Takumaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.6

ほろ苦い。。。。
コメディとして笑わせてくれる序盤の持っていき方をしておきながら、過激なまでのバイオレンスを伴った設定、映像ともにシリアスな展開へと違和感なく繋がり、その世界観が同居して綺麗な着地を迎
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ヴィジット(2015年製作の映画)

4.0

映画で初めてオシッコちびりそうになった
タイラーの即興ラップ普通にクオリティ高い

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

あら、素敵じゃないの。
後の人生を潤してくれるようなキラキラが詰まった貴重な時間を経験していないような人間が映画を観る事の意味って
まさにコレなんじゃないかと思う
「本来なら絶対に自身とは交わらないよ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.2

映画ならではの、映像表現の豊かさを感じさせる演出がホラー要素ありながらも観ていて楽しい
イメチェンしたエロイーズちゃん最強に可愛い
音楽が良すぎる

メランコリック(2018年製作の映画)

4.3

勉強だけ出来るタイプの、精神年齢が子供のまま止まったコミュ障キャラの模範生みたいな主人公が好きだった。
この手の作品にしてはあまりにも綺麗なまとまり方をするのは賛否あるだろうけど
メインの登場人物みん
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エスター(2009年製作の映画)

4.0

この映画が怖い、エスターが怖い
というより、役者が怖すぎる

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.6

SNSなどのネット文化が全面に打ち出されてることもあり、
映画一本通してほぼほぼデバイスに映る画面のカット割で構成されてる非常に珍しい現代風な作品ながらも、飽きさせずわかりやすい工夫ありヒューマンドラ
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ターニング・ポイント(2021年製作の映画)

4.8

想像してたより何倍も良かった
銃やマフィアが出てくる犯罪映画だけど、派手めなアクションやどんでん返しが待ち受ける事はなく、割と淡々と、そして丁寧に正反対な2人の人間関係の描写がされていく。なんとなくせ
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.2

物語の大半が言わば語り部による(脚色も交えた)回想パートなのに、めちゃくちゃ面白い。
ガイリッチーとタランティーノは何気ない会話だけでネイティブ以外も惹きつける高い脚本力がありますね
犯罪群像劇、頭使
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.3

物語としてはラスト10数分手前くらいで暖かく終わらせる事もできただろうに、、、、
そうはいかない憎しみに満ちた世の中の悲しさよ
しかし恐ろしく惹き込まれる作品だ
なかなか緊張感がとけない
こんな映画で
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フェイク(1997年製作の映画)

4.2

やはり潜入捜査官モノは心乱されるし面白い
ただでさえ映画界においてマフィア×潜入捜査官の組み合わせがある種の強烈なフェティシズムを煽るのに、そこに男同士の友情を描いたバディモノの要素まで持ってくるとは
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.1

マーティン×ジャネットの二人が、大人のクールなカップリングという感じで非常に良き
観てきた映画史上でも特にイカしたフラグ持ちの二人ですわ

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.8

ストーリー展開や脚本、台詞回しよりも印象に残ったのは、
幕開けから終幕に至るまでの、モノローグや幻聴、幻覚が入り乱れながらも明快且つ緻密に作り込まれた演出だった
主人公の統合失調症や人物関係、存在しな
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

「何が起こるかわからない」不気味さを纏った静寂のワクワク感はミッドサマーに近い気がするけど、あれほどエグ味もなく、言葉通り手に汗握る後半の展開が良かった。
普段からそないスリラー系見ないぼくのような視
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.6

R15指定らしいが、間違っている。R18どころか、まだ人類がこの類の作品を観る次元に到達していないのではと疑ってしまう程に、内容はきわめて過酷で、筆舌に尽くし難い深みを持ったトラウマを生む
その恐ろし
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.2

口が悪くて気難しい主人公の老人
付き合いが不器用でうまくいかない家族・近隣関係
歳の離れた若者との心の交流、そして復讐劇。
もはや一種の様式美となりつつある安心安全なイーストウッド印の色濃い本作ですが
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

3.0

意外とメッセージ性あり
童心に帰れるっちゃ帰れるけど、ストーリー展開やキャラの活躍が割と渋くて、メタファー色強めの「無」の概念とかは子供に受けづらそうなので
王道のファンタジーからは少し外れるか

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.4

「緊張と緩和」の教科書みたいなヤクザ映画。
生と隣り合わせの死、静寂と衝動。コミカルと銃声。地続きとなって成立してる。
中盤の、バカンス感漂うダラダラパート
「ひょっとしてコレ、ヤクザ要素抜いたら菊次
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.6

映画レビューのyou tuberの感想通り
「終始ドン引き」の一風変わった意欲的ドキュメンタリー
SNS初めたての12歳の少女(設定)のアカウントに気色悪いオッサンたちが殺到するのマジで地獄絵図でしょ
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.6

デヴィッドフィンチャー監督作品の中では
良くも悪くも手堅い王道サスペンス、といった趣向。
フォレストウィテカーさんは、ゴーストドッグでもめちゃくちゃカッコよかったんです。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.6

劇中でも言及があったように、
絶対的強者であるがゆえに時代によって淘汰されてしまう狼の悲しい宿命。
ラストのニホンオオカミ捜索シーンは、本編とは直接繋がらないものの、かつてそんな狼としての気骨を抜かれ
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めまい(1958年製作の映画)

3.9

あの展開は予想できなかったなぁ〜、という鮮やかな手口と、ドロドロ設定、独特のカメラワークや2001年宇宙の旅を想起させる光?の映像など
何十年も昔の作品とは感じさせない巧妙なサスペンス。
ヒッチコック
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ニュー・ジャック・シティ(1991年製作の映画)

3.7

ドラッグにまつわる御伽噺、と言えるくらいアメリカの闇社会を暴く明瞭なメッセージを持つ。
派手になり過ぎない銃撃戦や、シリアスな影を落としかねないストーリーに華を添えるスタイリッシュな演出や音楽、泥臭く
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恋する惑星(1994年製作の映画)

4.1

愛らしさもありながら狂気さえ混じったすれ違う
恋愛模様を、ビビッドかつスタイリッシュに映像に落とし込んだ怪作。
イカした映画大国、アメリカやフランスの良いとこ取りみたいなハイセンスなセリフの応酬が小気
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告白(2010年製作の映画)

3.8

本筋から見たウェルテルのズレ具合以外は
全く気持ちが弛む事なく淡々と恐ろしく進行する独白による冷徹なストーリー。
画面の色使いの薄さ?も拍車をかけている
社会問題やら青少年の心の闇やらを考える前に、1
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