ハチチさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ハチチ

ハチチ

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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.3

 20年以上前に一度観た記憶があるけどやっぱり今観ても傑作。

 「ロロトマシ」の一連のくだりはケヴィン・スペイシーの表情含め20年経ってもめちゃくちゃ覚えていて脳裏に刻まれてる。
 
 ガイピアース
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.5

自分には難し過ぎました、、、
学が無いとわからない。

雰囲気は良かった。

最悪の選択 Calibre(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 斬新なひねりがあるわけではないけども、因果応報とムラ社会の怖さを味わえて期待値以上に楽しめました。

 違法に銃を貸与する、忠告されたのに危なそうな女と遊ぶ、二日酔いで狩りに出る、正当防衛と主張して
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.6

こんな難しい映画だとは思ってなかった、、

解説が欲しいシーンがいくつもあったが、まさにケイトブランシェットの為に作られた映画で、圧巻の演技。とにかく魅力的でした。レズビアンという設定上、字幕も中性的
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毒戦 BELIEVER 2(2023年製作の映画)

2.8

 ソ代理のキャスト変更を知らなくて、初っ端誰やねんこいつとなって混乱してしまった、、事情があったんだろうけど間違いなく同じキャストの方が良かった。

 ちょっとネタバレ含みます。

 キムジュヒョクさ
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.6

 とても味わい深い素晴らしい映画でした。今年観た邦画の中では1番かもしれない。

 マスクや仕切り、リモート面談などコロナ禍の象徴的なものが多くあり最早懐かしくなってしまった。

 尾野真千子演じる田
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

4.7

 ここ最近デヴィッド・フィンチャー作品制覇活動をしているが、本作は間違いなくトップスリーに入る超絶傑作。

とんでもなくおもしろかった。

ここからはネタバレ含みます。

家の中を舐め回すように撮影す
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 結構早い段階からソ代理が実はイ先生ではないかと読めてしまったが、それでも最後まで見応えありおもしろかったです。なぜかソ代理がいくら殴られても傷つかないし腫れたりしていなかった。

 序盤からキーにな
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スパイダーヘッド(2022年製作の映画)

2.5

期待しないで観たらその期待以下だった。

クリスヘムズワース演ずるスティーブは良い味出してたんだけどな〜
他が弱い。
スマフォ使って薬投与するなど現代風。

典型的なマッドサイエンティストもの。

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ゲーム(1997年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白かった、、、
大昔に観たような観てないような記憶だったがほぼ初見の感覚で観れた。

 展開が読めず次々と不気味な出来事が起こり目が離せず釘付けになってしまった。

 現実的にはこんな誕
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バレリーナ(2023年製作の映画)

4.1

90分の収まりの良い良作でした。

 やはり女性が無双する姿は清々しい。
主人公オクジュがとにかく魅力的。とにかく強く、単車を乗り回し、過剰に感情を爆発させることもないが内に秘める感情は強く涙ぐむこと
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Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

3.8

 これはありそうでなかったビジネスサイコホラーという新たなジャンルを築いたのでは?笑

 会社員生活をしている人であれば琴線に触れると思われるシーンがたくさんあった。

 エミリーを演じるフィービーデ
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 オドオドしているジェイクギレンホール、味わいがあって良い。応援したくなってしまう。

 現実と同じ、結局ゾディアック誰やねん!なんだけども、そのやるせない感覚と余韻の残し方が秀逸過ぎる。

登場人物
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.3

半端ない緊迫感が漂う良質な映画でした。

 やはりディカプリオは『シャッターアイランド』のときのような追い詰められ病みまくってる役がハマる。
 
 そしてジャックニコルソンの貫禄よ、、マッドデイモンし
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

大昔に観た映画をまた観てみるシリーズその2。

 改めて観ても最高にイカれた映画。そしてビックリするくらいに色褪せないメッセージ性。

 本作のブラッドピットに憧れて赤色のレザージャケット買ったの思い
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

実におもしろくなかった、、

展開が少し読めてしまった。

悪い意味で救いがなくしょうもない話だ。

草薙刑事、いくら過去思い入れのある事件だからって写真見ただけで嘔吐するか?
新米刑事が現場の死体見
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.0

 主人公の殺し屋は圧倒的強さで無双感があるわけでもなく、なんなら最初に仕事を失敗したことが全てのきっかけだし、人間的に魅力があるわけでもなく、、自分が求めていたもものとはだいぶ違っていた。

 ただ、
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.0

 リリーフランキー、安藤サクラの気怠い演技が神懸かっていました。

 しかしそれだけだな、、

 救いの無い話ではあるし、あの小さな女の子も、超マイナスからマイナスの環境にいき平穏感じてたもののまた超
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

