Takumaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.2

よく「AKIRA」が引き合いに出されてるらしいですが、どちらかといえば北斗の拳寄りな気がする

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

2.5

数々の名作リストに名を連ねる常連で、映画ランキングにおいては必ず上位に位置する誰もが知るお馴染みの存在。
僕はだいたい4度目の視聴であり、それまでの3回は序盤の30分くらいで寝落ちし、挫折してしまうの
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.7

所々ようわからん部分はあるけど
シンプルにめちゃ面白かった〜、、、、
という感想しか出てこないのがつらいところ。。。。笑

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.0

コーヒーとタバコって、「オトナの憧れ」の象徴であり代表格ですよね。
モノクロなのも雰囲気ピッタリだし、何よりこれを観ることで本当にコーヒー飲みながらタバコ吸ってるような香ばしい匂いが鼻先を刺激し、口の
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転々(2007年製作の映画)

3.7

「大怪獣のあとしまつ」で随分話題になってる監督という事で観てみたんですが、これはユーモアの中に暖かみのあるロードムービーという感じがして、普通に良かったですね
元借金取りと大学8年目
追い詰められた孤
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.0

主観的な勧善懲悪じゃ割り切れない複雑な世の中の多面性を、勧善懲悪並に単純な構成で炙り出した怪作。
前半は主人公の女性視点で観る側にお隣の異常さを匂わせておいて、後半でミセス・ノイズィ視点で彼女自身の背
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.3

裏社会で生きた時代の冷めらやぬ興奮・狂騒が過ぎ去った後の、なんともいえない哀愁や物悲しさを感じさせる終盤10分ほどは、この監督作品の中でも珍しく観る側の情に訴えかけてくる切ないパート。
ここを味わう為
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.3

「20代後半の恋愛なんて、好きです、付き合ってください、なんて言葉からじゃなく
こうやってなんとなくダラダラと始まる方が、多いのではないだろうか」
というモノローグがあるんですが、20代後半の僕は何一
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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

3.9

ノーザン・ソウルの魅力や、レコード・ディグを通して描かれる友情、青春模様が観ていて楽しいのはもちろんのこと、
「死ぬほど生きてる」
「トップテンなんて知るか。最強のアンダーグラウンドだ」などのさりげな
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.4

エンターテイメント作品として最高峰だと思う
バットマンにジョーカーというキャラクターの強みは言わずもがな、
壮大ながらも重厚で深遠な物語性と、予測のつかない展開にハラハラさせるようなカメラワークとアク
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.2

まず何より、「ピーナッツバター・ファルコン」というタイトルが素晴らしいですよね。既に夥しい数の先例がありますが、格好悪い邦題に取って代わられる被害を受けてなくて本当によかった。
そして内容。(違う意味
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夜叉(1985年製作の映画)

3.8

田中邦衛さんやいしだあゆみさんなんかが
「ほたる」なんて言ってると某作品がどうしても頭をチラつくわけで、、、、、笑笑
健さんの男の渋みと妖艶な田中裕子、ビートたけしの相変わらずの貫禄がぶつかり合って出
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.7

最後まで展開がなかなか予想できないし、過去の凄惨な連続殺人に苦しめられ続ける人々に感情が掻き乱されるし、犯行のの動機や出版業、報道の闇を炙り出すようなストーリーに「くり返される諸行無常」みを感じるし色>>続きを読む

ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

3.9

なかなかに王道の、張り詰めた空気の漂うクライムサスペンス&アクション逃亡劇。
組織から追われる系によく見られる派手な銃撃戦と続出する犠牲者、そんなハードボイルドな作風に反して笑ってしまったのは、哀れハ
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街の灯(1931年製作の映画)

4.1

究極の人間讃歌。
生きとし生けるものに対する、絶対的で懐の深いエールを感じる。
言ってみれば、現実世界は時に厳しくて負けそうになる苦悩や苦痛、理不尽の連続。
あらゆるエンターテイメントには、そこらに埋
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

