てりりさんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

時をかける少女(1983年製作の映画)

5.0

原田知世を愛でる会のようなものが当時あったかもしれない、と思うのだけど、そういうことも含めて、お茶目な大林宣彦監督の手腕が発揮されてると思う。控えめに言って傑作。

乱暴と待機(2010年製作の映画)

3.8

かつてのサブカル風な印象だった。うわあ、と思いながらも好き。

乱歩地獄(2005年製作の映画)

2.9

好きなクリエイターいっぱい参加してるから楽しみに見たけど、期待が大きすぎたのかイマイチと感じてしまった

水の女(2002年製作の映画)

4.2

最近、自分の中で90年代がマイブームで、UAとか浅野忠信とか、あの時代の感覚で見てられる自分であって良かったなと思った。銭湯、また行きたい

殺し屋1(2001年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

思い切りがいい。僕もイチに真っ二つに死なされてみたい

身代金(1996年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

僕の大好きなメル・ギブソン主演作。身代金は息子の命と引き換えなのに、払わず、犯人を脅しつけて断固として断った直後の「ああっ! なんてことだ! 神様〜〜!!」でいつも愉快な気持ちになる。もう20回以上そ>>続きを読む

ゲーム(1997年製作の映画)

4.3

かなり好き。ネタバレなしで何も知らないまま見てほしいから、レビューはしない。

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

"何も出来ない自分" を、まざまざと見せつけてくれた。さめざめと悲しい。寄る辺なく流されるワンダの物語。ロードムービーとかアメリカンニューシネマとか、そのあたりにジャンル分けされるのだろう。さめざめと>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.5

子供の頃に観た印象と大人になってから観る印象が変わらない稀有な作品と思う

ブラックマジック M-66(1987年製作の映画)

4.5

士郎正宗で一作選ぶとしたらこれになる。スタッフの方から今作についてお話を伺う機会があって至福の時だった。

(秘)色情めす市場(1974年製作の映画)

4.1

前衛的に極まってる。芹明香と花柳幻舟だから強烈。

ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

5.0

僕は本気でホドロフスキーを信仰してしまいそうな弱い人間で、この映画でのアートによる癒しは自分も受けたいと本気で思ってしまう。

太陽の帝国(1987年製作の映画)

4.2

日本について考えることの端緒になる作品と思う。ラストで僕は暗い気持ちになってしまうけれど、立場の違う人がみれば全然違う感想なのだろうなと容易に予想できる。それぞれの思うことに興味があるので多くの人の感>>続きを読む

マグノリア(1999年製作の映画)

4.2

初PTAがこの映画だった。摩訶不思議にワンダーな心持ちのする素敵なものだな、と愉快な気持ちになって温かく思った。紹介されて観たので教えてくれてありがとうという気持ち

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

2.0

阿部寛が好きなので甘く見積もったスコアだけどこのくらい。是枝監督を僕はあまりよく思っていない。映像が綺麗なのは撮影監督の手柄だと思うので。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.6

2023/02/02 
再び鑑賞。聡明であったり、誠実であったり、そういう人物がまるでいない世界。疑念と憤懣と悲痛に捕らわれてる人々を撮っているように見えて、この映画を良いとはとても思えないと思い返し
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