地震はイヤさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

千利休 本覺坊遺文(1989年製作の映画)

2.5

何故、千利休は切腹を賜わったのか?
追想と会話で次第に明らかに…
とゆう感じでしょうか。

お題としては、興味が有ったのですが…
途中、眠くもあり何の感慨も沸き起こりませんでした。
そもそも茶の湯とは
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里見八犬伝(1983年製作の映画)

3.4

ラスト30分からの殺陣は見事。
特に真田広之さんの体術、走りながらキックして斬るなど動きが素晴らしい。
斬られ役の人も含め大人数での殺陣なので派手で愉しい。
怪我とか大丈夫だったのかな。

薬師丸さん
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紳士同盟(1986年製作の映画)

3.0

冒頭、薬師丸さんのコミカルなシーンに「ハードデイズラグ」でテンションアップ。この作品の曲だったのか。
妙にクセになる曲。
薬師丸さんはコミカル似合うなーと思いつつ期待。

でもこの冒頭がピークでしたか
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ア・ホーマンス(1986年製作の映画)

2.5

ふらっとバイクでやって来た松田優作。
この無口な男の正体と目的は…?

監督、脚本、主演。独特の作品。
石橋さんが主役に近くもあり。

暗いシーン、セリフもボソボソが多く、いかにもって作品。疲れる。ア
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ねらわれた学園(1981年製作の映画)

4.2

大林節全開。
OP、ゆーみんってズルい。一気に惹かれるやりたいほうだいファンタジー。

薬師丸さんは歌は好きだけど、役者としては…だったけど魅力ありました。
ファションも愉しめた。
個性的なちょい役出
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いつか誰かが殺される(1984年製作の映画)

2.0

「晴れときどき〜」の渡辺典子さんに魅力が無かったのは、作品が駄目だったから…かもと思いコチラを観た。

サスペンス系。
残念ながらコチラもツマラナイし、主役に魅力を感じない作品でした。脇でこそ輝く女優
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晴れ、ときどき殺人(1984年製作の映画)

1.8

角川ムスメの中では売れなかったイメージの渡辺典子さん主演のサスペンス。
久しぶりに退屈極まりない映画を観た。
どうした井筒?

ユーモラス風味だけど、渡辺さんも太川陽介もそのセンス無さそう。
真面目に
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天国にいちばん近い島(1984年製作の映画)

4.0

大林監督らしいキモさが随所にありますが、独特のメルヘンはある作品です。
素直で純粋な心の持ち主が観れば、高評価できる作品かなと思いました。

無自覚迷惑系無計画馬鹿女の一人旅。亡き父の言葉「天国に近い
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早春物語(1985年製作の映画)

4.0

若き日の林さんの白黒写真のお粗末合成さに引いた。上司も死にそうに見えない…

脚本の那須真知子さんはロマンポルノのイメージ、まさか原田知世さんの作品にとは驚いた。女友達同士の生っぽい会話は彼女の影響な
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汚れた英雄(1982年製作の映画)

4.0

レース映画は難しい。演技、台詞が減るからね…春樹、やれんのか?
まずは軽快なテーマ曲、OP映像は完璧。気合入ってるなぁ。

その後、ボォーと観てて理解した。
あぁ、レースなんてどうでもいいんだ。「カッ
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REX 恐竜物語(1993年製作の映画)

4.0

子供向けのファンタジーだから、これで良いと思いました。
サービス精神旺盛な童心溢れる監督、監督と相性の良い渡瀬恒彦さん、具の大きい安達祐実ちゃんの好演も見所です。
ただ、子役としての魅力は感じませんで
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愛情物語(1984年製作の映画)

4.0

チョトマッテクダサイ…
OPから「だいじょうぶマイフレ」臭プンプン、羞恥プレイ全開。
監督はセンス・オブ・ワンダー角川春樹先生。クスリ(健康サプリ)チョト飲んだかな。

