すぽさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

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T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

4.4

パンツァーエンタメムービーとして最高峰なんじゃなかろうかと思える熱さを感じた。

シナリオの妙、各種ディテールの見応えや凄まじい被弾の衝撃、そして好敵手との死闘。

事あるごとにスロー描写が映える映像
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.1

死場所を求める男の物語。

ゴルシフテ・ファラハニの出番がもう少しあったら良かったなぁ。

ワウンズ: 呪われたメッセージ(2019年製作の映画)

1.8

狂気の気配が漂う雰囲気は良かった。
結局何がしたいのかはよくわからなかったけど。

ゴキブリの数は『クリープショー』に匹敵するかもしれない。

XX(2017年製作の映画)

2.0

四人の女性監督によるショートホラームービー。

気の抜けた炭酸を飲んでいるような作品の連発ながらも、ショートショートの合間に入るストップモーション作品は見る価値ありだった。

ハウンター(2013年製作の映画)

4.0

朝目覚めると同じ日の繰り返し……。一体何が起きているのか?

低予算ホラーサスペンスながらも久し振りにプロットの巧さを感じた作品だった。

ステップフォード・ワイフ(2004年製作の映画)

3.2

1975年の映画をニコール・キッドマン主演でリメイク。

男性達が集まるクラブでやってる催しのレベルの低さがこの作品の言いたいことに繋がってるような気がした。
最後まで集中して観続けられたのは、ニコー
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007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.4

女ったらしだけど出来る男というイメージだったけど、最初の映画だとどこか抜けてるジゴロなエージェントって感じが否めない。

スローターハウス・ルールズ(2018年製作の映画)

3.1

イギリスらしい「インモラリティ」さが散りばめられた学園モンスターパニックムービー。

サイモン・ペッグ&ニック・フロストも楽しめて得した気分。

バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.5

ビジュアルや小道具のこだわりが素晴らしかった。

作りが丁寧なのに話のターニングポイントになる部分がふんわりしていたのが悔やまれる。

巨人と対峙しているポスターのカッコよさは今年ピカイチ。

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.9

フェチズムの極みともいうべき境地に足を踏み入れたエロティック・サスペンス。

官能小説というよりは江戸川乱歩、みたいな。
抑圧と解放の物語。

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.8

前作の続きという事でどうなるのかと思いきや、似て非なる上手いストーリーで楽しめた。

今回はコメディ要素も多め。
ついにあの謎が判明する……!

最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.5

大きな細いフレームの眼鏡をかけたエル・ファニングがとにかく可愛い。

悩みを抱えながら生きる若者のリアルさを描きつつもその深層に迫るほどではなかったかも。

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.4

まさに死霊博物館。
心霊現象の枠に囚われないバラエティに富んだ現象の数々は少々やりすぎな気もしないでもないけど、楽しかったからよし。

パジャマ姿のマッケンナ・グレイスが可愛い。

スペンサー・コンフィデンシャル(2020年製作の映画)

3.2

極力銃の出番を排除しての世直しチームバットマン奮闘記。

犬との格闘がクライマックスだった。

トップガン(1986年製作の映画)

3.7

惚れた女が後日教官として登場する少女漫画的ベタなストーリーながら、ドッグファイトが熱い。

そして、ケリー・マクギリスとのベッドシーンのキスがエロい。

最後に「トップガンの教官になりたい」という台詞
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.7

『タクシードライバー』の脚本書いた人と言うと分かりやすいかも知れない、ポール・シュレイダー50年の集大成。

環境破壊、キリスト教に於いての信仰と神の不在、大企業やフランチャイズチャーチによる支配。
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

セラピー。

うん、カルトコミュニティーと聞いて思い描くのはこんな感じだよね、という等身大の映画だった。

『ヘレディタリー 継承』で度肝を抜かれた身としては、グロいシーンの見せ方が上手いと感じ入るも
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シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX(2018年製作の映画)

3.3

もはや説明はいらない。
シャークネードを止められる男はフィン・シェパード以外にいないのだ!
それがたとえ紀元前のファーストシャークネードであったとしても……。
思考停止やむ無しのとんでもSF映画シリー
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.8

