靉靆さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

祇園囃子(1953年製作の映画)

4.0

溝口作品であり、木暮実千代であり、若尾文子であり。脚本に依田義賢、撮影が宮川一夫。豪華すぎやしませんか。。。
そして、コンパクトに仕上がりながら、しっかり女の悲劇を魅せてくれる。流石です。

美代春と
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山の焚火(1985年製作の映画)

4.5

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観終わった後の、この不思議な感覚は何なのだろう。恐怖と安心が同居している。。

描かれる家族は、自然に囲まれ、密やかながら自由に生活しているように見える。だが、どこかずっと不安定というか、焦燥感がある
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愛は降る星のかなたに(1956年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

可もなく不可もなくといった感じ。森雅之の渋さは相変わらず。

ただただ奥さん可哀想すぎる。。
夫が亡くなり悲しみに打ちひしがれているのに、秘書が晴れ着姿で自殺をしたと聞かされる。そんなタイミングでそん
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生き残るヤツ(1971年製作の映画)

2.5

この年代のこういう雰囲気ある作品はやっぱり良いです。希望もなく、この最悪さだけはずっと続く。悲しい。

Jなりに葛藤していたんだろう、だけど周りによってあっち行ったりこっち行ったりしてしまう。人間、誘
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怒りの日(1943年製作の映画)

4.5

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素晴らしすぎる。無駄が一切ない。光と影のコントラストが最高でした。。

魔女狩りが行われていた時代をただ映しただけではない、空白を残した作品に仕上がっていると思う。
本当にアンネは魔女であり、邪悪な力
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DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

3.5

「アオイホノオ」で出てきたのはこれか!
まさか本物が観れるとは、、、感動です、、、

想像以上のクオリティにストーリー。アクションシーンは圧巻で惹き込まれる。
格好良いです!!

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

正直、ウルトラマンをちゃんと観たことはないけれどめちゃめちゃ興味が湧いたのは事実。触れてみます。

冒頭の頑張って禍威獣を倒していくところワクワクしました。ウルトラマンはもちろん、禍威獣たちのビジュア
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ザ・ベイビー/呪われた密室の恐怖(1972年製作の映画)

2.0

たまにこういう頭おかしい作品観たくなりますよね!

何でそんな普通にベイビーを理解して受け入れてるの?と思っていたがラストで納得。。。

幸せならそれでいい、、、、、!

不良少女モニカ(1952年製作の映画)

3.0

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これがリアルだと信じたくない。。。

モニカに不満しか抱かない。だが、若さによる感情のむき出し、自由、力強さには羨ましさも感じる。

ハリーは本当に自分のことしか考えていなかったのか?
個人的にはモニ
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愛の昼下がり(1972年製作の映画)

4.0

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絶妙!絶妙!

ヒヤヒヤもしつつ、ワクワクもしつつ、ドキドキもする。綺麗なお姉さんが寄ってきちゃう主人公羨ましい。。

とにかくクロエがあざとくてズルい。ああいう雰囲気の女に憧れるけど、絶対なれない…
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.0

最強であり最恐でもある殺し屋が、ひたすら人を殺していくストレス発散映画。
本当に何も考えずに観られるので楽しい。

格好いいアクションがたくさん出てくるし、クスッと笑えるところもあって飽きない。

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右側に気をつけろ(1987年製作の映画)

3.0

難しすぎる。理解が出来そうで出来ない。けれどこれこそがゴダールだし、分からなくて当然だとも思える。

ゴダール節全開の詩的な言葉の羅列。映像と言葉の乖離。ゴダール作品を観ていると、映画という固定概念を
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

2.5

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ちょうど良い。展開も魅せ方もしっかりしていてちゃんと楽しめる。

ミュンヒハウゼン症候群というのがあるんですね、、、怖すぎる、、、

子を拐い、自分の子として育てながら、異常なまでの愛で逃げられないよ
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ダムネーション 天罰(1988年製作の映画)

4.5

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サタンタンゴに続きタルベーラ二作目でした。サタンタンゴほど過剰ではないが、これぞタルベーラといった長回し。素敵。

すぐにカットせずじっくりと映すことによって、発せられた言葉や情景に意味があるのではな
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聖なる証(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

信仰は時として異常になり得る。

久々に宗教について考えさせられる作品を観ました。撮り方から絵画のようなカットから、観ていて楽しかったです。

家族、特に母親からしたら何も間違ったことをしていないと信
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TENET テネット(2020年製作の映画)

2.5

公開当時めちゃめちゃ話題になっていたが、ノーランということもあり腰が重かった作品。やっと観ました。。

作品が始まり、理解できそうで出来ない登場人物たちの会話、展開。ノーランってこんな感じだったなと思
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セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

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これ上手く評価つけれないっすね……

倫理観なんて遠い昔に置いてきたと言わんばかりのシーンの数々。これこそエログロ。

嫌悪感すごいし、何で観てしまったんだろうという後悔もある。
こんなの誰にもお勧め
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

