KAZUKIさんの映画レビュー・感想・評価 - 42ページ目

KAZUKI

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マレーナ(2000年製作の映画)

3.5

第二次世界大戦の最中のイタリアを舞台に、12歳の少年が大人の女性に恋をする青春映画をエロティックで芸術的に魅せている。実にイタリア映画らしい芸術的な作品です。主演のモニカベルッチの妖艶な色気がとてつも>>続きを読む

カラーパープル(1985年製作の映画)

3.8

人種差別、男尊女卑、性的虐待と重たく残酷なテーマを感動的に綴ったスピルバーグは改めて凄いと思いました。娯楽映画だけでなくもっとこういう映画も撮ってほしいな。ウーピー・ゴールドバーグにしては珍しいシリア>>続きを読む

13日の金曜日PART3(1982年製作の映画)

3.0

2まで観てだいぶ時間経っての本作鑑賞。内容は、たいして変わってない。クリスタル湖でジェイソンの餌食になる若者たち。モブキャラはサクッとやられて生き残った姉ちゃんとの1on1。新しい要素は、やっと本作で>>続きを読む

ザ・コミットメンツ(1991年製作の映画)

2.8

「シング・ストリート」「ONCE ダブリンの街角で」を撮ったジョンカーニーの原点であるアイルランドのダブリンを舞台にしたミュージックドラマ。本作は、労働者階級の者たちが結成したバンドグループの始まりか>>続きを読む

オーメン(1976年製作の映画)

3.2

70年代を代表するオカルトホラーってだけあって、映像で恐怖心を煽るよりも心理的恐怖の煽り方が秀逸だった。特に不気味な音楽がなんとも。中だるみもあり古臭さは否めないがそれなりに楽しめるホラーでした。

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.8

THE80年代満載の映画。
「フットルース」「ストンドバイミー」と他にも数多くあるがこの年代の主題歌は本当に好きのが多すぎる。
本作の主題歌Irene Caraによる「What a Feeling」も
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

2.5

やっぱりウェスアンダーソンは合わないかなあ…
カテゴライズが曖昧でドラマでもコメディでもなくシュールなストーリーや会話で笑いを取ってくるので、ここがツボな人は面白いのだろうが自分には刺さらないなー。
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.0

これは「地球防衛軍」みたいだった。中学の頃朝までこのゲームやってましたわ。虫の大群が渦巻く絶望的な描写や世界観と虫の造形がよく似ている。ひょっとしてこの映画から着想を得たのか?
この手の映画でもヴァー
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マグノリアの花たち/スティール・マグノリア(1989年製作の映画)

3.5

理想的な人間コミュニティを綴った本作は、人と人の繋がりの素晴らしさを実感できる。本作においては女友達同士の友情がベースですが。なので女性の方がより共感が大きいかもしれません。
人間関係が希薄になってい
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セイ・エニシング(1989年製作の映画)

4.0

キャメロンクロウ監督らしく"等身大"な感じが堪らなく良い。どこにでもいる平凡な男子高生が、高校のマドンナ的な高嶺の花にデートを申し込むという古典的な青春映画なんだが、嫌味がなく清々しいというか。「こん>>続きを読む

ロストボーイ(1987年製作の映画)

3.4

「フォーリングダウン」のジョエル・シューマカー監督のB級ホラーヴァンパイア映画。個人的に大好きな「スタンドバイミー」の無鉄砲な悪ガキだったコリー・フェルドマンと不良グループのリーダーだったキーファー・>>続きを読む

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.4

インフィニティウォー繋がりで鑑賞。
なるほど。ソーが片目と斧を失った理由が分かりました。
邦題のタイトルに敬遠してたが、意外と面白かったです。
コメディ寄りの話で前2作より好みでした。

妹の恋人(1993年製作の映画)

3.6

良い映画ですね。
メアリースチュアートマスターソン目当てでレンタル。今作では、幼い時に両親を亡くしたのが原因で精神病を患う役を演じているが、そんな彼女をお守りする仲から恋仲に発展していく風変わりなパー
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摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

3.2

マイケルJフォックスをBTTF以外で初めて観たけど、本作でもなかなかのノリノリ具合だった。笑
監督が「フットルース」の方だけあって、音楽が抜群にカッコいい。
ストーリーは、いかにも80年代アメリカンコ
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愛が微笑む時(1993年製作の映画)

