たじたじさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

たじたじ

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イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.0

夫婦の離婚について子ども目線で綴った映画。約80分という短さなのに、端的なセリフやちょっとした仕草から、それぞれの人となりをよく表してる。

夫はすごい上から目線でせこくて、妻も妻だけど、まあそら離婚
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運び屋(2018年製作の映画)

3.5

ただの犯罪映画だと思っていたら、重厚な家族ドラマの映画だった。何でも買えるほどの富はあっても、家族と過ごす時間を買うことはできない。だから、1番は家族。

しかしブラッドリー・クーパーは顔がかっこいい
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

1作目を越えられないのはシリーズものの宿命か。2作目は複数の話が入り混じるから少々わかりにくく、1作目のようなカタルシスもない。でも、終盤に爽快なアクションがあるのは変わりない。天気ももはや嵐、めちゃ>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

「引退した凄腕(の殺し屋)」といえば『ジョン・ウィック』を最近見たのでそちらを彷彿とさせたけど、個人的には『イコライザー』のほうが好み。

『ジョン・ウィック』も正義っちゃあ正義だけど、あくまでも私的
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ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

3.0

黒人を取り巻く問題は、歴史と構造が深すぎて解決するのが難しいとあらためて実感。いろいろとブラックな『スタンド・バイ・ミー』という印象を受けた。

「黒人同士を衝突させるために黒人の住む街には酒屋と銃の
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.0

失敗しては過去に戻ってやり直す様は滑稽な感じもあっておもしろい。でも展開は読めるからちょっとだけ眠くなってしまった。

マーゴット・ロビーはいつでもどこでも綺麗で妖艶で目を引く。ヴァネッサ・カービーも
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.5

とにかく出演者が豪華すぎる。コリン・ファースの地団駄はかわいすぎるし、キーラ・ナイトレイはきれいすぎるし、アラン・リックマンはいい味出すぎてるし、ヒュー・グラントはかっこいいけどついに首相に上り詰めて>>続きを読む

幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.0

料理がおいしそう。いいお店のごはんが食べたくなる。とにかく料理がおいしそう。

『ダークナイト』のハービー・デントはどこか胡散臭いやつやな思ったけど、この映画のニックは飾り気のない陽気なやつですごくか
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

3.0

最後まで王道でした。長いけど、王道すぎるファンタジーだから見ていて損はない。

ガンダルフが魔法使いのくせにまったく魔法を使わん。ガンダルフより鷹?鷲?のほうが活躍してる。ピピンは相変わらずだけど、こ
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.0

フロド&サム、ピピン&メリー、アラゴルン&レゴラス&ギムリの3パーティーのそれぞれの話が行ったり来たりするから、1作目よりテンポがよく感じられて時間の長さがあんまり気にならずに見れた。

ゴラムは最初
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.0

約20年前に見たときは何も思わなかったけど、今見たら思ってたよりフロドがヒロインだった。そして裸足での移動は足が痛そう。指輪はめたらあかん言われてるのにめっちゃはめるやん。

2時間半超えって長いなと
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海街diary(2015年製作の映画)

3.5

綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆・広瀬すずの4姉妹が美しかわいすぎる。それぞれ個性があって、問題を抱えてたりするけど、どんどん打ち解けていく様が微笑ましい。レキシの池ちゃんと、まえだまえだの弟もとてもかわ>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

すべてのシーンが絵画のように美しく、私的で叙情的でどこが扇情的。だから、わりと淡々と進むけど最後まで目が離せない。何よりティモシー・シャラメが彫刻のように綺麗で、アーミー・ハマーは色気ムンムンで、この>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.0

やっぱりマーティン・スコセッシのギャングものは安定しておもしろい。主人公の独白を入れながら人生をうまく要約していて緩急もあって、最後まで飽きずに見れた。ギャングに憧れた理由もよくわかるし、ギャングの世>>続きを読む

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.5

死んで幽霊になる系の元祖。今ではもう真新しくなくなったくらい使い回しされてる設定で、それを生み出したのがすごい。コメディを入れることで、ちょっとした矛盾が気にならなくなってる。

パトリック・スウェイ
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ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)

2.0

「なんのこっちゃよーわからん」というのが鑑賞後の素直な感想。キアヌとアル・パチーノをもってしても、こんなつまらん仕上がりになることあるんだなあ。

若かりし頃のキアヌはばちくそかっこいいし、アル・パチ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.0

冒頭のクレジットや飛行機と例の音楽の流れるシーン、ビーチバレーならぬビーチアメフト、美しい女性との恋、そしてグースの息子などなど、往年のトップガンのファンには堪らない要素がもりもり。ストーリーもドラマ>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.0

