長閑な田舎に、可愛い妖怪。ありふれていますが、たまらなく好きなシチュエーションです。思春期真っ只中の主人公の、母親や亡き父親への向き合い方が、年相応の不器用さをはらんだ素直さでほろりと感動させられます>>続きを読む
1956年当時、ベルリンの壁建設の5年前。西ドイツの映画館でハンガリーの民衆蜂起を伝えるニュースを見た東ドイツの男子高校生二人は、教室の仲間達と共に犠牲となったハンガリー市民へ2分間の黙祷を捧げる。そ>>続きを読む
マザコンギャングここに極まれり。
ジェームズ・キャグニーの怪演やスピーディーな展開、個性的な脇役達が魅力的な作品です。ギャング映画の古典らしいですが、時代を感じさせない演出の数々に驚かされます。後世の>>続きを読む
馬鹿正直な性格をした男が、インドに取り残されてしまった失語症の女の子をパキスタンの家へと返すために奮闘する物語。
インドとパキスタン。ヒンドゥー教とイスラム教という宗教の違いから分かれてしまい現在も対>>続きを読む
相変わらずモノローグが多すぎて笑っちゃいますが、大画面で観るカメラワークぐりんぐりんの吸い込まれるような無限城や、戦闘時のufotable最強音響はやはり映画館で観てよかったなと思わせてくれました。
禁酒法時代に密造で財を成し顔役に上り詰めた男の栄枯盛衰を描いたフィルム・ノワール。この手の作品あるあるのこれだよこれという感じの粗野な主人公が魅力的で、時代の奔流に飲み込まれていく様がどこか切なく、退>>続きを読む
不穏な雰囲気の群像劇ですが、展開があまりにも冗長で興が削がれました。ストーリー自体は簡潔なのに対して、必要のないシーンや登場人物が多く、退屈な作品でした。
ただの熱血教師ものの枠にとどまらない、様々なテーマを内包した奥の深い映画でした。
テンポおっそ。内容うっす。ナナチおるやん。ミト可愛い。
クリスチャン・ベイル扮する元刑事が、陸軍士官学校での殺人事件を捜査する本格派ミステリー。ダンブラウンのラングドンシリーズを彷彿とさせる、実在の歴史とリンクした宗教色の強い展開に胸を躍らされます。話その>>続きを読む
全編セリフ無しの映画。「草原」「実験」「ロシア」という鑑賞前からわかるワードだけでオチは読めてしまうと思いますが、そこに至るまでの過程をただ眺めるだけの作品です。ストーリーはオチ一本勝負のためなんの捻>>続きを読む
いまいちつかみどころのないストーリー、ジャンプスケアを多用するありふれたホラー演出、笑ってしまうほどCG感のある見た目のオバケ…。台湾ホラーブームの火付け役ということで期待していた作品でしたが、普通に>>続きを読む
相変わらずキャッチーで観やすく、大好きなエドワード ・ノートンがハマり役でそれなりに楽しめましたが、オチが弱いと感じたので前作の方が好みでした。
前章で控え目だったアクションシーンが増え、物語が今後さらに複雑に広がっていきそうな内容で、まだまだ完結しそうにありません。今後の展開が気になりすぎます。
嵐の前の静けさを感じるサスペンスフルな導入章でした。
過去作へのオマージュが盛りだくさんだったり、旧シリーズの主要人物が登場するのはテンションが上がりましたが、ストーリー的には自分の中ではシリーズ中一番の凡作でした。
悪い奴の陰謀を阻止するぜ!ハラハラド>>続きを読む
古川日出男×湯浅政明というだけで惹かれて観ましたが、いくら自分が好きなクリエイターが作った作品といえど、大半歌っているばかりのミュージカルは退屈でした。
今年の映画館納め。辻村深月さんの大好きな小説のアニメ映画化ということで、予告編を見ただけでもうるっときてしまうほど、2022年公開映画の中でもかなり楽しみにしていた作品でした。
老若男女関係なく、日々>>続きを読む
オリオル・パウロ監督らしい捻りの効きまくった上質なミステリー映画でした。考察楽しいです。
想像していた10倍はMADな映画でした。クリーチャーだらけで労災発生しまくりの世界を舞台に、ひたすらにグッチャグッチャという嫌な音とグロテスクで脈絡のない映像が流れていて、映画というよりも一種の洗脳体>>続きを読む
見惚れるほどの圧倒的な映像美。血湧き肉踊る大迫力のアクション。メッセージ性と娯楽性のバランスが絶妙のシナリオ。やはりジェームズ ・キャメロンが作る続編映画に死角はなかった…感服しました。
過去のSF作品の中でもかなり気持ち悪いホラー演出の才能を発揮していたアレックス・ガーランドがついにホラー全振りで映画を撮ってしまったということで、やはりとんでもない映画になってしまいました。
今年は特>>続きを読む
ARIA終幕。
完走したあと心にぽっかり穴が空いたようになる作品は一生大事にしていきたいです。
ボケボケなのに実はちゃんと後輩のことを考えているアテナさんと、しっかりしているようで実は不器用なアリスちゃん。でっかい良いコンビです!
「寂しければ寂しいほど、悲しければ悲しいほど、それは大好きな存在だったからなんです。」
オロオロォ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)