田山信行さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

田山信行

田山信行

映画(3082)
ドラマ(8)
アニメ(0)

皇帝のいない八月(1978年製作の映画)

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憂国の自衛隊員によるクーデター。当時のリアリティでもって語られる物語だが劇中を取り巻く状況が恐ろしいほどに今現在へと符合していく。当時とは違う様相で日本国内のクーデターやテロが現実味を帯びてきた気がす>>続きを読む

TAXi(3)(2003年製作の映画)

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もう個人での改造レベルを越えた雪山仕様でのカーチェイス。007パロディのオープニングも楽しかったりはするが割とそこどうでも良かったりする。スタローン。

TAXi2(2000年製作の映画)

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2作目で振り切り過ぎというかコメディ成分を強め過ぎだろう。ヤクザに忍者に空手にパルクールともはや何でもアリ。でも面白いので良し。

TAXi(1998年製作の映画)

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シリーズ最新作公開に合わせてワイスピマラソン。車がガチャガチャしてる映画はだいたいワイスピと。

ザ・ラスト・マーセナリー(2021年製作の映画)

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近年のビデオスルーに比べると流石にネトフリだけあって豪華な作りだしアクションも悪くない。しかしメインのコメディが終始スベり倒してて登場人物も揃いも揃ってバカばっかりだし展開もイマイチよく分からん。>>続きを読む

キドラアローン(2019年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
名古屋を拠点に活躍するインディーズ映画作家、林一嘉監督作品。
基本的にはインディーズ、自主制作の手触りの強い映像のタッチなんだけど決してその枠に捉われない気概に満ち溢れてい
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フラッド(1998年製作の映画)

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物凄く雑に分類してコレもダイ・ハードの亜流といえるが孤立無縁というだけでなく豪雨による水害にて沈みゆく街という考えられる限り最悪の状況下!このシチュエーションだけで面白い。企画考えついた時点で明らかに>>続きを読む

Arc アーク(2021年製作の映画)

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基本的に鼻で笑っちゃうもんだった邦画におけるSFだけどもここまで見事に映像でアプローチできるとは。あとワーナー配給の邦画でやっと傑作と言えるものを観た気がする。バンダイナムコが制作なのかよ。頭のロゴが>>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

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『ニキータ』とやってること一緒!!
だがより洗練された形で。
つぅか細身のモデル系美女って好みが一貫してずっとブレないね。ここまで貫き通すのは立派だ。まんま劇中もモデルなのでより露骨。

スパイムービ
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ニキータ(1990年製作の映画)

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存在感たっぷりに登場するチンピラたちからのオープニング。まるで主役かとでもいう様なキメキメっぷりなんだけどお前らこの冒頭だけで死ぬじゃねぇかニキータ以外……。やはりリュック・ベッソンは撮りたい画が先に>>続きを読む

はるヲうるひと(2020年製作の映画)

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佐藤二朗待望の監督第2作。
“置屋”と呼ばれる離島の寂れた漁村の売春宿を経営する兄弟と女郎たちの壮絶な生を巡る話。主に福田雄一監督作で見られる様なコミカルなイメージが佐藤二朗氏のイメージかと思うがそれ
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

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OVA版があまりにも丁寧に作られているので大友監督の表層的になぞるだけの脚本や演出では見劣りしてしまう。それは前作までで充分に分かってはいたけれども。構成も疑問。概ね筋は違わないんだけど。

しかしそ
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ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦(1990年製作の映画)

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ヤムチャ、天津飯、チャオズたちZ戦士が活躍する唯一の劇場版Z。あっという間にやられるけど。しかし短くとも繰気弾を繰り出す姿は光ってたぜヤムチャ。本編でのインフレに振り落とされていく初期メンたち、せめて>>続きを読む

ドラゴンボールZ(1989年製作の映画)

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映画ごとに出てくる強敵とのバトルがサクッとスカッと観れるのが劇場版ドラゴンボールの良いところだろう。如意棒ラストの勇姿。ノドアメ、ショウガヤキ、ウナジュー。ピッコロが味方でいる時期の方がもう長いのでこ>>続きを読む

バード・オン・ワイヤー(1990年製作の映画)

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我が心のジョン・バダム。
最も脂が乗り切った頃のメル・ギブソンとゴールディ・ホーン。更にデビッド・キャラダイン、ビル・デューク。ハンス・ジマーのスコア。これでもかと溢れ出るTHE 90年代を摂取できて
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シリーズ7/ザ・バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

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デスゲーム系映画は数あれど大概は現代とは離れたディストピア的な近未来へ設定を置く中で、恐らく唯一この映画だけが現実と地続きだと思える現代へと根ざしたものになっている。無作為に選ばれた市井の人々のバトル>>続きを読む

GUN CRAZY 復讐の荒野/裏切りの挽歌(2002年製作の映画)