映像はきれいだし、約束守ったところ良かった。
ただ、終始アレックスの感情に偏ってしまっていてダヴィドが何を考えているのか上手く読めなかった。。

後半になるにつれてストーリーをどう展開させたいのか、要
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女神の継承(2021年製作の映画)

2.5

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恐怖感というより不気味さがずっと続くホラー。後半からの救いようのなさが一周回って清々しい。

ただ、モキュメンタリーなのにPOVにしてはカメラワークが安定しすぎてる。(終盤はめちゃめちゃPOVだけど、
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きみが死んだあとで(2021年製作の映画)

3.5

資料としての価値、知るということの重要さを感じた。ついに観ることができて良かったです。

60年代の学生運動といわれると東大や全共闘が真っ先に思い浮かんでしまうが、羽田闘争を発端として中核派の存在、過
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BLISS ブリス(2019年製作の映画)

2.5

映像はめちゃめちゃ綺麗。魅せ方分かってる。

ストーリーは有って無いようなものだけど、個人的にコートニーは元々存在していないと思う。キマってる時に現れる天使でもあり悪魔でもある、、、?

こう思うとギ
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冷たい水(1994年製作の映画)

2.5

ストーリーはそれほどだけど、観ていく内にだんだんと引き込まれていく感じ。
若者特有の鬱屈とした感情をひしひしと感じられた。

最後の終わり方ずるい。

レリック ー遺物ー(2020年製作の映画)

2.5

スタンダードなホラーかな。ジメジメした感じとか暗さがちゃんと怖さを引き立ててくれてる。

だけど、終盤に向けて汲み取るのが難しすぎた。
それまで割と人間怖いみたいな展開にさせてたのに、ラスト付近は悪魔
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

2.5

ストーリーは単純明快。
ゴアゴアのゴアで、そういうの大好きな人からしたら楽しすぎる作品だと思う。
思いっきりグロくて、思いっきり赤ばかりだからとっても良いですね!!!

アテナ(2022年製作の映画)

2.5

ワンカット毎の長回しが凄すぎて、、、
迫力はもちろん、作品に対する真剣さも伝わる。

ストーリーはそこまで内容のあるものではないけれど、やっぱりこの手の作品は苦しいですね。。
逆にいえばストーリー性を
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屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

2.0

ストーリーやCGのチープさはさておき、グロさは100点満点、!!!

この映画のせいでグロい夢見ました。

ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.0

難しいっすね、難しい、!!!

前作「アンチヴァイラル」は結構好きなタイプだったけれど、今作はフワフワしながら進んでいくので読み取るのが大変でした。。

ただ、世界観はもちろんヴィジュアルで攻めてる感
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.5

新しいゾンビ映画。
出演者豪華すぎるのにもったいなくて面白い。メタ発言もクスッと笑っちゃいました。。

アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

2.5

SF苦手な人間からすると、最低限の情報しか提示されないのでちゃんとのめり込める。
ストーリーは明快だが、映像としっとりとした雰囲気によって何だか考えさせられる感じ。音楽も世界観を掻き立て、ヴィジュアル
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DAU. 退行(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前作DAU.ナターシャに続く。
6時間強もある作品、サタンタンゴの次に長かったです。。

淡々と描かれるが、会話が多いので飽きはこない。寧ろ、ソ連特有の共産主義が垣間見られて面白い。

研究所自体が国
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.5

最高なんだよな。。

小さな劇場で観たくなる作品。
自分で命を絶つのが怖くて殺し屋を雇う主人公。雇ったは良いものの運命の出会いを果たし、死にたくなくなる。その一方で、殺し屋は癌になり余命数ヶ月。

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愛、アムール(2012年製作の映画)

4.5

苦しい、とにかく苦しい。だけど二人の間には絶対的な愛があったことだけは分かる。

何事も突然にやってくるものであり、どうしたって受け入れなければならない。

交わした約束をしっかりと守るところ、どんな
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鏡の中の女(1975年製作の映画)

3.0

レイプ未遂という経験を引き金に、過去のトラウマによって精神崩壊してしまう女。そのトラウマを掘り下げていくと幼少期の家庭環境によるものだった。

簡単に言ってしまうとそうなのだけれど、精神崩壊していく様
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.0

ずっとずっと観たかったやつ!配信嬉しいです!

コメディものやロードムービー系はあまり得意ではないけれど、この作品はちょっとずつクスッと笑えてめちゃめちゃ楽しめました。。
小細工もあって好きなシーンが
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

2.5

あっという間で普通に楽しめたが、お伽噺のような感じでラストは現実味を帯びていない。

結局は何を伝えたかったのだろう。
自身の幸せの為ならどれだけ迷惑を掛けてもいいということか?というか迷惑を掛けてい
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