ひまさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.4

イケおじとただのハンサムの饗宴
面白いんだけど個人的にはオーシャンズ8の方が好み
いちいち衣装が凝っててすごい好き。ボクサー達かわいそう

リアリティ・プラス/リアリティ+(2014年製作の映画)

3.5

色々こねくり回せばSFアクションになりそうな設定を小さくまとめる系の作品けっこう好き。
正直予想できはしたけどそれでもいいよねっていうのがこういう短編のいいとこ。
VFXもちゃんとしてて好感

21世紀の女の子(2018年製作の映画)

3.6

out of fashion、セフレとセックスレス、離ればなれの花々へ、が好きでした。
女の子でもなければセクシュアリティの揺らぎも経験したことないし恋愛経験も乏しい俺には分からんことも多かった。
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Girls of Cinema(2018年製作の映画)

-

監督の映画作りの意思表明
誰かのためじゃない少女のための少女を撮り続けていく宣言。それを天下のゴジラの、東宝の前でやってしまうのにも感嘆

5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)

3.3

私は私であることしか出来ない。でもあの人になりたい、あの人の一部にあの人のものになりたい。そんなアンビバレントなモヤついた感情が掻き立てられた。
最後はみんなかわいく見えた。

ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

3.9

青春映画の傑作
終盤の公園での速いカットの2人のスピーチが青春の、恋愛の本質なのかもしれないと思った。
山戸結希監督の『玉城ティナは夢想する』と同様に堀未央奈というアイドル、アイコンを起用することで理
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アイ・アム・オールガールズ(2021年製作の映画)

3.7

内容的にはきついし盛り上がりも少ないので人には勧めにくいけど問題提起として観ておきたい作品といった感じ。
どこまで実際にあったのか分からんし主人公の背景が若干分かりにくくて入り込めないのがノイズになっ
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.4

アクションだけで満足。ドラマは次のやつに持ち越しですかね。
剣心と縁以外は割とコスプレ感あった。特に敵のモブ仮面達は数が多すぎるがゆえに役割ないやつが目立って顔がスンッてなった。
砲弾のコントロール上
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.5

オープニングから大森靖子で面食らってたら全編大森靖子な感じ。若さがナイフのように互いを傷つけていく。スピーディーで感情に追いつきづらいけど。
大友は友達に1人は欲しいやつ

あの子の役は上白石萌音だっ
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

4.9

泣きポイント多すぎてもう無理。頭痛い。
テレビ版からそうだけどアニメを作るアニメだから虚構と現実をスムーズに行き来できるし、だからこそフィクションが現実を侵食して登場人物達を救う物語がより強固になって
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プロメア(2019年製作の映画)

4.6

最初から最後まで全部クライマックス。
終始にやけ笑いが止まらない大天才な1本でした。これは映画館で大爆音で観たい。
声優じゃなくてもちゃんとハマってたし、日本語の歌も使い所がドンピシャで鳥肌もんだった
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オキシジェン(2021年製作の映画)

3.7

他の方のレビュー結構低いけど俺は結構好き。ワンシチュエーションの緊張感のもたせ方とか話の大転換とか要所要所でビックリ描写入れつつちゃんと見られる。
だいぶ倫理的にアレなことをガッツリやっときながら器物
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玉城ティナは夢想する(2017年製作の映画)

-

有名になること、憧れの存在になることってとんでもない残酷
玉城ティナというアイコンがこんな作品を作り上げてしまったのがめちゃめちゃ真に迫ってくる

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.8

情報量がすごい。スパイダーバースでも異なる絵柄を画面に同居させてたけど本作は3DCGにベタベタの手書きに実写まで混ぜちゃうカオスっぷり。ギャグ濃度が半端ないから飽きる瞬間がない。
ストーリーは冒険を通
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.2

四畳半神話大系好きな人はみんな大好きでしょう
現実と虚構と時間の感覚までもがぐちゃぐちゃになってても混乱しない湯浅政明監督の力量
流されて流されて軽やかに歩いていた乙女が自分の選択をしたときから逆風が
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.6

続編に向けて鑑賞。
なんでこげな面白い映画今まで観ちょらんかったんや!本当に2時間の映画かと思うほど濃厚な面白さにずっと口角上がりっぱなしでした。
これを機にヤクザ映画にハマりそう。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.0

