somalさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.3

原作未読
昭和から平成に変わる頃の広島県警と組織暴力のお話
役所広司と松坂桃李のバディムービー
五回観てしまいました…

強烈に残酷な描写が気にならなければ文句無しに面白い
こういった描写は韓国映画に
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

3.9

ボストンマラソン爆破事件で両脚を失った男の再生の物語

同事件を扱った作品は昨年公開されたパトリオット・デイがありますが、人間の弱さや葛藤、身勝手さが描かれているこちらの方が好み

オプラ・ウィンフリ
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.8

アメリカ同時多発テロ後のアフガニスタン戦争時の実話に基づいた作品
ニュースで聞いたときはどんだけ無謀な事をするのかと驚きました

アメリカ万歳映画の範疇になってしまうけれど、ジェリー・ブラッカイマーの
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.8

25年ほど前の実話を基に、ブラックユーモアのスパイスを利かせた作品

「この馬鹿しか登場しない物語」という劇中の台詞の通り、主要人物は全員浅はかで思慮深さに欠けています(本当に何なのこの人達は!!)
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

字幕版
この作品、文芸作品に珍しく、吹替があるんですね😲
俗に言われる腐女子狙いなんでしょうか?

彼にとってはちょっと大人の人であれば男であれ女であれ好きになったのでしょうね
相変わらず声が素敵なア
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.9

IMAX 3D 字幕版

出演者も映像も豪華絢爛なんだけれど、基本的に同じ事の繰り返しなので途中で飽きちゃったよ
思い入れがないと正直キツい
胸焼け気味です

最近、ジェームズ・キャメロンが本シリーズ
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.8

午前十時の映画祭
4K リマスター版

小学生の頃に観て、リプリーも観ていないので、うん十年ぶりの観賞になります

とにかくアラン・ドロンが格好いい
丈が短めなノータックのパンツにドレスシャツというフ
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.9

予告を見たときから気になっていた作品
実話に基づいた作品ですが、盛るところをかなり盛った感じ
安心のソン・ガンホ主演

少しやりすぎの感もありましたが、涙と笑い、サスペンスのバランスが良く、上映時間は
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.8

Filmarks 試写会
有楽座

実話に基づいた作品
自分はこういった話があることを知りませんでした

ジェシカ・チャステインが主演している作品にありがちなのですが、この作品も彼女の魅力に依存してい
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.4

字幕版
結局、IMAX で6回も観てしまった…
採点甘め
この作品を本当の意味で楽しめるのは40代以降なんだろうな…などと思いながら観賞していました

80年代のキャラクターや映画が沢山出てくるし、ヴ
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いぬやしき(2018年製作の映画)

3.8

原作未読
旧日比谷スカラ座で観賞
ここは大劇場の佇まいを残す、都心に残された数少ない場所の一つです

CG 、VFX は粗さも見えるものの、全体としてまとまりのある作品になっていました
佐藤健の行動の
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.2

原作チラ見程度
最初の上の句が公開された際に、千早の身長とキャスティングについて議論されていたのが懐かしいです

安易な漫画やアニメ原作の作品が続々作られる中、このシリーズは最後まで安心して観ることが
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.8

2D 字幕版観賞
前作の大型怪獣vs大型ロボットものから、大型怪獣vs 戦隊ものに…

正直、脚本に穴が多く、ラストもとってつけた感は否めないです
富士山が活火山だったり、設定もかなりいい加減なのです
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.9

あまり評判良くないようですが、ハードルを低くしていたお陰か、自分は楽しむことが出来ました

最近はすっかりアクション俳優になってしまったリーアム・ニーソンてすが、ダークマンの頃に今の彼の姿を想像した人
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.8

旧みゆき座にて観賞
カーペットと座席が新しくなっていて、ちょっと感動

ジェレミー・アイアンズが出演していたのは知っていましたが、シャーロット・ランプリングまで出演していて驚き
脇役豪華すぎでしょ(自
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.8

自分さえ良ければ他人なんてどうでもいいんだろう という、ロシアの社会に向けられた監督の怒りがひしひしと伝わってくる作品でした
ウクライナ侵攻の件は体制に対する批判も込められているのでしょうね

居なく
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.1

どうせイギリス万歳映画なんだろうなと思いつつも観賞
鼻につく感じではなく、ごく自然な感じでした

結末は知っていても、地下鉄のシーンと演説のシーンは胸が熱くなり、辻さんの名前がデカデカとクレジットに出
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娼年(2018年製作の映画)

3.7

原作未読
空いているとはいえ、女性客多めでアウェイ感を味わいながらの観賞
松坂桃李ファンが多いんだろうな…

そういった場面のみを切り出せばほとんどAV だから、何人か出ていったきり帰ってこない人がい
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.9

