【第79回ヴェネツィア映画祭 監督賞、マルチェロ・マストロヤンニ賞】
『君の名前で僕を呼んで』ルカ・グァダニーノ監督新作。カミール・デアンジェリスの同名小説を原作とし、プレミアされたヴェネツィア映画祭>>続きを読む
【1990年キネマ旬報日本映画ベストテン 第9位】
吉本ばななの同名小説を『東京兄妹』市川準が映画化した作品。タイトルロールのつぐみを演じた牧瀬里穂が評判になり、キネ旬や毎日、ブルーリボンなど新人賞を>>続きを読む
【1976年キネマ旬報外国映画ベストテン 第8位】
テレビ映画として製作されたフェリーニ監督作品。ヴェネツィア映画祭に出品され最優秀イタリア映画賞を受賞、NBRで外国語映画賞を受賞した。
道化師につ>>続きを読む
宮崎駿の最新作。予告編、主題歌、声優、内容の全てが隠されたまま公開された。
要素が多くかなりとっ散らかっているのは確かだが、それらを力技でまとめ上げている。なんだかんだで泣かされたし、アニメ表現が素>>続きを読む
【第61回アカデミー賞 助演女優賞受賞】
『スターウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』シリーズの脚本やベルリン映画祭金熊賞『わが街』の監督などで知られるローレンス・カスダン監督作品。原作はアン・タイラ>>続きを読む
【1960年キネマ旬報日本映画ベストテン 第4位】
木下惠介中期の作品。深沢七郎の同名小説を映画化した時代劇。白黒の画面に部分的に彩色するという技法をとった実験作。戦国時代の笛吹川近くに立つ家を主な舞>>続きを読む
【第75回カンヌ映画祭 短編コンペ出品】
『ロングデイズ・ジャーニー』『凱里ブルース』など今注目の新人監督ビー・ガンの短編。
映像がとにかく美しい。ビー・ガンはもうそれに尽きるんだけど。びっくりする>>続きを読む
【第73回ヴェネツィア映画祭 監督賞】
『エリ』でカンヌ映画祭監督賞を受賞したメキシコのアマト・エスカランテ監督作品。三大映画祭のうち二つで監督賞をとっているのは凄い。
ヴェネツィアは変な映画ばっか>>続きを読む
【第70回ヴェネツィア映画祭 監督賞・男優賞】
長編2作目にも関わらず、ヴェネツィア映画祭で二冠に輝いた「ギリシャの奇妙な波」に連なる作品。
クオリティは高いと思うが僕は嫌い。強固なストーリーテリン>>続きを読む
全編パソコン画面で進む構成が話題になった『Search/サーチ』の続編。とはいえストーリー上はほぼ繋がりはなく、監督も代わっている。主演は『ザ・スーサイド・スクワッド』やドラマ『ユーフォリア』のストー>>続きを読む
【第85回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞受賞】
サンダンス映画祭でプレミアされ、NBRやBAFTAなどのドキュメンタリー映画賞を受賞、その勢いのままアカデミー賞でも受賞した。
よくある歌手>>続きを読む
台湾の短編。はぁ…尊い…それしか言葉が出てこない…
夏の日差しが眩しい爽やかな理系男子と文系男子のBL。歌の歌詞がリンクするラストも切ない。言えなかったのは好きだという証。
主役の美少年二人みてる>>続きを読む
イランの短編。女性の格好をしたい男の子の話。
子供を使ったあざとさは感じなくもないし、リアリティはないと思うがよかった。
イスラム教圏でLGBTQをポジティブに描いているというだけで評価に値する。>>続きを読む
イタリアの短編。少年たちの日常を描いたつもりだろうが、ただ展開もなく映せばいいってもんじゃないんだよな…何?って感じ。
ポーランドの短編アニメ。光沢のある質感表現、何とも言えない哀愁が漂う独特の作品。けっこう好きかも。
イランの短編。いとこが謎の自殺を遂げ、その真相を探るべく故郷の村へと帰るが…
明らかになる真相はあまりに辛い。イランにおける女性の抑圧を切実に訴えた優れた作品。撮影も素晴らしい。
スペインの短編。声帯を切除し発声器をつけるがなかなか人前で話せない父、自身のセクシャリティで揺れる少女を描いている。
モチーフはいいし、言いたいことも分かるがパッとしない。
イスラエルのノンフィクション短編。海岸に突如現われた巨大な鯨の死骸を映した作品。
