キッチーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

4.2

Fate heavens feell の続編。

ゲームやってないので分からないけど、ゲームcompleteした人はここまで長かったでしょうね。Fate/stay night. . . いよいよ完結で
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel II. lost butterfly(2019年製作の映画)

3.8

Fate heavens feel の続編。間桐桜の物語。

セイバーオルタ(セイバーが闇に墜ちて反転したやつ)✕バーサーカー、アサシン✕アーチャーの戦いは迫力ありました。セイバーオルタはセイバーの時
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

3.6

もともとがシナリオ開放型のアダルトゲームらしいので、分岐点の選択によってシナリオが変わるFate stay night。過去作のセイバールート、遠坂凛ルートは鑑賞済です。
今作は間桐桜ルートで最終ルー
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.5

ジェニファー・ロペス最強の映画でしたね。そして、コンスタンス・ウー!クレイジー・リッチの次がこれってすごすぎませんか...(笑)
前半の濃厚なストリッパーの世界から一転、後半の展開には驚きました。
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奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

3.8

映像も音楽も落ち着いた感じで見易い映画でした。インドの数学者シュリニヴァーサ・ラマヌジャンの半生を描いた実話。数学好きの植民地の青年が宗主国に渡り、奮闘する姿を描いた良作。

1914年、ケンブリッジ
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.6

シャーリーズ・セロン主演のロマンティック・コメディ。女性初のアメリカ大統領、題材は興味深くて期待したんですけど、ちょっと軽い感じがしてしまいました。もっと政治の裏側を深く描いて欲しかった。お相手のセス>>続きを読む

仮面病棟(2020年製作の映画)

3.6

コンビニ強盗が病院に逃げ込み立て籠る。たまたま巻き込まれた女性、川崎瞳(永野芽郁さん)、たまたま当直医の代役を頼まれた(坂口健太郎)、ピエロの仮面を被った犯人、院長、看護師たちの長い夜が始まる...>>続きを読む

エレファント(2003年製作の映画)

3.8

目隠しして数人に象の一部をそれぞれ触らせて後で絵を描いて貰うと、出来上がった絵は全然違っていたりする。

日常があっけなく壊れる様子を淡々と描いている作品。実話です。ネットで簡単に銃が買える世界は恐ろ
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痴人の愛(1934年製作の映画)

3.6

ベティ・デイヴィス、綺麗なのに性格悪い役が多いですね。でも、それがはまっていました。若くて美しい女性から本性を出した醜い女性へと演じ分けていて、彼女の凄みが伝わってきました。

物語は、一目惚れした女
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高慢と偏見(1940年製作の映画)

3.8

実はジェイン・オースティンが好きで、中でもこの作品が一番好き。『プライドと偏見』『高慢と偏見とゾンビ』は観ています。でも、たまに観たくなるんですよね。
今回は1940年版でダーシーをローレンス・オリヴ
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めまい(1958年製作の映画)

4.0

ヒッチコックの有名なミステリーサスペンス。

物語は、
警官のジョン・”スコティ”・ファーガスン(ジェームズ・スチュアート)は犯人追跡中に同僚を喪う事故によるショックで障害(高所恐怖症)を抱え、警察を
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パプーシャの黒い瞳(2013年製作の映画)

3.8

ジプシー(ロマ)で初の女性詩人となったブロニスワヴァ・ヴァイス(1910~1987)の生涯。

物語は、
パプーシャ(人形)という愛称を持つ彼女。ポーランドで生まれ、文字を持たない民族の中で育った彼女
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エージェント・スミス(2019年製作の映画)

2.9

題名から華麗なスパイを連想し、エミリア・クラークも好きなので借りてきましたが、貧しさから転落していくスーザンという女性の話で重くて、好みではありませんでした。ちなみに実話です。

エミリアは自立してい
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.8

戦闘機械だった少女は誰よりも人の心が解るドール(自動手記人形)へと成長
その劇的な変化の場に立ち会える幸せ

少女が抑えていた想い
とうとう抑え切れなくなる気持ち

そして...
感動の大フィナーレ
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.2

テレビアニメ13話は録画してあり、OVAと今作まで一気に観賞。たぶん10話分は泣いたんじゃないでしょうか。録画だけして観てなかったのを今更ながら後悔しました。

物語は、
戦争中にギルベルト少佐が預か
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

3.9

歌手志望の娘ズザンナ・"ズーラ"・リホン (ヨアンナ・クリーク)とピアニストのヴィクトル(トマシュ・コット) が1949年冷戦下のポーランドで出会い恋に落ちるが...すんなり結ばれず、時代に翻弄されて>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.4

Xメンのチャールズ・エグゼビアのパトリック・スチュワートも出ていますが、「引退して庭いじりでもしていろと言うのか」
っていう場面が、意味深な感じがしてニヤニヤしてしまいました。

古くて新しい感じ。チ
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BOYS/ボーイズ(2014年製作の映画)

3.6

オランダの高校生、陸上部でリレーの選手に選ばれたハーシェとマークの物語。父、兄、3人家族のハーシェ、母、妹との3人家族のマーク。

思春期の微妙な感情や常識、経済的にも精神的にも自立していないけど大人
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