約37年前の映画とは思えないほど、航空機の飛行シーンがまさに自分が飛んでると思うくらいにリアルですごい。若い頃のトム・クルーズがかっこよくてかわいい。

その当時に生きていて、20〜30代であれば、ド
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

4.0

すごい俳優とすごい金を使った壮大なコントって感じ。最初は何が何やら誰が誰やらわからなかったけど、後から前半は丁寧に人物と背景を説明してるんだなと気付く。人物描写・背景描写を理解してから見ていると、後半>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

初っ端からたくさんの殺し屋に追いかけられるスリル、気持ちいいほどのヘッドショット連発のアクションがあって、ジョン・ウィックが追いかけられる側だから、前とは違う緊迫感が漂っていて2よりもおもしろかった。>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.0

最後まで見て出た感想は「いやジョン・ウィックえこひいきされすぎじゃない?」

冒頭からシリーズを代表するアクションが満載で、またまた頭空っぽで見れるわかりやすいストーリーで楽しかった。アメリカだけでな
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

頭からっぽで見れる爽快な映画。アクションはキレキレ、音楽はかっこよくて、テンポもいいし、あっという間に見終わった。

すかさずヘッドショットを決めるのが最高に気持ちいい、狩野英孝のゲーム実況にはありえ
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スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

3.0

スティーブ・ジョブズの生き様を描いた伝記映画というより、「Macintosh」「NeXTcube」「iMac」の3製品で区切って製品発表前の舞台裏からジョブズの人となりや歴史を説明するという少し変わっ>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

5.0

主人公はもちろん、ママやパパ、ダン小隊長など、脇役も含めて登場人物全員が愛おしい。幼少期に自分から声をかけて助けを求めたり、そのときの流行に合わせてヒッピーになって自堕落な生活を送ってたりしたくせに、>>続きを読む

8 Mile(2002年製作の映画)

3.0

エミネムの半自伝だけども、デトロイトの治安や貧困問題についても触れているので、自伝というよりエミネムの人生をエッセンスとして入れた1本の映画という感じだった。

若いときのエミネムかっこいいし演技もそ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

すごい静かな映画。時々挟まれる子どものインタビューが世の中の真理を突いていて聞いていて耳が痛くなった。途中途中の本から引用された文章も、劇中だけでなく、人生に当てはまることばかりで興味深かった。

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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

パイロットや医師、弁護士に扮して小切手偽造をしまくった実在の詐欺師の話。なぜ詐欺を始めたのか、どうして騙されたのか、説得力のある説明になっててテンポよく話も進む。

ディカプリオの詐欺師っぷり、トムハ
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.5

1993年のソマリア紛争で、協力軍に内緒で強襲作戦をかけたら舐めプしすぎて逆にやられていく話。

誰が誰なんか分かってないうちに次々やられていった……。ただすごいイキった若者がオーランドブルームやった
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.0

偏屈で毒舌な中年の小説家がひょんなことから犬を預かることになって隣人のゲイやお気に入りの店のウェイトレスとの関係に変化が生じていく。

この偏屈でも憎めない感じはジャックニコルソンしか出せない。物語の
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

2.0

東日本大地震の傷跡が残る宮城で、生活保護の担当者が殺されるミステリー。震災×生活保護をテーマに、型破りな刑事の阿部寛(ありがち)生意気な新人刑事の林遣都(ありがち)サイコパスみのある瑛太(ありがち)な>>続きを読む

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.0

1990年代のアフリカにおける内戦で家族を奪われた漁師と、密輸人のディカプリオが、希少なダイヤをめぐる争いーーいわゆる紛争ダイヤに関する話。

反政府組織による自国民への襲撃や少年兵の問題もテーマにな
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

爽やかな余韻が残る、心が温まるいい映画。障害というマイノリティを持つ人の映画でもあり、学生時代の甘酸っぱい青春を描いた映画でもあり、家族愛の映画でもある。登場人物が紆余曲折を経て成長する姿には勇気をも>>続きを読む

ゲーム(1997年製作の映画)

3.0

傲慢で鼻持ちならない金持ちが嫌な目に遭っていくから、そんなに主人公に感情移入できないというか「かわいそう」より「大変やな」という気持ちのほうが大きかった。

黒幕は何となく目星ついてたけど、まさかああ
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.5

不思議な世界観の映画だった。幼少期からずっと姉にからかわれまくられた結果、精神的に参ってしまった男をめぐる物語って感じかな。女性に言いくるめられて男性が参るのは兄妹に限らないことで、夫婦間に置き換えて>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.5

まだご存命なのもあって、すでに亡くなった人の伝記映画に比べてエルトン・ジョンの自己救済の意味合いが強い映画と感じた。「どん底から立ち直って昔の自分も受け入れてる」的なメッセージが込められてるのかなと。>>続きを読む

バーレスク(2010年製作の映画)

4.0

ほぼクリスティーナ・アギレラのPVみたいだったけど、歌も踊りも魅力的でストーリーはわかりやすいし最後まで楽しく見れた。

何よりこのときのアギレラが超かわいい。細いけどガリガリではなくてちょうどいい肉
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