てりりさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.4

地に足のつかないまま物語について行かざるを得ない気持ちに突き動かされてあんな嫌なことやこんな嫌なことを体験させられてしまう気持ちで最後を迎える。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.5

ここまでは、高品質のロボットアニメの系譜にあった気がする。

叫びとささやき(1972年製作の映画)

5.0

情緒表現が好き。遠回りで、近づきすぎないで、観察させる立場から見せながら内奥を察知させるこの手法が。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アムロとシャアの話はこれにてお終い、なのだろうけど、残された人々はいる訳で、閃光のハサウェイへと繋がっていく。
僕は1stとZとZZと逆シャアまで観られて、閃光のハサウェイもまだ続くけどとりあえずは見
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映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

4.1

公開時に映画館で見た。よく残ったメンバーで活動できたなと奇跡的に思える。映画は長かったけど、十分目が釘付けだった。

偶然と想像(2021年製作の映画)

3.8

かなり良かったけど、コミカルな面がちょっと俗に思えてもっと超越した境地に達してる人々が観たいなと思ってしまった。

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

4.1

後年、これだけ観衆を集めるほどに、強烈なインパクトがある作品なのだなと時が経つほど分からせてくれる。

劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ピンドラの映画版、前編。いいねいいね、憎いね、桃果。桃果こそがピングドラムだって今はわかるよ

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに見た「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」。以前見た時は10代だったので作者(原作者の高橋留美子先生)の気持ちを慮ってこの作品の持つ物語構造に憤り(「うる星やつら」という定番化した作>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

今敏監督の作品内でいちばん初めに気持ちが乗ったのがこの作品のラスト総まとめのフワッと滑って助かるシーン。そこを起点に今敏作品は殆ど見てると思うけど、この上手くいった感はここでしか得られない物だった。見>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

4.4

2023/04/24再度観た。夢か現実か、混淆した世界、現実が夢に取り込まれていく。今回は混乱せずに見られた。何度も観ても面白いよ。
何年か前の映画天国で録画しておいたものを観て。

コロンバス(2017年製作の映画)

4.5

建築を眺めながら人と人との関わり合いに感傷的になってしまう穏やかで優しい映画。ラストで無性に抱き止められたくなった。

からっぽ(2018年製作の映画)

3.8

雰囲気が良い。美術に関わる人たちはこんな感じだなと思う。

夜とケイゴカー(2013年製作の映画)

2.5

自主映画としては面白みのあるほうなのだろうな。不条理で、胸の悪くなるような描写がふんだんに繰り広げられる。

2022/02/13に録画視聴。
2023/07/21に録画したものを再度視聴してレビュー
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

公開時に新宿の映画館(どこだったか失念)で、満席で立ち見で観た。
ファンの思い入れが深くなることを見せているストーリーが進む中、アイドルはなぜそこまでして頑張るのだろうと僕は怖くなってしまって、そうい
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.7

すごく好きになった。長さは感じなかった。ロードムービーは好きだなと思った。手話や外国語はそんなに必要な要素とは思わなかった。寂寥感があった。車が家みたいだなと思った。いい色だった。

アムステルダム・ウェイステッド!(1996年製作の映画)

3.4

ドラッグカルチャーと共に生存してる子たちの青春映画だと思った。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ここまでのエヴァンゲリオンシリーズ全部好きだったけれど、最終作にして嫌いな結末が待っていたのだった。マリが好きか、否か。僕は好きじゃ無いんだよな。成長したシンジも受け入れられない。大人になっても同じ声>>続きを読む

ドミノ 復讐の咆哮(2019年製作の映画)

5.0

デ・パーマ・カット炸裂の100%デ・パルマ節映画。ヒッチコックを踏襲しきったカメラワークや、ピノ・ドナッジオの極限まで扇情的な音楽もいつもどおりながら最高だし、サスペンス技法の秘術を尽くした最高のデ・>>続きを読む