして一途に、幸せになれる事を夢見ながら湧き上がってきた恋心をしっかりと抱き締め続けてきた没落貴族の娘のお話。
女性を高価なアクセサリーのようしか扱うことが出来ない
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アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶(2003年製作の映画)

4.5

星降る夜に押し入れ探検隊⑮

再鑑賞★

何度か書いていることですが、GFシリーズは別格として私のオールタイム・ベスト・ムービーはルノワールの「ピクニック」です。
そもそも「ピクニック」に惹きつけられ
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The Godfather Family: A Look Inside(原題)(1990年製作の映画)

5.0

取り敢えず☆

For he's a jolly good fellow, for he's a jolly good fellow
For he's a jolly good fellow ~, w
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逢びき(1945年製作の映画)

4.2

ロバート・アルトマンで思い出し(アルトマンのドキュメンタリー観た方なら御理解頂けるかと)

こういう作品を観ると、携帯電話の登場が恋愛映画にとってはマイナスに作用しているよなぁ~とつくづく思うのは私だ
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天使の詩(1965年製作の映画)

4.2


星降る夜に押し入れ探検隊⑭

この作品を鑑賞中、サトウハチロ―さんが書いた「悲しくてやりきれない」の歌詞が延々と頭の中に流れ続けていた。
今、見返してもおそらく同じ症状になるだろう。
やっと、母親に
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クレーヴの奥方(1999年製作の映画)

3.8


星降る夜に押し入れ探検隊⑬

ストーリーはかなり好みなんですが…
何でしょう?
ペドロ・アブルニョーザに対するオリヴェイラの気遣いなのでしょうか?
スポンサーの指示なのでしょうか?
何度か長尺で映し
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悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)

4.6


星降る夜に押し入れ探検隊⑫

もうこれは、風格さえ漂う逸品ですね。
安定のメロドラマに加えて人種差別と親子の確執を絡めて描かれています。
しかも人種差別の九腸寸断を親子間で提示して見せてしまうのです
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マリアの恋人(1984年製作の映画)

3.6


星降る夜に押し入れ探検隊⑪

悪い形でアメリカ資本が影響してしまった実に勿体ない作品。
所々に私が好きなコンチャロフスキーだなぁ~と思わせるカットが存在するのですが、如何せん必要ないだろうと思わせる
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約束 ラ・プロミッセ(1999年製作の映画)

4.6


星降る夜に押し入れ探検隊⑩

意図的に、ここ泣くとこですよ~が皆無。
「海を飛ぶ夢」のような重苦しさはなく、
「最強のふたり」のようなイカニモ…的な感じもない。
主人公二人の関係は、「グラントリノ」
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.5

先日、とあるカフェの窓際で降りしきる雨を眺めていて本作品を思い出した。
何度も観ている大好きな作品の1つ。

オープニングからもう素晴らしすぎる。
カメラは空というより雨目線で撮られているので、落ちて
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ガラスの墓標(1969年製作の映画)

4.0


星降る夜に押し入れ探検隊➈

当時二十歳前後だったバーキンのオールヌードがかなり話題になったようだが、やっぱりこの作品はゲンズブールの魅力に尽きる。
アメリカで言えばこの映画と同年に製作された『イー
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ジプシーは空にきえる(1976年製作の映画)

4.0


星降る夜に押し入れ探検隊⑧

男が女にのめり込み過ぎたことで悲劇的な末路を辿ることになる…といった単純明快なストーリー。
しかし、そのストーリーを覆っている音楽がやけに情熱的で官能的な厚みがある。
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魚が出てきた日(1967年製作の映画)

3.9


星降る夜に押し入れ探検隊⑦

日本人が見たら(特に70代後半の方)、
あんたら、たいがいにせいよ!
と一言言いたくなるであろうブラックコメディ。
それでも、こういった核兵器保有に対しての警鐘的作品は
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バード★シット(1970年製作の映画)

4.7


アルトマン…アルトマン…
どの作品を選ぼう…
やっぱりコレか?
コレしかないだろ!

アメンリカン・ニューシネマ(以後ANC)のキング・オブ・シュールであり、【人と鳥】【夢と幻想と現実】の果てしなく
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いぬ(1963年製作の映画)

4.7

星降る夜に押し入れ探検隊⑥&
漢たちも男子力を磨くべし(笑)⑦

再鑑賞♪
メルヴィルの中では珍品にカテゴリーされるであろう秀作。
ウザったい説明的な台詞を書いてしまう脚本家必見ですね。
説明的な台詞
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ビッグ・ヒート/復讐は俺に任せろ(1953年製作の映画)

4.5

手持ちソフトでラング作品ちょこちょこ再鑑賞中④

何度観ても素晴らしいの一言に尽きます。
安定の面白さ。
ラングは絶対に期待を裏切らないのだ☆彡

ヴァン・ゴッホ~最期の70日~(1991年製作の映画)

4.0

星降る夜に押し入れ探検隊⑤

『愛の記念に』『悪魔の陽の下に』に共通して、本作品もやはり主人公がどこか精神が破綻している。
死ぬ間際のゴッホの日常を描いた作品で、アルトマンやミネリの作品のようなドラマ
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カフェ・オ・レ(1993年製作の映画)

4.0

星降る夜に押し入れ探検隊④

最初から最後までコメディタッチで展開していくので、がっつり組み込まれているはず人種差別、宗教、社会的身分の違いなどが観ていて少しものし掛かってこない。
この演出力はもっ
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