 隠れた(?)傑作を見つけてしまった。

『ミッドサマー』を好きな人は好きかもとの触れ込みで視聴。毛色は違うが確かに同作を初めて観た時に匹敵する興奮と高揚があった。

 しかも主演が同じフローレン・ピ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

2.9

うむむむ、、微妙だったな〜、、、

 無駄にテンポが早い。わかりやすいフリとオチが悪い意味で効いており、展開が読めてしまった。そしてレイプシーンやキャシーの死に顔といった肝心なシーンを見せない。それら
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.6

 本当に数奇な話だった。167分あっという間。

 ベンジャミンの生き様=出逢いと別れ、命懸けの航海、恋愛、、ずっと観てられるなってくらいに素敵(語彙orz)。見入ってしまった。
 彼は周囲と真逆のベ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.6

 ディズニーランドのホラー系アトラクションのような映画でした。

 トーマシンマッケンジー、アニャテイラージョイがとにかく素晴らしい。
美貌、色気、煌びやかさ、これだけでも観た価値があった。
60年代
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.4

 なんというか舞台劇のような映画だった。それだけ俳優陣の演技が自然で癖が無かった。特に主演のデイジーエドガージョーンズの凛とした美しさが際立っていた。

 ノースカロライナ州はコンサバティブな州で、6
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

2.5

 普段観るジャンルではないが前評判の高さで視聴。

 しかし、、よくわからんかったなぁ、、、

 一部制約があるものの、自由に過去に戻り、思うようにならなければゲームのようにリセットできる。はっきり言
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

1.5

 重いテーマを扱ってはいるがあんまり感情が動かない無味無臭の映画でした。

 登場人物達の言動や行動に違和感がちょくちょくあり、入り込めなかった。あの犯行は色々な意味で現実的ではなく実行するのは極めて
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レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 難解でしたがベニチオデルトロの魅力を存分に知れる映画でした。

 全体的に暗く不穏な空気で淡々と進むストーリー。主人公ニコルズは粛々と捜査を進める。紆余曲折はあるものの、捜査の進展が進めば進むほど元
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閉ざされた森(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 ものすごい久しぶりのジョントラボルタで懐かしすぎてそれだけで興奮した。中学生の頃観た『フェイスオフ』以来好きでした。サミュエルLジャクソンも大好き。

 どんでん返しものというフィルターでどうしても
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

 マドンソクの肉弾戦はやはり良い。殴ったときの音が他と違う笑

 前作と同様、悪役がそこまで強くない。しかしこれはマドンソクを満喫する映画と割り切ってるので個人的には気にならなかった。

 社長夫人の
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さがす(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

 全く思っていたような映画ではなかったけど、予想の斜め上の展開で最後までダレずに観れました。
 凶悪指名手配犯に身分を乗っ取られた悲劇の父ちゃんを思わせる冒頭からの山内の3ヶ月前、智の13ヶ月前を差し
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ある男(2022年製作の映画)

4.3

不思議な話だった。
ただ静かに登場人物達の心理と感情の機微と対峙する映画でした。
作品全体を包み込むあの静けさというか観てる側を引き込む空気感、
『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督と聞いて納得。

 登場人物
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イン・ジ・アース(2021年製作の映画)

2.2

 高熱でうなされているときに見る夢みたいな映画でした。
わけわからん展開でわけわからんまま終わった^^;

 序盤は先が読めない展開でワクワクしたんですが、、マーティンは左足を縫われる斬られる焼かれる
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

4.4

 政治要素が濃くて入り込みにくいと思いきやそうでもなくシンプルに見応えが相当にありおもしろかった。

 任務とはいえターゲットを殺す毎に少しずつだが着実に擦り減り消耗していく主人公達。あらゆる方法で殺
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怒り(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 バラバラになっている点と線が最後1つになるような映画だと思っていたらそんな単純なものではなく、それぞれ『怒り』の源泉とその矛先、そしてその顛末と向き合う映画でした。

 誰が山神かは結果論。もしかし
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

大昔に観た映画を再視聴シリーズ。
当時観た時はおそらく高校生の頃。冒頭のノルマンディー上陸シーンの腹わたしか記憶が無かったが、今回はヒューマンドラマとしても解釈することができた。

背景あれど、たった
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.2

 経済的に恵まれ所謂玉の輿に成功した女性が異食症を発症して全てが狂い出す。

 色々なものを飲み込んでいく中で、直接的な描写というより想像させる痛みや苦しさがボディブローのようにじわじわ効いてくる。な
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ツーリスト(2010年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

実はフランクがピアーズだったというオチでちょっと考察は楽しめるかも。

次元の低いアクションと薄っぺらいセリフ、そしてベネツィアの美しい街並みでも見せておけばアンジー&ジョニデファンなら食いついてくれ
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