若草物語は小説も映像も初めてだったのですが、1860年代マサチューセッツ州を舞台にした家族の群像劇で、フアッションとか時代の空気も感じられる作品だったので、楽しめました。グレタ・ガーウィグ監督の作品ら>>続きを読む
カリフォルニア州サクラメント出身のグレタ・カーウィグの初監督作品。
アメリカの都市郊外に住む母親と娘の物語。
サクラメントの高校に通う17才のクリスティン(シァーシャ・ローナン)は自分ことをレディバ>>続きを読む
菅田さんと有村さんのように美しいカップルではないけど、自分にも二人と重なる部分が少しあったんでしょうね。終盤ボロボロと涙が溢れてしまいました。
5年前の初々しい二人。こんな理想的な二人はなかなかいな>>続きを読む
200年前、ヴィクトル・ユゴーのレ・ミゼラブルの舞台にもなった、パリ東方、モンフェルメイユの今。フランス凱旋門、サッカーに熱狂する群衆は一見纏まって見えるけど、人種のるつぼとなっていた。
そんなとこ>>続きを読む
大学受験に失敗、絶望して自殺未遂を起こし重体の息子ラーガヴのために父親アルフレッド(アニ)が話す昔話。
アニの大学生活のエピソードを綴っていく展開が見易い。彼が同じ大学入学と同時に大学の寮(何棟かあ>>続きを読む
王子(といっても既におじさん)と地方の貧しい役者の一人二役をサルマーン・カーンが演じるエンタメ作品。
とにかく長い!164分もあります。彼の熱烈なフアンには、お得な映画ではないでしょうか。歌と踊りのパ>>続きを読む
主演二人のフアンのニーズに応えてくれる映画だった。そして少年期から青年期へと移り若手俳優が沢山出てくるのも楽しい。彼らが社会に出て変わっていく姿、それぞれの表現が自然で良かった。脇も含めて、豪華キャス>>続きを読む
1973年ヒューストンのアストロドームで行われた、The Battle Of The Sexes (性別間の戦い)と銘打ったテニスの男女対抗試合。この試合も含め、女子テニスとウーマンリブの象徴的な存在>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
第二次世界大戦時、ナチスドイツのオーストリア併合によるユダヤ人弾圧から逃れたマリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)と彼女が所有を主張するクリムトの名画「黄金のアデーレ(アデーレ・ブロッホ=バウワーの肖像>>続きを読む
ネオリアリズモの旗手ルキノ・ヴィスコンティ作品鑑賞。初鑑賞なのにあまり有名じゃない作品を選んでしまいました。イタリア独立戦争中のメロドラマ。
イタリアの伯爵夫人リヴィア(アリダ・ヴァリ)と敵のオース>>続きを読む
全然情報を入れずに観ていたので、この映画の売りを知らずに最後まで鑑賞。普通にいい映画だなと思いましたが. . .
物語は第一次世界大戦、ヨーロッパ西部戦線の連合国とドイツの戦いで、撤退するドイツ軍>>続きを読む
テレビのドキュメンタリー番組のようで、あまり映画という感じがしませんでした。
フィンランドの若者が思いつきで始めた実験(モノをすべて倉庫に入れてしまい、必要なモノは一日に一つだけ取り出せるというルー>>続きを読む
篠原涼子さんと芳根京子さん、母娘役でも不思議ではないのですが、芳根さんが中学生から社会人までを演じているので、最初はちょっと違和感。
でも、365日休みのないお母さん、そんなお母さんに対するエールの>>続きを読む
トム・クルーズのタイムリープ(ループ)もの。ジャケ写から想像つかず、鑑賞してから知ったのですが、面白かったです。タイムリープものとしてはストーリーは全然違うけどビル・マーレイの「恋はデジャブ」とコンセ>>続きを読む
アナ雪2、続けて鑑賞です。
映像のクオリティの良さは変わらず、音楽もまあまあ良かったですが、話が暗くて解りづらかったかも。エルサが魔力を持った理由、そこに至るまでの話だったので、複雑にしすぎた感があ>>続きを読む
ディズニープラス入会で今更ながら初鑑賞。流石ディズニーアニメらしく美しい映像と心地よい音楽のミュージカル。大人も子供も大好きなのが解りました。
姉妹愛の物語も解りやすくて見易かったです。まずは、日本語>>続きを読む
今年も1本目はタランティーノ作品。ジャッキー・ブラウンを鑑賞。
ジャッキー・ブラウン(パム・グリア)は40代の中年女性、彼女の鋭い目付きや容貌から只者ではない雰囲気が感じられるオープニング。しかし、>>続きを読む
とてもキレイなアニメーションで、登場人物が影絵のように表現されていて独創的、新しい可能性を感じる作品。映像は好みでした。
ただ、短編集のような作りであり、同じようなお話が続くので、ちょっと飽きるかも.>>続きを読む
モーションキャプチャーを使った映像は実写かと思うほどの出来。アニメらしからぬ作品で評価に困る。
そんな映像もジム・キャリーの演技力を反映させているのだから、驚くばかり. . . しかも1人7役というの>>続きを読む
1984年の田辺聖子さんの小説を映画化した作品。ある男女のラブストーリー. . .