スタッフ、渡瀬恒彦、外人達「変
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進藤の社長シリーズ 次郎長社長と石松社員(1961年製作の映画)

2.4

萬屋錦之介さんの若い頃かな〜と思ったけど、次第に林家三平さんに見えてきてムカついてきた。
何故か三平顔は個人的に見てるだけで💢イライラ💢するのだ💢

実際、この主役も笑点の三平と同じ、無理して笑いを演
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緋牡丹博徒 お竜参上(1970年製作の映画)

3.9

監督色ってでるなあ。
用済みになった女役者を下っ端のおもちゃにさせる映像とか。陰鬱さがつきまとう。浅草が舞台。
凌雲閣。映像も雰囲気があっていいねー
上手くできている。

アラカンさんがまたひとり独特
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緋牡丹博徒(1968年製作の映画)

3.6

シリーズの順番関係なく観たので、ようやく答え合わせができた。清川虹子、若山富三郎さん達との出会いと関係がここで始まったのね。特徴のある妹さんは若水ヤエ子さんか。

本作は父親の仇討ち。味方に高倉健さん
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緋牡丹博徒 お命戴きます(1971年製作の映画)

4.0

カメラの構図や演出に緊張感を感じたので初期の作品かと思った。鶴田浩二さんの最期も容赦なしでなおさら。

これは良かったよ。
軍人さんの心境の変化もちゃんと写してるし、こーゆー積み重ねが大事。
悪役でよ
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女渡世人 おたの申します(1971年製作の映画)

4.3

情感豊かな作品に仕上げよった。
つなぎのチョイとした和映像や演出、渡世人と一般人との繋がりや設定、金比羅様などロケーション効果も良い。
富司純子さんも美しく名演。

悪党も金子信雄さんだとしまる。
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女渡世人(1971年製作の映画)

3.3

主人公に母親探しのネタはあるけど、緋牡丹と似たような印象。特に新味は感じなかった。

富司さんの仁義はいいね。
話のパターンはお馴染み。客もそれを求めてるからしようがなかったのかな。
富司さんはカタナ
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緋牡丹博徒 仁義通します(1972年製作の映画)

3.8

シリーズ最終作ですかい。
そう言われるとラストシーンもそんな雰囲気があり美しい。
全部を見てはないけど寂しいような。

跡目争い、それに乗じる悪党達との闘い。展開も早く色々詰め込んでどんどん派手に死ん
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緋牡丹博徒 二代目襲名(1969年製作の映画)

3.4

アラカンさんが毎度毎度元気に騒いでる姿が愛おしい。そしてフェードアウトのお約束。

鉄道工事をめぐる闘い。
実際にこれに近い争いがあったんだろうなあ、と興味津々に拝見。
ただ設定は良かったけど、お竜さ
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緋牡丹博徒 一宿一飯(1968年製作の映画)

3.7

二十歳ちょいの女優が、いかつい東映男優共を脇に従えてメインを張るのはお見事。
少女時代の彼女を、街中のバス停でフト見かけた則文監督の作品。
今回も母性溢れる任侠道を披露。

鶴田浩二さんがいると格が上
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緋牡丹博徒 花札勝負(1969年製作の映画)

3.7

アラカンさんはスジを通す親分さんとかでよく見るけど、やっぱり斬られるんだよな…

お竜さんがドスの達人で驚いた。普段は女性度が高く、火急の時は武闘派。
菩薩様だね。
観るほどに富司さんの表情に惹かれて
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緋牡丹博徒 鉄火場列伝(1969年製作の映画)

3.6

女賭博師シリーズとは異なる味わい。任侠度が強い。
富司純子さんは江波さんより女性度がかなり強いキャラなんだね。時たま中村玉緒さんにもみえた。
お銀さんのクールビューティーも素敵だが、お竜さんのほおって
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夜の手配師 すけ千人斬り(1971年製作の映画)

