しんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

山崎育三郎さんのスーツの袖丈が長すぎること、何かの伏線かと思ってずっっっっと気になってたんだけれど、本当にただ丈が長かっただけみたい。なんで?

キャストの豪華さで観てる間に犯人が分かります。

通常
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

13日の金曜日に本作封切り。
粋で良いよねえ、当日に観たかった。

内容が破綻してるとかは無くて、散りばめられた小さな伏線たちを最後にサーっと回収していくので気持ちいい。

終生誓願から4年経ったアイ
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.4

新作前の予習目的で鑑賞
死霊館シリーズはすべて未鑑賞です

ジャンプスケア多すぎとか、神父役立たなすぎとかツッコミどころは多かったけど、伏線回収シーン2個くらいあったのでそこはすっきりしました。

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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.5

若き日のジョニーデップとディカプリオをスクリーンで観たいという本懐は遂げられましたが、作品自体はまあ合いませんでした。

観終わったあとの胸糞の悪さ。

エンドロールが終わり、劇場が明るくなって立ち上
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

4.0

こんな感じの映画が観たいなって時に、こういう映画が存在しててくれるの本当に有り難い。ドンピシャ。

奈緒ちゃんって本当にすげ〜〜とんでもない女優さん。
何もかも全てが自然すぎて、フィクションなのに何で
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.1

斜に構えすぎたスターウォーズ入門者みたいな見方しちゃった。ふつうに観る順番間違えました。

ビフォアサンセットから観たから言うけれど、どっちから観ても最高です。もちろん1から観た方が良いけれど。。
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.2

最高にブチ上がれる激アツ映画

いつだって200%で生きてるヤツに200%のFBをもらったら誰でもグッと来るよな。
デューイの子ども達への接し方がただただ仲間に接する時のそれでほっこり。いいヤツ。
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.3

100分かけて高濃度のストレスを与えてくる映画

サイコパスな愉快犯が卵を口実に色んな家族を殺してまわる作品。
胸糞映画というよりストレス映画、とにかくずっとストレス。
ストレス映画としては文句なしの
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.8

関西とノワールものの相性の良さよ…

そしてその舞台となるディープな街々に違和感なく溶け込んでしまう俳優陣の演技力に脱帽です。

場面転換がちょっと舞台チックで面白かったな。

いつものことながら前情
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.1

パッとしない見た目の男が、ラストシーンでその場にいる誰よりもセクシーになるのずるいだろ!!!!!カッコ良!!!!
刺さる人には刺さりまくる最高のラストシーンがあるので、トム・シリングファン以外も楽しみ
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.4

鑑賞後のなんとも言えない多幸感。
感情が迷子だけれど脱力感に近い。

話の内容は至ってシンプルで、奇跡的に再開した男女二人がパリの街をただ歩きながら話し続ける、というものだが、なんたって会話の密度が凄
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

音響の効果が凄まじく、超序盤からウイルス拡散に至るまでギリギリと高められていく緊張感は癖になる。

また、テロの犯人がどうしようもないただの悪人だったのが良い。

真の動機があっても、狡猾な嘘をついて
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.0

全員が全員人物像がパキッと分かりやすくて好き

アナが魅力的すぎて見るたびにいいキャラクターだなと思う。破天荒なヤツってサクサク話を進めてくれるので好きです。

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.3

試写にて鑑賞

個人的にはハマらなかったが、ステイサムの打撃がキレッキレすぎてアクションシーンは期待を裏切らず最高。

ステイサムが躊躇いなく人を殴り蹴り銃をぶっ放す様は爽快感抜群なので、日々ストレス
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

3.5

あああ、やや期待しすぎました。

シスターたちのハイテンポなユーモアあるやりとりがとにかく好きだったから、高校生メインとなると少し物足りなかった。

前作を踏襲している部分もところどころあったので面白
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.0

ずっと気になっていたダークファンタジー。
想像していたものと全く違った上、かなりシビアで驚きました。

10歳そこらの女の子が抱えるべき試練と覚悟の量ではなく、終始重たい…

彼女が彼女らしく生きるた
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.9

TARに続き、ケイトブランシェットを同じ年に二作も劇場で観られることに感激しました。公開後ろ倒しの恩恵だね。

バーナデットが自分らしさを取り戻す様を演じるのがケイトブランシェットで良かったと個人的に
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.7

あああ!!!めちゃくちゃ面白い!!!!