9.11直後、反撃第一陣の特殊部隊12人による軍事作戦。

空爆要請のシーンと峠での戦いが思ってた以上に熱かったし、ちょっとしたシーンでもこだわりを感じた。

特殊部隊ものはメンバーを誰が演じるのかで
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.0

『1917 命をかけた伝令』と合わせて観たい作品。

第一次世界大戦の前線の状況を精細・カラー化した映像と退役軍人のインタビューで生々しく伝える。

塹壕での生活のあれこれや戦争に対する意識、イギリス
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.3

ワンカット撮影の繋ぎ合わせと聞いたけど、どこで切ってるのかわからない、まさにオスカー受賞に相応しいカメラワーク。
俺は今、塹壕にいる……。その臨場感はかなりのものだった。

長回しだからこそ見られる風
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.7

チンピラからの成り上がりを主人公とした、組織内の気の置けない仲間達の物語。

楽しく笑いながらも腹の中は常に探り合いというマフィアの緊張感が漂ってくる作品だった。

ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.8

強さの上塗りを映像でどう表現するのかがこの作品の肝のように感じた。

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.3

beguile : 騙す、欺く、喜ばせる

ニコール・キッドマンのバストに目が行きがち。

ファイナルガール(2015年製作の映画)

1.8

ゾンビランドでお馴染みの彼女が赤いドレスを着たヒットマンとして、街の悪を成敗する。

シャリーズ・セロンの『アトミック・ブロンド』
シアーシャ・ローナンの『ハンナ』
あたりと比べたら肩透かし感が半端な
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

終始会話劇の様相を呈した宝石強盗達の逃避行。

血生臭さや音楽のチョイスがイカス。

ラッキー(2017年製作の映画)

3.8

有名な作品の数々に出演している名脇役、ハリー・ディーン・スタントンが人生最期に錦を飾った主演映画。

歳を重ねる喜びはいつしか寿命尽きるまでのカウントダウンに変わるのである。

偏屈な感じもありつつも
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失くした体(2019年製作の映画)

3.6

理屈なきSFかと思いきや、メタファーとしての手に対して無くした方が『体』であるという悲哀が作品の端々から滲み出していた。

しかし人は辛い運命と対峙しても乗り越えていくしかないのである……。

よくよ
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.7

シリアルキラー・ジャックがお家を建てるお話。

深淵を覗き覗かれながら、彼は今日も人殺しに勤しむのである。

ジャックの奥にある狂気と衝動、生き物としての潜在的狂気などをくどい程の説明で見せるあたりは
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.4

韓国の社会的背景をベースにしてる雰囲気がヒシヒシと伝わってくる。

気を衒ってないながらも個性的なカメラワークが光る。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

5.0

巨大企業のしがらみ、技術屋の苦労、家族の愛と絆、ドライバーだけに見える世界、そしてレースの行方とエピローグ。
全てのバランスが完璧に融合していて魅入ってしまった。
実際に車を走らせて撮影したと耳にした
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ゴッホの置かれた状況を見せつつ、彼の内面に迫った作品。
2016年に発見されたデッサンを書き綴った帳簿が一つの軸になっている。

ウィレム・デフォーはハマり役でした。

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.3

マイケル・ベイらしさ全開のド派手なカーアクションで掴みはバッチリだけど、
説明セリフが多すぎてせっかくのテンポいい編集が台無し。

ライアン・レイノルズと言うこともありデッドプールを思い出す内容だった
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.6

ゴーストのビジュアルとストーリーの悲哀、ケレン味、家の歴史や人々の歴史。そして執着。
宗教観と哲学とサイエンスフィクションの見事な融合をみた。

今年初めて泣いた。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.7

監督自身のの経験談を映画にしたそうで。

夫婦の表情ひとつひとつに歩んできた道のりの気配を感じられる好演が光る作品だった。


いつもながら肌の露出が多めのローラ・ダーンも見どころの一つかもしれない。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

将来はマフィアになるか神父になるかという環境で育ち映画監督になったマーティン・スコセッシ監督の一つの到達点とも言うべきギャング映画。

ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの共演が話題だけど、
50回
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