3.2

夜の手配師、梅宮辰夫。
すけ千人斬り。素人には手を出さないと本人談とは言え、3桁は斬り捨て御免してそうな梅宮辰夫さんならではの適役。

タイプ別の女攻略方を駆使して娼婦に仕立て、手持ちの女を増やしてゆ
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殺られてたまるか(1960年製作の映画)

3.4

エロ上司を殴り会社をクビになった梅宮辰夫が兄貴に頼りに行くが、兄貴の仕事は…白黒サスペンスアクション

展開がかなりゆっくり。これで終わるの?と思ったけど終盤はたたみかけ。
ストーリー的なハラハラ度は
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ローカル・ヒーロー/夢に生きた男(1983年製作の映画)

4.2

石油施設建設の為、土地買収に訪れた都会のサラリーマン。自然豊かな美しい海辺の田舎町での数日を独特の感性で描く。ほのぼの系、又はウトウトする系。

何も起きない。
都会人と現地人たちのゆったりとした交わ
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暴力戦士(1979年製作の映画)

4.0

でもさ、
岡田奈々ちゃんの二十歳のPVとして観ればいけるんじゃあないのか?

喜怒哀楽全ての可愛い表情を見れるし、走る姿、凍える姿、ぽちゃぽちゃ洗顔される姿、そして躊躇なくおしっこをする性格の良さまで
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白い巨塔(1966年製作の映画)

3.7

白黒映画でよかった…
いきなりのオペシーンに椅子を引いたよ。。

自分は田宮二郎好きなので財前派。なので後味は悪くない。
逆に物足りない。もう少し悪頭脳明晰、冷酷さ演出して欲しかった。
原作通りなので
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青春讃歌 暴力学園大革命(1975年製作の映画)

3.8

何となく男組に似てるような雰囲気の学園モノ。でも原作は本宮さんなんだね。

OPの番長の引き継ぎからして笑ってしまうが、縁のない世界なので逆に面白く観れた。岩清水君みたいな学生もいて男組っぽい。
暴力
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新女賭博師 壺ぐれ肌(1971年製作の映画)

3.8

お銀さんも弟子を育てたりして、時の移ろいを感じずにはいられない。
最終作?

今までいじわる女でシリーズにたまに出演してた方と共闘する姿は感涙。
お銀さんもクールビューティーだけでなく、母性もまとう様
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女賭博師壺くらべ(1970年製作の映画)

3.7

気持ち悪い女だな、いや男かな、と思ったら美輪明宏だった。納得。

初期に比べ女をだしてるお銀さん。クールビューティーではあるけど優しさも散見する。
イカサマで殺された父の仇をうつには現場で証拠を見つけ
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女賭博師花の切り札(1969年製作の映画)

4.0

久しぶりにお銀さんを観たせいか、作品自体のせいか、かなーり面白く観れた。

お銀さんの眼光鋭さは健在。
それに負けじと男優陣が天知茂、成田三樹夫、津川雅彦、船越英二と個性的なメンツ。震えるね。
特に若
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関東テキヤ一家 浅草の代紋(1971年製作の映画)

2.8

松方、安藤がでてる時点で、マジ路線濃厚やな〜と。笑いは無し。

で、結局なんの特徴も無い任侠映画になりました。脚本に沿って撮りましたって印象。無難過ぎてフィルムの無駄。

フミオワタナベ氏が相変わらず
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関東テキヤ一家 喧嘩火祭り(1971年製作の映画)

3.4

今回は凄惨不愉快なシーンが多い。同時にユーモラスなシーンも見られ、監督の色が出て来た感じ。実情は知らないけど。
ヒロインの赤バックの撃たれ舞いや、ボスの死に際は則文、やりやがったー

そして拷問にあっ
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関東テキヤ一家 天王寺の決斗(1970年製作の映画)

3.7

You Tubeの池部良さんの仁義に比べ、文太さんの仁義がスローモーで驚いた。別にいいけど。

今回は悪党がかなりの悪党。盲目の女の子にも容赦なし!ひでぶ!
なので文太さんの殴り込みも「いよっ!待って
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