1984年というと私も大学生だったので、この映画の主人公たちの生きてきた時間と重なることこの上ない。
ジョゼの家>>続きを読む
これは現実なのか妄想なのか. . .
なんて不穏な映画を作るんだと思わずにはいられない。観終わってからのザワザワ感が止まらなくて、また観直してしまいました。
とても難解な映画でしたね。
最初から伏>>続きを読む
吉岡里帆さんが視力を失った元女性警察官を好演。視覚障害者がどういう感じで周囲を認識しているのか、表現も上手かったと思います。
展開が読めないサスペンススリラー。終盤は気が抜けず、意外性もあり、最後ま>>続きを読む
大好きなオードリー作品。まだ、全然レビューを書いてないので、少しずつ観直していこうかなと思い、録画してあったDVDを鑑賞。
ストーリーは、
贋作芸術家の父親シャルル・ボネ(ヒュー・グリフィス)を持つ>>続きを読む
タイの映画でこういうクライムサスペンスは観たことがなかったので新鮮でした。
ストーリーは、
ふとしたことからカンニングを手伝うことになってしまった少女リン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)>>続きを読む
日本の悪いイメージを引き摺っている感じがあり、ちょっとだけ悪意を感じるところもあるけど、話は面白いし、女優2人(キム・ミニ、キム・テリ)はきれいに撮られていました。
でも、ところどころで、春画とかエロ>>続きを読む
「ラ・ブーム」の名シーンの再現が懐かしい。Richard Sandersonの「Reality」という曲、当時はよく聞いてました。
「ラ・ブーム」が1980年、「ラ・ブーム2」が1982年だから、サ>>続きを読む
1945年公開、ヒッチコックのサイコスリラー。
シュールレアリズムの画家サルバドール・ダリも協力したという夢のシーンは前衛的でインパクト大。夢というシュールな世界でまさに本領発揮といった感じでした。>>続きを読む
外山文治監督は現代社会の病巣に切り込んでいく作品が多いですが、今作では老々介護について考えさせられました。核家族化が進んで不安定な立場に置かれている高齢者たち、社会の高齢化も進んでいて他人事ではないと>>続きを読む
村上虹郎さんと吉行和子さんの自転車二人乗りは意外性がありました。ソメイヨシノを題材に使っているのは、とても日本的で良かった。
外山文治監督は現代社会の病巣に切り込んでいく作品が多いですが、今作では認>>続きを読む
芳根京子さんの演技好きです、
NewDaysで元気な芳根さんのCMを毎朝見ているのですが、うっかりすると見入ってしまうことあります(笑)
外山文治監督は現代社会の病巣に切り込んでいく作品が多いですね>>続きを読む
戦争中の疎開保育園の話。
今の日本、幸せそうですが、近隣諸国との関係から不安定に感じることもあります。両親の戦争体験も聞いていたので、戦争はどんなことがあってもしてはいけないと分かっているのですが、>>続きを読む
最後の方ではユリゴコロを持った女性がかなり変わったように感じる。
松坂桃李さんの狂った演技が良かった。
吉高由里子さんはこんなサイコな役なのに自然体で役に合っていた。でも、木村多江さんは普通の人の感じ>>続きを読む
この映画のデカプリオ、美しい. . . そして可愛かったな~( ´-`)
そして彼の回りにいる重臣たちが、それぞれに味があってかっこ良かった。
17世紀のフランス。ルイ14世にまつわる物語。若くて美>>続きを読む
不安定な状態で使われている立場から一国一城の主を夢見る人は多いと思う。貧困から抜け出したいとの一心で起こす前向きな行動は価値のあるものだと思う。
しかし、この物語は、よかれと思って無理したお父さんが>>続きを読む
岩井俊二監督作品は何本か観てるんですが、中山美穂さん主演の1995年「Love Letter」、松たか子さん主演の1998年「四月物語」は観てません。観ていたら懐かしい感じがしたんでしょうね。
今作>>続きを読む
2019春アニメ。アニメは春夏秋冬とチェックしていますが、大体は1話目を観て続けるか決めています。鬼滅は1話目がかなりグロくて、直ぐに止めた記憶があります。思えば、ちょうどアマプラに入って海外ドラマ「>>続きを読む