田山信行さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

田山信行

田山信行

映画(3082)
ドラマ(8)
アニメ(0)

八仙飯店之人肉饅頭(1993年製作の映画)

-

極悪非道!アンソニー・ウォン!!
ホント獣みたいな顔してんだよなこの作品だと。こっから躍進してインファナル・アフェアとか後の渋いイメージにシフトするとか誰が思うだろう。

嬉々として血みどろを演じてる
>>続きを読む

フル・コンタクト(1992年製作の映画)

-

角刈りでワイルドなスタイルのチョウ・ユンファ…正直全然似合ってない。
それよりイケイケのサイモン・ヤムですな。極悪非道で良いんだなぁ。ゲイってキャラ付けもこの当時では早いね。妙な色気があるもんなこの人
>>続きを読む

パニック・スカイ(2010年製作の映画)

-

低予算なのでクリーチャーの出番は少ないがその低予算の上でコンセプトがしっかりしており終盤の展開は意外な方向性でラストに唸る。なかなか良いではないか。
ワンコインDVD版特有の仕様なのか画質がガビガビ状
>>続きを読む

銃声 LAST DROP OF BLOOD(2003年製作の映画)

-

秋元康 脚本・監督、主演 石橋貴明のヤクザ映画。全く笑いどころナシで真面目に作っているので逆に困るやつ。
オーソドックス過ぎて面白味は大して無いんだけどキャストが豪華なので観れちゃう。でもグラサンにオ
>>続きを読む

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

-

ほぼほぼ予告編で観た通りそのまんまの映画だったけど綾瀬はるかのフィルモグラフィの中では圧倒的に良いのでは。
好きなのに触れられないというのが今の世のソーシャル・ディスタンスに合わせての放送だったのだろ
>>続きを読む

ハンター(1980年製作の映画)

-

マックイーンなのに運転ドヘタとか妙に間の抜けたキャラが人間臭くて良い。
晩年のマックイーンはまた違う味わいがあったろうなぁと思うと切なくなる映画だ。

デビルズ・レジェンド(2005年製作の映画)

-

『死霊のしたたり』や『バタリアン・リターンズ』などの秀作を撮っており知る人は知っているブライアン・ユズナ。
だが残念ながらいまいちブレイクし切ることはなくビデオスルーが主戦場に。

ダムに沈んだ水の底
>>続きを読む

ブリット(1968年製作の映画)

-

活劇ってのはこれぐらいシンプルで良いんだけどねえ。政治に翻弄されながらも事件を追うマックィーンがとにかく魅力的。

ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲(2010年製作の映画)

-

なんと言っても仲里依紗である。
アニメ版を経て実写版時かけで正統派ヒロインの魅力を振りまいた直後にこの振り切りぶり。寧ろそこだけの映画。

なんの為に作ったんだかよく分からない続編。終始ふざけ過ぎてま
>>続きを読む

ゼブラーマン(2003年製作の映画)

-

三池監督はあんまりヒーローものに興味ないんだろうなぁ…。演出次第ではもっと化けたと思うんだけど、雑なんだよね。
特撮畑以外の人が作ってもノウハウがないからか理解や愛が足りないからなのかあんまり気持ち良
>>続きを読む

リズム・セクション(2019年製作の映画)

-

イオンプロが007シリーズ以外に製作した本格スパイ・アクションということでそれなりのものを期待してしまうが期待に沿うほど圧倒的!軽快!ってな面白さでもなく。スパイものというか組織に属さぬ殺し屋稼業に従>>続きを読む

映画おしりたんてい カレーなる じけん(2019年製作の映画)

-

子ども向けといえ尻とウンチを模したキャラクターが動いて喋るビジュアルはなかなかカオス。さらに結びつけちゃいけないカレーと。基本的には擬人化されたキャラがこの世界の住人のようだが主人公なぜお尻…。見て考>>続きを読む

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

-

こういう話にコミカルは要らないかなぁ…ポール・フェイグだからそこに文句を言っても致し方ないか。微妙に笑えないので変なクセのある味わいに。

50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

-

『女は二度決断する』を最初に観たからハードな作風の監督かと思いきや語り口が自在だなあファティ・アキン。タチアナ…可愛いか?最初から疑問なので圧倒的にイザ一択だけど。

ウォッチメン(2009年製作の映画)

-

Dr.マンハッタン……フルCGで造型すればフリチン出してOKなんだ!!っていうのは目から鱗だったなぁ。どういうヒーローなんだよ…スーパーマンがフリチンだったら嫌だろう。

パトリック・ウィルソンの絶妙
>>続きを読む

ソウル・キッチン(2009年製作の映画)

-

ファティ・アキン軽快なコメディも撮れるのかこのヤロー!!
ぜんぜん美味しい映画じゃなくひたすらダメ人間素描。腰痛は辛い。
こういう型通りじゃない映画好きだ。

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

-

近年のスティーヴ・カレルの映画の引っ掻き回しっぷりは凄いですな。そこに負けずタメを張るエマ・ストーンも凄し。

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

-

やっと観た。どうしたんだろうアレクサンダー・ペイン。なぜSFの設定に自身の作風を乗せようと思ったのだろうか。
この監督の得意とするミニマムで現実的なドラマと飛躍したSFがずっとずっと噛み合わないまんま
>>続きを読む

カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

-

今だからこそ作れる、そして贈りたいメッセージと。実際に形に出来るそのバイタリティが素晴らしい。
しかし今だからこそきっちり有料のコンテンツであっても良かったのかなと。
未だ注目度の衰えないタイトル、キ
>>続きを読む

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

-

勘違いと不運でもって人が死んでいくのは笑って良いのやら…いやこんなエグみのある笑いも映画ならではだろう。
いくらなんでも2人が可哀想すぎだがまあなんだかんだで良かった。

グリーンブック(2018年製作の映画)

-

差別や偏見、人が生きていく中で必ず避けられないそして解決も見えない問題だ。
結局、人と人が直接向かい合うことでしか前進できないのではないか。常に互いの認識をすり合わせながら。

今やネット、SNSはこ
>>続きを読む

デストラップ・死の罠(1982年製作の映画)

-

やけに舞台じみた芝居で展開することに意味があって良かったね。まんま舞台っぽいっちゃ舞台っぽいけど。

レクイエム(2004年製作の映画)

-

ヴァンダムが新境地へ挑んだノワール・アクション。監督フィリップ・マルチネスはヴァンダムを演技派だと評価しており妻を殺され悲壮な復讐に挑む影のある男を演じさせた。新境地を見せるといっても本国ではビデオス>>続きを読む

スノーマン 雪闇の殺人鬼(2017年製作の映画)

-

これが無名のキャストでマイナーな作品だったらまあまあなサスペンスの佳作として楽しめたかもしれないが…。
これだけ豪華な布陣を揃えているならばもっと欲しいなぁと思ってしまいますよ。
監督トーマス・アルフ
>>続きを読む

カスケーダー(1998年製作の映画)

-

ドイツのスタント馬鹿が情熱で作り上げたアクション・ムービー。
スタント先付け、ストーリー後付けというまず自分のやりたいスタントありきで堂々NO STORY!なんて唄っているぐらいだが、その割にはスタン
>>続きを読む

カサンドラ・クロス(1976年製作の映画)

-

列車パニックものは本当に面白いものが多い。そう派手な見せ場は多くないが群集劇メインで人物描写や台詞も軽妙でテンポ良くて飽きさせない。またこの年代の映画はロマンスもさり気なく盛り込むところも良いのよね。>>続きを読む

殺人ゲームへの招待(1985年製作の映画)

-

メイドさんがエッチ。この当時でこのようなフェチ的な嗜好があったとは。
屋敷殺人の推理ものでコメディ。
割と日本のドラマや映画に多いジャンルであると思うが完成度の高さがまるで違う。思い切りやり切った感と
>>続きを読む

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

-

紛れもなく“本物”の映像である。
どんなに映像技術が発達しようとも作り物ではない本物の映像には敵うものではないなと思う。
とは言っても従来通りの映画の作劇を否定は出来ないが。

どうしても技術的な限界
>>続きを読む

降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

-

邦画のホラーの中でもトップクラスに怖くて厭〜な映画。どんどん最悪な方向へ展開が転がっていく予感しかなくて実際そう転がり落ちていく様を観続けるのが心臓に悪い。黒沢清監督の幽霊の描写がもうねぇ…見る者の罪>>続きを読む

クエスト(1996年製作の映画)

-

ヴァンダム初にして唯一の監督作。
アドベンチャー風味溢れる前半はジャッキーっぽい立ち回りを見せたり割とバリエーションあるアクションが盛り込まれてて楽しい。やはりこういうスタイルをハリウッドにて浸透させ
>>続きを読む

ねらわれた学園(1981年製作の映画)

-

追悼・大林宣彦監督。
監督らしい特撮映像てんこ盛りのジュヴナイルで楽しいことは楽しいけど峰岸徹の金星人には何度観ても苦笑い。当時では良かったのか?!いやダメだろう。
クライマックスは何を観せられている
>>続きを読む

ゼニガタ(2018年製作の映画)

-

『人狼ゲーム』『おいしい給食』の綾部真弥監督作品。もともと園子温組の助監督さんだが園子温よりもストレートな娯楽作が撮れるのではないかと思う俊英。幅も広いし。でもこの作品は根幹の設定というか物語の方向性>>続きを読む

トゥルース・オア・デア ~殺人ゲーム~(2017年製作の映画)

-

この手のホラーは海外でも超低予算だけど…しかしそれでも日本とは桁違いだからオープニングのちょっとしたイメージカットなんかもちゃんと時間かけて撮ってるなあというのが。映画は決して予算ではないがそれでも物>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

-

役者というのは…
実際にはこんな過酷な雪深い山奥に育ったことなどなくてもその地の人間を説得力を持って演じなければならない。楽譜が読めなくとも音楽家を演じなければならない。今さらだが大変な仕事だ。それ相
>>続きを読む

ハード・ソルジャー 炎の奪還(2012年製作の映画)

-

あまりにもイコライザーにそっくりなギャング皆殺しで始まるオープニングからコンセプトが明確。
奴隷市場の闇を描いたアーニー・バーバラッシュらしいハードで情け容赦ない作風でもあるけど過去作よりも分かりやす
>>続きを読む