田山信行さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

田山信行

田山信行

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宇宙怪獣ガメラ(1980年製作の映画)

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悪評高い作品ではあるが……
何しろコレが初めて観た怪獣映画だったので思い入れがある。
過去作からの流用とはいえ怪獣がこれでもかと出てくるのでそんな事情を知らない子どもとしては純粋に楽しかった。大爆笑し
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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

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『機動戦士ガンダム』がアムロとシャア、2人のニュータイプの物語だとしたならばこれ以上ない完結編。サイコフレームの共振が成し遂げる光の奇跡。宇宙世紀で繰り返す戦争の果てに帰結すべきテーマも語りきった。き>>続きを読む

ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

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バレンタインデーというタイミングにぶつけての地上波オンエアとは。
ミュージカル映画の常道に則ってコンセプトはちゃんとしているんで原作も知らないこともあってかなり楽しめた。

元々の福田雄一監督の作風に
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大阪少女(2020年製作の映画)

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大阪には犯罪者かヤクザしかおらんのかい。行ったことないからフィクションだとそんなイメージしかないぞ。
その中で図太く生きる少女が痛快。
何気にRE:BORNの後日譚的な。

暴力無双 サブリミナル・ウォー(2021年製作の映画)

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『VERSUS』20周年記念作。
当時のメンバー再集結での暴力同窓会。全員が殺し合いを演じているのにひたすら楽しそうな。セルフオマージュ含め観ているこちらも楽しい。20年の時を経てまた同じ地に立ってい
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フィールズ・エンジェル(2004年製作の映画)

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Filmarks1番乗り。
話は全くもってよく分からないが。映画の製作現場で殺人が起きたら即刻製作中止だと思うんだがなんで滞りなく撮影を続けているんだろうか。
グラビアアイドルの役者業へのまず足掛かり
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アナコンダ(1997年製作の映画)

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2021年の映画始めは…コレ!って
なぜなんだテレ東。
やたら地上波でのリピート率の高い映画。
そのうち午後ローだけで7回の放送実績。なぜなんだテレ東。どんだけ好きなんだ。

マジに考えると
獲物を絞
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TOKYOドラゴン飯店(2020年製作の映画)

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ヤクザとラーメンとミュージカル。あり得ない化学反応が起きてて面白い。

劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME(2020年製作の映画)

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アキラ100%の具が見えていた気がする……!!

TV本編で表現し切れなかった要素の補完やコンセプトがきっちり昇華した劇場版の中でもトップクラスの完成度。コロナで製作延期になったのが良い方向に働いた真
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劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本(2020年製作の映画)

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本来、仮面ライダーの劇場版はコレくらいのスケールで良い気がしないでもない。前置き一切無しのライダーバトル一本勝負。ヒーローのアクションの気持ち良いとこだけ抽出した様な短編。子どもが飽きずにリピートしや>>続きを読む

女バトルコップ(1990年製作の映画)

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東映の本格的な特撮バトルヒロインって唯一コレだけでは?一応設定は大人向けを志向してはいるけども大人の鑑賞へ耐えうる作品へ昇華しているとは言い難い。真・仮面ライダーも似たようなものだったが大人向け特撮路>>続きを読む

ゆりかちゃん(1997年製作の映画)

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元祖エリカ様こと榎本加奈子。
10代の頃から相当に完成された美形で確かに可愛かった。しかし相当な毒舌というか強気で奔放なキャラクターで今だとどうなんだろう。

サイキック・ムービーとは銘打っているもの
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笑う大天使(ミカエル)(2005年製作の映画)

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邦画ではVFX屋さんをあわよくば監督にしようという悪癖がある。本作品の小田一生監督もそれで担ぎ出された1人。それはきっと邦画の懐事情によるところ。CGの扱いに長けて予算管理も出来るというスキルによって>>続きを読む

ダイナソー・ファイター カンフーVS.巨大恐竜(1997年製作の映画)

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パッケージのコンセプトをバカバカしいと思いながらも少しは面白いかもと期待して観る訳だけどその期待するものは微塵ともコンセプト通りに展開されないというのがこの手の映画のダメなところ。

最低限のスペクタ
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ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer(2000年製作の映画)

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単なる快楽殺人鬼である朝倉がもはや超常的な存在と化していて終盤の展開は何が何やら分からんって感じで求めてたのはこういうのじゃないんだけど……というのはあるんだが。エヴァのエピゴーネン。

本当にハマっ
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漫☆画太郎SHOW ババアゾーン(他)(2004年製作の映画)

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オムニバスの様々な漫画太郎。しつこいぐらいのコピーギャグ。エンケンさんの珍八先生が一番好き。あの奇跡の全裸スタイル。

アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

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オタクとはかくあるべし映画。
とは言っても演じるのがヒュー・グラントだから女にも金にも不自由しない一応のリア充なので投影できないが。
無職の上に結構なクズ男でもあるので見習うべき人間でもないが。しかし
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極道戦国志 不動(1996年製作の映画)

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三池崇史が今現在シネコンでかかる映画でここまで無茶苦茶やれば……いや無理だろうけど。この時代この枠組みでこそというのはあるだろう。若干アングラに堕ちかけたような。小学生がチャカブッ放す時点で脚本から弾>>続きを読む

マッハ!(2003年製作の映画)

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2000年代氾濫したワイヤーアクションへのカウンター的に現れたトニー・ジャーの超絶身体技アクション。映像技術での誤魔化しなど無しに己の身体ひとつで繰り出すムエタイの迫力。相手の身体にブッ刺さる様な鋭い>>続きを読む

凶気の桜(2002年製作の映画)

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ナショナリズムに傾倒した若者達が暴力で日本を変えんとするが更なる暴力に淘汰されていく刹那的な青春映画。
この頃から既にこの国はきな臭かったんだろうが彼らの危険な思想や行動を肯定した映画ではない。寧ろそ
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キリングエンジェル 夢犯(1995年製作の映画)

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エロスとバイオレンス。今もVシネで継続はしているジャンルだが隆盛期のこの当時は製作費が桁違い。とは言っても当時でいえばこれで超低予算だが……今はもっともっと安い。映画の面白さは予算じゃないとは言うにせ>>続きを読む

FULL METAL 極道(1997年製作の映画)

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三池崇史初期作のうちでも既にもう後々の片鱗が全開にスパークした極道チョカシ系バイオレンス映画。でもまだ当時の勢いや熱量がウェルメイドに抑え込む傑作ぶり。主演うじきつよし大熱演。異様な程に多岐にマルチな>>続きを読む

ハイランダー/悪魔の戦士(1986年製作の映画)

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冒頭、現代のニューヨーク。激しい剣劇のあと、立体駐車場からカメラがグワーっと上がって行き天井を突き抜けたら450年前のスコットランドへタイムスリップしているという驚異的なカットからの開幕。
とにかく逐
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リコシェ(1991年製作の映画)

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ラッセル・マルケイ最後の輝き。『ハイランダー』で映像派と謳われたがその勢いや短かった。無茶苦茶エグい復讐劇。犯人の逆恨みも甚だしいがただ殺すなんて単純なものではなく身の破滅を導く為の用意周到で陰惨なや>>続きを読む

少林老女(2008年製作の映画)

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『少林少女』に雑に乗っかった便乗作だがコッチの方がすこぶるデキが良い。
まあアレはカンフー映画への冒涜も甚だしい噴飯物であり何もかもが支離滅裂なカルトへ踏み込んだ映画だ。
『少林老女』こそ真っ当なカン
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許されざる者(2003年製作の映画)

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三池崇史の初期アウトロー路線の集大成たる傑作。基本的に三池崇史はずーっとやってることは変わらず作品が傑作となるか駄作となるかは本人の資質のみによって決まる訳ではない。
この作品においては愚直にアウトロ
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映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険(2018年製作の映画)

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純然たる子ども映画過ぎるので語ることはない。映画館でのぼっち鑑賞最高難易度の作品であることは間違いない。

ブラッディ・マロリー(2002年製作の映画)

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日本のアニメや漫画に大きく影響を受けた上で生まれたフランスのオタク監督の映画。80年代ホラーのエッセンスも多分に。映像の質感まで外国映画というより日本の特撮番組みたいに見えるのは狙ってか低予算だから自>>続きを読む

リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い(2003年製作の映画)

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超人たちのドリームチーム映画としてはアベンジャーズに先んじて。ヒーローというかモンスターなのでチームワークなどあったもんじゃないが訪れる危機ごとに適宜能力を発揮して結束を深め巨悪に立ち向かっていくとい>>続きを読む

デスマシーン(1994年製作の映画)

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スティーヴン・ノリントン監督デビュー作。どっかで観たことある様な要素満載の80年代SFごった煮感がたまらなく。有名映画監督の名前を模した登場人物なんかでオマージュを捧げつつノリントンがやりたいことを兎>>続きを読む

アホリックス リローデッド(2008年製作の映画)

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今をときめく人気監督デヴィッド・リーチだがかつて役者として出演した作品がコレと実写版KOFというしょっぱいフィルモグラフィ。マトリックスのパロディ要素は終盤だけで架空のアクションスターのモキュメンタリ>>続きを読む

アホリックス(2005年製作の映画)

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ひたすらチープでくだらない。一体全体何やってんだかもよく分からないし。パロディとして気が利いてる訳でもないので決して笑えもしないんだがこのくだらなさこそが良いんだよね。日本語吹き替えも出鱈目だらけ。玄>>続きを読む