サイコパス殺人鬼映画に似つかわしくないぬる〜い展開からタイトルがドン!と出てくる特殊な映画。後半は殺人鬼映画に振り切ってサイコパスらしい人物を深掘りする。
理解できないサイコパスを理解させようとしてく
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.6

殺人鬼ものかと思いきやその実ボンクラ主人公の真っ当な成長物語でございました。
○○出身なのに、ポテンシャルあるのに、とか誰しも覚えがある「なんだそれ」な言葉へのイラつき。何にも意味を見いだせないモラト
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.2

VFXとかじゃなくて特殊メイクや実物だからこそ気持ち悪さを演出できると思う。ちゃんとモンスターを見せてくれるし疑心暗鬼に陥るのも無理なくスルッと没入できる脚本も見事
音楽も不穏さを煽る感じが最高

ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

4.0

モンスターをちゃんと出し惜しみなく登場させてくれる大サービス映画。
それぞれモンスターがキモくてサイコーだし、ただ人間の敵ってだけじゃないのが好みに直撃。
物語も旅の中で本当に大切なものに気づくピクサ
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ANIMA(2019年製作の映画)

-

なんだかわからん
心象風景だったのかな?
音楽とのシンクロがすごかった

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

最後のセリフと振る舞いを見て、トゥルーマンの笑顔とか全人類を引きつける感じとかジム・キャリーにしかできないよなあとしみじみ思う
人間をエンタメとして消費することへの批判をこめてもシリアスになりすぎず、
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

3.8

タコに泣かされる映画ってなんだよ。
ナショジオみたいな、生態系を学ぶドキュメンタリーかと思ってた。タコを追うことから自然、生命の強さ、社会性、受け継ぐこと等々学びが多い。タコとずっと向き合ったからこそ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.4

なんという純度と美しさか。同性愛映画ではあるけどひと夏の恋愛としても素晴らしい。
今では当たり前に声に出して同性愛だと言えるけど80年代という時代にこういう恋愛模様があったかもしれない、というかあの人
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ピクサー・ストーリー〜スタジオの軌跡(2007年製作の映画)

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ジョン・ラセターをメインにピクサーの歴史と技術の発展を追う。
芸術とテクノロジーがこれ程までシンクロした例は非常に珍しいのではないか

街の上で(2019年製作の映画)

4.5

翌日から映画館が閉まってしまうので駆け込みで観に行きました。大正解でした。
今泉監督が「人がいっぱいいる環境で観て欲しい」と仰っていたように、映画を名前も知らない人達と笑いや息を呑むことで共有すること
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.9

視線が合わない、ディスコミュニケーションが繰り返される序盤から中盤。目線の交錯が繰り返される終盤。
テルコ目線での恋愛が徹底されてるけどマモちゃんから見たら怖いし、マモちゃんが目線を合わせようとした時
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.8

ヒーロー映画の根本的な問い「ヒーローって実は犯罪者なのでは?」 というテーマを前作以上に色んな問題と絡めて描く。
女性の社会進出、子育ての過酷さ、個人の超能力=才能を制限する世間等々、触れる問題が多い
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カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

3.9

カーズ2は完全に無かったことになってて笑ってしまう。前作カーズとの視点の入れ替わりが涙を誘う。
勝てなくなったマックィーンと鏡写りになる存在が予想もしない形で出てきてそこにも落涙。夢を叶えられなかった
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.4

トイ・ストーリー4とかソウルフルワールドほど大人向けに全振りせずに、全世代が楽しめるエンタメ性とメッセージ性のバランスがピクサーで1番良い作品だと思う。
死という、ともすれば子どものトラウマになりかね
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.8

前作のサブキャラを深掘りして家族の物語、そしてハンディキャップを持った者の物語として感動的に着地する。続編として素晴らしい出来だし、さすがのピクサーの上手いまとめ方だった。
ドリーが上手くいかず混乱す
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アーロと少年(2015年製作の映画)

3.4

単純でピクサーの王道を素うどんみたいに頂くと言った感じ。特殊な設定やストーリーの捻りといった味付けやトッピングをせずに映像の凄まじさと確かな物語を堪能する作品。
特に映像は映画館の良いスクリーンで観た
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