KEKEKEさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

KEKEKE

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TIME/タイム(2011年製作の映画)

1.0

- トゥルーマン・ショーの脚本の人
- ボニーとクライド的鼠小僧の話
- 良くも悪くも設定や世界観をガチガチに固めずに雰囲気でGOできる人
- 柔軟な脚本を作る為に道徳的な価値観を一旦外すみたいな作業
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.0

- 「ナターシャマケルホーン 小雪 似てる」
- エレベーターの扉から世界の裏側を見ちゃうシーンが1番好き、リミナルスペース的なゾクゾク感がある
- まだYouTubeもなかった時代に、アーカイブ視聴
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アス(2019年製作の映画)

3.0

- 本っっ当にびっくりしちゃうくらい理解できなかった
- あまりにも象徴的で抽象的でミソロジー的で、アメリカ人のナショナリズムと強く結びついている作品なんだろうなってことくらいしか分からない
- 存在
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

5.0

- 「そう、彼らは愛し方を学ぶ前に、嘘のつき方を覚える。 」/ ミシェル・マルク・ブシャール
- カミングアウトとは、それまで自分が嘘を吐いていたことを告白する行為
- アウティングとは、誰かが嘘を吐
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.0

- すごい、本当に努力しないと最後まで観れないレベルの不快感
- 熱狂的な支持者がいるのも頷ける陶酔的な映像

- 登場人物を自分の少年時代に重ねることはできないし、正直この頃の空気感も経験していない
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666号室(1982年製作の映画)

3.0

- 私が生まれる前のどこかの時点で映画という言語が失われていて、既に死んでしまっている芸術なのだとしたら、私が観てきたものは一体なんだったのだろうかと悲しくなってしまう
- これは80年代前半に撮られ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

5.0

- 大局的には既に詰んでて全員不幸になることがほとんど確定しているシチュエーションで、アクシデントがビリヤードのタマみたいに衝突し合ってもっと最悪な事件を引き起こす、みたいな
- そのエネルギーの蓄積
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

5.0

- ぎゃー、面白いと聞いてはいたけど、超えておもしれー
- 視聴前の、これでおれもサブカルくんの仲間入りだ!って不遜な態度を抹消したい
- あと3日くらいは完全に人に優しくできそう

- 短いストーリ
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

4.0

- やっぱりこの人のマイノリティの描き方は信用できる
- 人間の個々の振る舞いなどは、かぜの中の一片の木の葉でしかない、ましてやただの週末のたった2日間で起きることなんてたかが知れている
- ただその
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

5.0

- さいこー
- 恋愛映画では絶対にメインに採用されないような淡いストーリーたちがその存在を強く主張するでもなく、元からそこにあったかのような静けさで、ひとつの夜を構成していた

- 決して運命的では
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.0

- めちゃくちゃ面白い
- ジェイクギレンホールとリズアーメッドって何気にナイトクローラーの最悪コンビだ
- この2人が組むと碌なことにならないな

- 夕陽のカスカベボーイズくらいしか西武劇を見たこ
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.0

- チャーリープラマー本当にいい俳優だ
- これからも素敵な作品に出会ってほしい

- 現実の私たちがそうであるように、統合失調症の人たちの人生もこんなに分かりやすいドラマではなく、多くの人が誰の理解
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セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

4.0

- マクドナーは角度を変えてずっと同じテーマを語り直してる
- ヒットマンズレクイエムは自分にとって作り手(神)と登場人物(人間)の物語に見えたんだけど、今作を踏まえると改めて物語を創作することに意識
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.0

むかし見た時とではだいぶ印象が違った!おもしろい!🛟

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

2.0

- 新進気鋭と呼ばれる監督たちの中には、現代を上手に気持ちよく皮肉るのが上手い人たちがたくさんいるけど、自分にとってこの人のアイロニーはニヒル成分が強すぎて当てられてしまった

- 確かに最近は、考察
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ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

5.0

- コリンファレル×ブレンダングリーソン!
- サイコー、めっちゃ好き
- 主演はイニシェリン島だけど構成はスリービルボードに近い(1人称×3の擬似3部構成?)、こっちの方が好みだった
- スリービル
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.0

- 変だけどあったけえ
- なんの衒いもなくスローモーションが使われていたり、画面がいきなり全ピンクになったりしてすごいし、冒頭10分間くらいの映像は変すぎてもはや陶酔的ですらあった
- 砂漠なのにど
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第9地区(2009年製作の映画)

4.0

- 初(2017/02/22)
- 再(2023/09/11)

- 最近クローネンバーグの作品を何本か観ていて、ふと第9地区を思い出したが、肝心のクリーチャーデザインがどんなんだったかすっかり忘れて
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トータル・リコール(2012年製作の映画)

1.0

- ひっでえ.......久しぶりにこんなひどい映画観た
- インセプションの後に撮られた作品なのが信じられない
- コリンファレル観たかっただけなのになんでこんな思いしなきゃならないんだ
- 強いて
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

5.0

- コリンファレル本っっ当にすごい、すごすぎる、いるいる、パードリックは実際にいた
- 哀感の表現において右に出るものなし、感服、大好き

- 執拗に繰り返される一本道の往復
- 「いい人」の優しさ能
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.0

- 正義の反対はもうひとつの正義、みたいな結論に終始せず、正義を取り巻く複雑な事情と関係性を掘り下げることで、延焼する怒りの渦を俯瞰で表現した
- 小さな町の輪郭が、境界線ではなく怒りで可視化されてい
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

5.0

- おもしろ、見たかったの完全にこっちだ
- 無意識領域の解放(精神分析的治療?)→怒りの具象化に繋がるところとか、構成がビデオドロームと全く同じだ
- スキャナーズのほうが寧ろ異色な作品だったんだね
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.0

- ビデオドロームのひとつ前の作品だけどエンタメ寄りでだいぶ違う毛色
- サイキッカーの空中戦
- 暴力では実現不可能な人体の壊し方、ぐつぐつと体内の圧力を上昇させる殺傷描写の見本市
- 公衆電話で受
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ビデオドローム 4K ディレクターズカット版(1982年製作の映画)

5.0

- 映像がめちゃくちゃ楽しいし、しかもとんでもない含蓄!
- 作品自体に「メディアの本質」としての機能が凝縮されていて、上映後は幻覚症状に近い状態が続いて暫く恍惚としてしまう
- カルトホラーとして楽
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.0

- 実話はこれくらい静かで冷たいのがいい
- 10キロの減量でこんな顔変わるんだ、やろうかな

ALONE アローン(2016年製作の映画)

2.0

- 原題のMineをAloneに改変する意味とセンスがかなり謎、ノルマでもあんのかな
- この映画の地雷はそれ以上前に踏み出せなくなる的なモチーフだけど、日本人には比喩表現の「地雷を踏む」があるからノ
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メメント(2000年製作の映画)

3.0

- 冒頭拳銃の発砲を逆再生して物語の時間的性質を示唆するシーンがまんまTENETで三つ子の魂百までって感じだ
- TENETが構想20年とか言ってた気がするから、メメントの制作がそのきっかけになってい
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

- 戦争映画、ではないな?
- 戦争をお洒落に包んでその実ナショナリズムとか帰属意識みたいなものについて考えさせることがテーマ?
- 学校とか会社何でもいいんだけど、新しい環境で初めて同期/同僚と顔合
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

- 初(2020/9/18)
- 再(2023/08/29)

- 初見、IMAXで観た時はただ開けた口に情報の洪水を流し込まれ、その映像体験に圧倒されるのみだった
- 当時もTENETは2回目からと
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