完全に食わず嫌いで今日まで一度も観ずに生きてきたんだけど信じられないくらい面白い…すごい夜だ…こんなずっと笑える映画と思わなかった…

ヘリのおじさんに群がる
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ気合い入れないと完走できなかった。脳みその皺増えたよ。

見せ場の殺害現場の回想シーンで流れたサントラがあまりに良すぎてその記憶が強い。

ガルガドット目当てでナイル川も観たいんだけれど、
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.2

アートとかクラシックとか、鑑賞したその時点で知識がなくても、自分が持っている感性で作品を楽しむことのできる人って底抜けに魅力的だよなと思った。

知識がないからつまらないではなく、知識がないからこそ自
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.4

劇場で予告が流れるたび、予告だけでも分かるその熱さに謎に毎回涙目になっていたので公開を心待ちにしていました…

一般的なサクセスストーリーと違う点は、死が常に隣り合わせであるということ。過酷!

夢追
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.6

とんでもない映画体験

恐怖心を味わいに行ったのに思いがけない熱い展開に胸熱になりつつ、かなりの頻度で笑いつつ、何もかもを裏切られる形になってニッコニコで劇場を後にしました。

賛否両論あるようですが
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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

3.8

主演二人のセクシーさが異次元で謎に体力削られました。とんでもない。

激アツフィジカルアクション映画だったけれど、好みが分かれそうな作品ではある。

熱いシーンも多かったはずなんだけれど、個人的になん
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ハッピーフライト(2008年製作の映画)

4.1

定期的に思い出しては観たくなる作品
もう15年経つけど、いつ観てもケラケラ笑えます

なんとなくCAより後輩パイロットには優しい気がする時任さん、いい役だよなあ。
ポジションによって態度を変えてるよう
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

観るまでが一番怖かった、正直拍子抜けである。

これがあったら怖いでしょ、の詰め合わせでやや冷めてしまった。
出てきた点と点が繋がらないまま進行していきそのまま終わるので、ファンタジー要素強めのホラー
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.0

ヴァネッサカービーの魅力度が突き抜けてる、こんなキュートな人一瞬で好きになっちゃうよ

"果敢に生きろ、落ち着くな"って、たった一言で彼らの関係性を表しちゃうんだから本当にすごい

観た後に原題を自分
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

ジャンルホラーじゃないのにこの怖さ…

目線がやたら上だなとか、ずっと定点だったのに急に手持ちになったなとか、象徴的なシーンでの俯瞰目線とかとにかくカメラワークが印象的すぎる作品。
そしてこれらのお陰
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.2

うわ〜なんだこれ!

メインビジュアルだけでなんとなく選んで、どんなロマンスものだろうなとぼーっと観てたら全然予想と違くて目が冴えた。

"悪い知らせがあるわ"
"死ぬの?"
"もっとマシ"
"僕が死
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

洋画ラブコメっていいなあ、画がずっと綺麗で諄いとかもはや無い。

焦ったい度で言うなら、ゴシップガールを100万としたら本作は100くらい。全然待てる。
100分と短い映画なので冗長でも無くサクサク進
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.8

千葉雄大の「男の子だからね」の言い方とお顔が、本当に本当に本当に本当に好きすぎて何度見ても顔がくしゃくしゃになる。
ただの恋です。好きだ…

野心に溢れた男、真っ直ぐな男、素直な男、狡い男をカッコ良過
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.3

感動ポイント、泣きどころが一切分からず淡々と鑑賞。
ごく身近な人の死を経験してきているけれど、それでも心に来るものは特に無く…

メキシコの死生観と死者の日の文化いいな

好みの映画ではなかったけれど
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ウワ〜〜〜〜めっっっっっちゃくちゃ面白かった、面白過ぎて嬉しい

主演が綾瀬はるかであること以外の事前情報を一切入れずに鑑賞したのだが、次々と出てくる俳優陣の豪華さに笑ってしまった。
まさかのトヨエツ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

何度観ても何度観ても何度観ても好き、本当に好き

色使い・画・テンポ・サントラの何もかもが神懸かっているのでほぼ全てのシーンに見惚れてしまう。
また、戦争映画にも関わらず、コミカルさとシリアスの塩梅が
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トムボーイ(2011年製作の映画)

3.8

おおお、つらい。ずっとつらい。

名前は親が子に渡す一番短い手紙であるから、愛する我が子がその名を一時的に捨て、"ミカエル"として生きていることを他人経由で聞いた時の母のショックさも分からなくはない。
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バービー(2023年製作の映画)

4.1

人は人であるだけで尊いからねというのをポップ且つシニカルに言ってくれるやさしい映画。

現実世界の最年少が最初から一番怒っていたのめちゃくちゃ良かったし、何よりバービーのゴールを"ケンとくっ付くこと"
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.9

お茶目なアモルト神父に最後の最後まで釘付けでした。

ホラーに明るく無いのでなんともですが、おそらく何かのオマージュなんだろうなみたいなシーンがあちこちにあったのでもどかしかったです。

"この世で母
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