まずその絵面が強烈でインパクトがある。都会からわざわざ見に来たり、ニュースの取材にきたりとその周りには人々が集まって>>続きを読む
ドイツのノンフィクション短編。ポストイットアートに取り組むアーティストを描く。身近なものでこんなにアートになるんだ。映画というよりCMっぽいけど。
フランスの短編アニメ。独創的で美しい作品だった。
皆既日食により地球が滅びるという世界で、太陽と月と交渉する交渉人が派遣されるが…
「最後の手段は誰もが一番最初に思いつくこと」として暴力があげられ>>続きを読む
ポルトガル・フランス合作の短編アニメ。「ピンクジャケット」と呼ばれた実在の政治犯ホザ・カザコを、そのままピンクジャケットと衣服の世界を通して描いたミュージカルアニメ。
可愛らしい表現とは裏腹の歌詞が>>続きを読む
フランスの短編アニメ。可愛くてファンシーな世界観、かと思ったんだけどホラーでしたね。
ロアルドのみている世界、ハエのみている世界が全く異なる。妄想症のハエって書いてあるけど、ハエがみているのは荒廃し>>続きを読む
フランスの短編アニメ。リアルニモみたいな話。訪れる危機に新鮮味も無い。技術はすごいが。
エストニアの短編。ど実験映画だった。バス?電車?の車内の人々が絡み合い、最終的にとんでもない状態に。理解は出来ないけどどうなっていくのか眺めるだけで面白い。嫌いじゃない。
【アヌシー国際アニメーション映画祭2023 短編部門出品】
なんか独特な表現、センスが炸裂していた。デカくて可愛くないネコ!と思っていると最後はちゃんとかわいい。
フランスの短編アニメ。人類が滅亡した世界、二人の幽霊が彷徨う。オシャレなアニメで紡がれるダウナーな友情物語。
【第42回アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート】
『白痴』でドストエフスキー原作にした映画をつくった腕を買われてか、監督をしたのはイワン・プイリエフ。しかし撮影中にプイリエフがなくなってしまったため、>>続きを読む
オーストラリアの短編アニメ。実写と見紛うようなアニメ表現は素晴らしいが、ストーリーも何もない。何が伝えたかったのか分からない。CMみたい。
ヨルダンの短編。各地の映画祭に出品され、22の賞を受賞している。
非常にクオリティの高い作品。イスラム圏におけるトランスジェンダーの扱いというものを再認識させられる。
埋葬に必要な「清浄」を頼むが>>続きを読む
オーストラリアの短編。後半が良かった。
認知症の夫の新しい趣味は銃いじり。毎日繰り返されるジョークにうんざりする妻だったが…
後半あるエピソードを語るが、男は警官だったことはない。「水は冷たかった>>続きを読む
【第81回アカデミー賞 助演女優賞受賞】
ウディ・アレン監督作品。ペネロペ・クルスは前哨戦から助演女優賞を独占、アカデミー賞も受賞した。ゴールデングローブ賞コメディ部門作品賞も受賞している。
ハビエ>>続きを読む
【第95回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞ショートリスト入選】
歌手レナード・コーエンのドキュメンタリー。アカデミー賞ショートリストに入選したがノミネートはされなかった。
「ハレルヤ」という>>続きを読む
ベルギーの短編。シュールで得体の知れない作品だった。面白いセンスでけっこう好き。
小さな肉屋で働く老年女性がある日スクールバスに乗り込み美術館に行く話。
小学校のスクールバスになぜか乗り込んだり、>>続きを読む
【第38回ベルリン映画祭 金熊賞】
『初恋のきた道』などの巨匠チャン・イーモウの長編デビュー作。ベルリン映画祭で最高賞を受賞し、キネ旬外国ベストテンでも第3位に入った。莫言(モー・イェン)の『赤い高粱>>続きを読む
【第36回アカデミー賞 監督賞他全6部門ノミネート】
『或る殺人』オットー・プレミンジャー監督の宗教ドラマ。ゴールデングローブ賞ではドラマ部門作品賞と助演男優賞(ジョン・ヒューストン)を受賞し、アカデ>>続きを読む
【第76回カンヌ映画祭 脚本賞】
是枝監督最新作で、『万引き家族』以来二作ぶりに日本で撮った作品。カンヌ映画祭オープニング作品としてプレミアされ、見事脚本賞と日本映画初のクィア・パルムを受賞した。>>続きを読む