Filmarks試写会にて
ゲスト 松崎健夫氏
もうひとつのスリー・ビルボードなのかな?
なんて、思いながら観ていました

お姫様って感じだったダイアン・クルーガーってこんな役も出来るのかと驚き、彼女
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.1

正直、主演二人には食傷気味の方が多いと思います
日本でこの時期に公開されるのはグッドタイミングですね

スポットライトの様な作品を想像していたのですが、メリル・ストリープ演じるキャサリンの成長物語の方
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.7

字幕版観賞
1週間以上前に観賞したのですが、レビュー上げる気になりませんでした
トゥームレイダーと同じ日に観たのも悪かったかも知れませんが、この手の作品はお腹いっぱいかな

北米で大ヒットらしいですが
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.7

IMAX 3D 字幕版
先行上映
プレオープンの東宝シネマズ日比谷に行きました

リュック・ベッソンの作品を劇場で観るのはフィフス・エレメント以来
色彩や美術など、ハリウッドのSF大作とはまた違った趣
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.8

予告の『ダイナマイト心中』という言葉のインパクトに惹かれて観賞
着物の帯にダイナマイトを差した尾野真千子さんは綺麗でした
監督は南瓜とマヨネーズの冨永監督

昭和40年代から昭和末期のアングラなエロカ
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.6

字幕版観賞
アリシア・ヴィキャンデルを愛でる作品ですね
腹筋割れていたし、腕にも結構筋肉がついていて役作りの苦労がうかがえました
マイケル・ファスベンダー羨ましい

邪馬台国の卑弥呼にまつわるお話なの
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.4

字幕版観賞
マイベストディズニー・ピクサー作品かも
両隣号泣
もっと単純な話かと思ったら結構捻ってあり、ディズニーの底力を感じました
お客さんの入りはイマイチ

花びらの橋とあの世の世界の美しさはちょ
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.6

原作未読です
ロケ地が川崎らしいので川崎で観賞
工場は浮島と扇島かな?

予告でどんでん返し繰り返すので、オチが途中でわかってしまうのがね…
けれどもまあまあ楽しめました

マツコ・デラックスから顔
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.8

原作好きなので観賞と一応言い訳
漫画を実写化した作品としては上手くいっていると思いました

BL っぽい雰囲気から、坂道のホモロンなどと、口が悪い人から揶揄されていたアニメ
実写は男女三人の友情にシフ
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招かれざる客(1967年製作の映画)

4.2

午前十時の映画祭
昨日、花粉症で観賞をキャンセルしたので再度挑戦。
満席でした。

母親の葛藤と娘に対する愛を演じたキャサリン・ヘプバーンが素晴らしかった。
何か賞を獲っているだろうと調べたらオスカー
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空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.6

原作未読
吹替版を観賞
この作品は字幕で観た方が雰囲気出るんじゃないかな?
空海の偉人伝ではなくて、空海が謎解きをするお話です

序盤、中盤がとにかくかったるくて、眠くて仕方がありませんでした
ラスト
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.6

大変失礼かもしれませんが、上品に振る舞いつつも、不自然に色めき立っていく女学校の先生と生徒が大変滑稽

ちょっとムラムラしすぎじゃないのかな?

若くてイケメンの先生が女子高に配属されたらこんな感じな
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

点数甘め
予告やスチールから、トム・ハンクスとダリル・ハンナのスプラッシュみたいな作品かと思っていたら、大人のためのETでした

言葉を教える件は 「電話」「家」のやりとりを思い出し、ちょっとウルウル
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ブリムストーン(2016年製作の映画)

4.0

やっと観ることが出来ました
本当は他の作品観るつもりだったのだけれど間に合わないや…

作品自体長いし、内容も辛い
しかしながら、謎解きと伏線をばら蒔きつつ進む四章立ての構成は、作品の長さをあまり感じ
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麦秋(1951年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭
劇場では初観賞

小津監督の作品を観る度に面倒くさいことも多いけれど、家族って良いものだと再認識してしまう
三宅邦子、淡島千景と原節子の関係は素直に羨ましい
ただ、ほぼ同年代に作られ
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あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

4.0

シャーリー・マクレーンの気位が高く、他人を見下した態度は、亡くなった叔母のそれとダブりました

シャーリー・マクレーンとアマンダ・セイフライドの関係が変化していく過程がとても素敵に描かれていました
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

4.2

笑って泣けた実話ベースのラブコメディ
ゾーイ・カザンが可愛すぎるので採点甘め

ベタだけれども、主人公が彼女の両親と打ち解けていく過程がとても良かった
隣と前の外国人カップルの反応が凄かったです
下調
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羊の木(2018年製作の映画)

3.6

監督と宮崎哲弥氏トークショー付き上映
ムビチケ購入していたこの作品、やっと観賞することが出来ました
原作未読、というよりもクレジットが出るまで知りませんでした
ぼのぼの と がきデカ の作者なんだね…
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