エンタメに力を入れている韓国が生んだアカデミー作品。勢いもありました。これだけ色々なネタが転がっているから、面白い映画が作れるのかもしれませんね。
クライムムービーですが、コメディ、サスペンス、アクシ
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バンド・ワゴン(1953年製作の映画)

4.0

ヒットメーカーの脚本家夫婦(オスカー・レヴァント、ナネット・ファブレー)、ダンス界の大スター(フレッド・アステア)、大物の舞台監督(ジャック・ブキャナン)、そして美しいバレーダンサー(シド・チャルシー>>続きを読む

アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.0

まさに世紀末、1998年公開の映画。当時、かなり話題になりましたが、観てませんでした💦

物語は、
地球に衝突すれば人類滅亡間違いなしの小惑星が近づいているのを察知したNASA。衝突を回避するには小惑
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

再鑑賞ですが、1991年の映画なので前に観たのはもう30年ちかく前になるんですね。個人的にはプロファイリングやサイコパスというのはこの映画で知りました。
当時、公開から少ししてDVDで鑑賞したので、原
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

絵を見ると子ども向けの作品のように見えるけど、後半はグサグサ刺さる映画で、大人でも十分楽しめる作品。でも、感情は揺さぶられるんだけど、感動ではないかな~。

両親を交通事故で無くしたおっこ(関織子)が
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.9

父親と息子の物語。たくさんありますが、個人的には、これがNo1です。
前半は喜劇、後半は悲劇という変わった映画ですが、家族愛がもう凄すぎる...もう
涙、涙なんですよね。

物語は、
主人公のグイド(
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.8

前半の綺麗なラブストーリーから一転、後半のパニックへと続いていく大スペクタクル作品。がらりと変わる展開にラストまで目が離せません。

20代前半のケイト・ウィンスレットとレオナルド・デカプリオがとにか
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.2

1939年ポーランド、ワルシャワ。
両親や兄弟姉妹と引き離され、単身で逃亡するユダヤ人ピアニストのウワディスワフ・シュピルマン。彼の実話に基づく物語。

映画を観て、彼が何のために過酷な逃亡生活を続け
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.9

圧倒的なノスタルジア
シチリアにあった映画館ニューシネマパラダイスを舞台に人びとの喜怒哀楽を描いた名作

音楽が素晴らしい
トトとアルフレードの関係が素晴らしい
そして人びとの笑顔が素晴らしい
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赤い風車(1952年製作の映画)

3.8

2001年「ムーラン・ルージュ」1954年「フレンチカンカン」と観て今回は1952年の「赤い風車」を鑑賞。
今作はムーラン・ルージュと関わりが深い画家ロートレックの伝記的映画。

オープニングから彼の
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.7

エドワード・ノートンの演じる主人公ライオネルがチック症を患っている役で、彼の発する「イフッ!」っていう声に集中力をかき乱されてしまい全然物語が頭に入ってこなくて困りました...という訳で二回鑑賞。
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.3

炭鉱夫の子供は炭鉱夫になるのが幸せ。貧しい炭鉱の町コール・ウッド。
親は息子に地に足がついた職業を選択して欲しいと願うが、息子は打ち上げられたソ連の人工衛星を見て、自分もロケットを飛ばしたいと夢見る。
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ダンシング・ハバナ(2004年製作の映画)

3.8

アメリカ人の少女ケイティ(ロモーラ・ガライ)とキューバ人の青年ハピエル(ディエゴ・ルナ)のラブストーリー。ラテンの音楽とダンスシーンが素敵で気分が上がる。

ハピエルの貧しさや二人の出会いを演出するた
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.2

ろくに調べもせずに黒人を死刑囚にしてしまう検察と裁判所。少しでも苦しむ黒人たちの力になりたいと願い、アラバマで新人黒人弁護士ブライアン・スティーブンソン(マイケル・B・ジョーダン)が弁護を申し出た死刑>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.2

訓練された殺戮者たちが起こした無差別テロに遭遇したホテルのゲストと従業員たち。絶望的な状況の中で彼らがとった行動とは?

2008年11月26日にインド、ムンバイで本当に起こった無差別テロ事件を基にし
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

アガサ・クリスティーの大ファンであるというライアン・ジョンソン監督が作ったオリジナルのミステリー。

ダニエル・クレイグ演じる名探偵ブノワ・ブランがミステリー作家ハーラン・スロンビー(クリストファー・
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

5.0

初めて観たけど素晴らしい映画だった。涙が止まらなかった。まだまだ知らない世界があるな~と思いました。

人生で挫折したとき、悩みの中にいるとき、力を貰える映画だと思います。もっと早く観ておけば良かった
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ロバと王女(1970年製作の映画)

3.7

ドヌーヴ×ドゥミ監督×ミシェル・ルグランのコラボレーション作品は1963年「シェルプールの雨傘」、1966年「ロシュフォールの恋人たち」、1970年「ロバと王女」、1973年「モン・パリ」と続きますが>>続きを読む