演出や展開が激しかったり映像が華美なSFとは一線を画す、宇宙人がやってきたのに攻めて来ない大人しいSF。
でもこの手の映画の方が、実は難解だったりするのもあるある。
個人的にルイーズのあのフラッシュバ
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.6

頻発する
「あ、これ絶対何かの伏線やわ〜」まではわかるけどちゃんと最後までわからへんミステリーのやつ笑
手口が巧妙で鮮やかなのは流石の東野圭吾作品といったところ。
派手さや意外性は控えめでも、トリック
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.6

開始たった数分で、まだほとんど何も喋ってない上に素性も目的も不明なはずの主人公ゴーストドッグが好きになってしまう映像の魔法。
ヒップホップカルチャーをストレートに感じさせる寡黙な巨漢の黒人男性が、武士
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カリートの道(1993年製作の映画)

4.4

何やら1人の男の意味ありげな死のシーンから始まる今作
夢見た「楽園への逃亡」を目前に控えた悲劇を映した、オープニングでありエンディングでもあるこのシーンの全貌が明らかにされる2時間の厚みが凄まじい。
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

3.7

子供の視点から綴られた法廷モノ、という若干特異な立ち位置の社会派作品。
ガンガンに人種差別が蔓延ってる環境で、無情な現実がストレートに叩きつけられる展開ですが
街でうわさの危険人物(とされている)ブー
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ノー・ウィットネス(2021年製作の映画)

2.8

自分でめちゃくちゃハードルを上げておきながら結局普通の終わり方で肩透かしを食らった気分。
評点のほとんどは、オープニングから前半にかけての、あまりにも洗練されたカッコいい撮り方と
「何かが起こりそう」
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.5

内容に関しては、まさに
誰もが知る大物の下積み時代を描いた自叙伝を基にした映画、という感じで
キャスティングや監督、本人の再現度とかの話題性を抜きにしても充分面白いし見応えがあってステキな作品。
ビー
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まわり道(1974年製作の映画)

2.3

俺は一体1時間半何を観させられてたんや、、、
感想が何も無い

スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.5

世界観の作り込みがとにかく凄い。
そもそも日本の中にあって独立した架空の無国籍文化を映画で作り出そうという発想が他にない
最初はどうにも違和感があった日本語、中国語、英語などの複数の言語が入り乱れる会
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.7

シンプルにめちゃくちゃ怖い。
普通こういう会話だけで過去と未来を行き交うやりとりのストーリーって大概ハートフルな人間模様と着地点が用意されてるのに、(オーロラの彼方へ、とか)
片方がサイコパスという残
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アメリカの友人(1977年製作の映画)

3.4

正直、前半に関しては
キャラ的にもストーリー的にもこちらに一切手の内を見せず、映画がどういう方向へむかっていくのか不明瞭で登場人物全員なんか妙に怪しくて困る。
最初の犯罪までは雰囲気がハイセンスなだけ
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.1

「ベイビー・ドライバー」の皮を被った「タクシードライバー」という感じ
主人公(名前が分からん)がただの逃し屋だと思いきや、途中から誰よりも危険な人物に思えてきて、ある種の猟奇性さえ覚える行動の数々。。
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

4.0

全体的にコメディ要素が少なく殺伐とし過ぎててあんまりガイリッチーの作風を感じなかったけど、ブチ切れる男の復讐劇は大好きです。
主人公のキャラが仕上がった、割とベタなサスペンスアクション。
ステイサム兄
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街の上で(2019年製作の映画)

5.0

まずは何より、「羨ましい」という感情が湧き上がった
豊かなサブカルチャーの源泉とされている下北沢が舞台なだけあって、バーや古着屋、古本屋など数多くの親しみやすい場所や人間関係と触れ合う環境が整えられて
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狼/男たちの挽歌・最終章(1989年製作の映画)

4.9

「ワイルドバンチ」並に凶弾乱れ飛ぶド派手なガンアクション、男たちの熱い友情、自らの失態で失明寸前まで追いやってしまった彼女との切ないメロドラマ、殺し屋と、その殺し屋を追う殺し屋
と警察による入り組んだ
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