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旬の女優やアイドルを主演に据えた和製ウエスタン連作という良企画。Vシネにも女性が主役のアクションものはあったが大概お色気とセット。純粋にガンアクションのみを追求した武骨さが良い。

もう少し作られてい
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デビル(1997年製作の映画)

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決して相容れない立場でありながらハリソンとブラピが擬似親子的な友情を紡いでいくのが切なくて。この頃のブラピの儚げな存在感はまた今と違う良さがあるね。神がかってる。

トップスター共演にしては些か地味な
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サイボーグ2(1993年製作の映画)

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ヴァンダムよりもちゃんとサイボーグしてるので割と悪くない続編。ユルさではどっこいだけど。女性型サイボーグの製造過程のオープニングクレジットなんて攻殻機動隊よりも早い。ジャック・パランスだけ別次元の存在>>続きを読む

スクリーマーズ(1996年製作の映画)

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これくらいの泥臭いSFが好きかな。どっかの架空の惑星を舞台にしたみたいな。
今やかつての未来を追い越してしまった現在においてはあまり大それた設定のSF映画もそう見られなくなった。
どうにも現代の延長線
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るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 新京都編 後編(2012年製作の映画)

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京都大火と煉獄戦にエピソードが絞られている為前編よりはマシ。左之助と斎藤が仲良さげでちょいと萌える。

追憶編に倣い必殺技を描写しないリアル寄りの殺陣だがコンセプトをきちんと貫いて奥義伝授のくだりをス
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るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 新京都編 前編(2011年製作の映画)

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追憶編を作り上げた辣腕のスタッフといえど京都編を前後編90分にまとめるというのは無理な話。星霜編でも尺が足りなかったというのに更に難題を突きつけてどうしたいのかよく分からん作品。

美麗な作画によって
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

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タイトルロール2作目にしてワンダーウーマンの個性とか魅力とか作風とかってなんなんだっけ?と。全くよく分からなくなってきた。面白かったけど。最後の配役がニクいね。

ブラック・ウィドウ(2008年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
MCU最新作をどこよりも誰よりも早く。
(マジでそれと間違えてるの多数。)

ゆ、ユルい……TVドラマちっくな凡庸なサスペンスだ。ジャケットから期待する血生臭さもエロさも刺
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ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷(2021年製作の映画)

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最近の仮面ライダーはTV本編よりもVシネの方が面白かったりする。今作も例に漏れず。子供を視聴層に意識した朝の番組としてはどうしても出来ることに枷はあるので追求できなかったテーマなどVシネならば思い切り>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

語るべきテーマのため致し方ないとはいえテンポ感には欠けた原作の展開をギュッと詰め怒涛のアクション巨篇へ昇華。これまで積み重ねてきた集大成として完結編として見事な出来。

剣心にも読者にも衝撃を与えた原
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2LDK(2003年製作の映画)

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この当時まだ女優よりもバラエティの方に軸足のあった小池栄子が芸人に半笑いでこの作品を扱われていた印象が残っている。それが今や。半笑いするような内容ではなくけっこう鬼気迫る演技対決。
堤幸彦もコンセプト
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ドロップ・ゾーン(1994年製作の映画)

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我が心のジョン・バダム。
突出した傑作ってのはそう撮らないが
そつないウマさで必ず期待通りのものを見せてくれる THE 職人監督。
今のハリウッドは職人監督っているだろうか。思い当たらないな。普通に面
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エクスタシー・イコライザーREN 妖艶美女が溺れるキケンな恍惚(2020年製作の映画)

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暴力的で淫靡なVシネの路線が連綿と受け継がれている。ちゃんと現場で発火してるのも嬉しくなっちゃう。今の予算規模的にはなかなか苦しいところもあるのだろうがきちんと形になってる。面白い。

バウンティハンター(2011年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
先に2が登録されてて1が今更のナゾ。
2021. 3.14

グロテスク(2008年製作の映画)

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今の気分で観る映画ではなかったね。
ふと観ようと考えた時は考えた時でいざとなったら別の腹になってたというか。まだまだ駄目だわい。
邦画でこの手のは決して多くはないが海外と比べてホント日本人は根が陰湿的
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

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本来のテレビドラマという枠を決して超えてこないものの今の自分にとってはコレぐらいの軽さが丁度良い。
そもそも福田雄一監督にウェルメイドな傑作なんて求めちゃいない訳でそんなもん出してきたら逆に引くわ。変
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はめられてRoad to Love(2016年製作の映画)

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エロとギャグとその他諸々かなり混沌となりそうな要素ばかりなのにそれを見事にテンポよくまとめ上げる卓越したセンス。
『新橋探偵物語』も相当に面白かったけど学生映画でその作風をきっちり確立してるのが凄い。
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