4.0

純粋な愛って素晴らしい!
そんな事を感じさせてくれるファンタジックなドラマでした。
不慮の事故でこの世を去ることになった4人の幽霊が、偶然その近くで生まれた少年トーマスに吸い寄せられ取り憑いて見守る事
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オリーブの樹は呼んでいる(2016年製作の映画)

2.5

父が売り払った先祖代々受け継いだオリーブの樹を娘が取り戻そうとするロードムービー調のドラマです。
感動的な話かもしれんが、主人公の無計画さと分からず屋ぶりにイライラさせられてあまり感動できんな。主人公
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俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)

3.2

脱獄囚が神父に変装するクライムコメディでデニーロとショーンペンの程よいおバカコンビが笑える。
神さまのバチがあたるどころか神の恵みを受ける展開で色々と笑えるが嫌いになれない部類の娯楽作だった。
デミム
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偽りの忠誠 ナチスが愛した女(2016年製作の映画)

2.0

スパイ映画というより恋愛映画ですね。
恋愛もスパイ工作も中途半端で何もかも中途半端でした。メイドとの恋愛は一応禁止なんですけど、普通にしてるし本格的なスパイ工作場面もなく緊張感が全然ないのが残念でした
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.0

失って初めて気付くモノってありますよね。誰かの存在の大切さなんか特に。本作はそんな心理的感情を他に類を見ないユーモアかつオーバーすぎる演出ではあるが、喪失からの自己再生ドラマとして描いてます。
妻を亡
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続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

3.6

パトカーをジャックして逃亡する逃亡犯と共に連れて行かれる警官との友情とは違う奇妙な仲の描き方が秀逸です。アメリカンニューシネマ的要素を持ちつつロードムービー調のストーリーで終盤につれて彼らの深まってい>>続きを読む

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.5

先にリメイク版の「リプリー」を観てからの鑑賞になったが、アランドロンとマットデイモンでは、作品に対しての印象が大きく変わりますね。結末がだいぶ違うのもあると思いますが。だが他人の人生を乗っ取るというス>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.3

オープニングからいきなりレトロでクラシックな音楽から始まりおしゃれ感満載。そして映画黄金期のハリウッドを舞台にした若い男女のドロドロした恋模様を駆け足で軽妙に展開していく様は、ウディアレンの真骨頂って>>続きを読む

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

4.0

「ローマの休日」の脚本を書いたダルトントランボの身に起きた赤狩り被害についての認識はあったが、映画というフィルムを通して観ると改めて受け止め方が変わる。冷戦期を背景にした思想の自由を蝕むアメリカの黒歴>>続きを読む

白い家の少女(1976年製作の映画)

3.2

当時14歳ながらジョディフォスターの大人びた色気でロリコン男を丸め込む才能が凄まじい。ジョディだからこそ出来た演技ですね。タクシードライバーでの13歳の娼婦役もそうだが、年齢に相応しくない色気がやばい>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

2.8

一貫してエロ映画を撮り続けるヴァーホーヴェン監督の今作は、非日常的なエロを日常的に見せつけてしかもそれをコメディ調にしてしまうという恐ろしい手腕を発揮してきます。だが、倒錯しすぎたエロさは凡人の自分に>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.0

世間で騒がれてるほどの映画には正直感じなかったです…。
近い将来に現実で起こりうりそうな近未来SFとしての世界観やCGグラフィックは流石でした。
だが、映像ばかりに凝った気がして映画ならではの役者の演
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.8

正直このシリーズ飽きてはいるが、結局毎回観てしまう。だが観たら楽しめるし面白い。それがアベンジャーズな気がします。そして「相変わらず金かかってるなー。」の一言です。
「ブラックパンサー」と「バトルロワ
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チャイルド・プレイ3(1991年製作の映画)

3.4

「チャッキ〜、もういい加減にさい」って言いたくなりますよ。
アンディーもすっかり高校生になっての第三弾。シリーズが進むにつれてコメディ路線に走ってます。だからこそチャッキーが愛おしく感じる。

IT/イット(1990年製作の映画)

2.5

リメイク版を観てからのオリジナル版を鑑賞したせいか、前半の青春時代がとても冗長に感じてしまった。180分とボリュームのある作品で、ある程度内容を知っていると流石に辛いかな。そして本作のCGはひどいし…>>続きを読む

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.0

終戦後、ナチスの残した地雷をドイツ少年兵に撤去させるストーリー。侵略された側つまり恨みを持つデンマークの軍曹の善悪の葛藤が印象的で、生きる希望を失わない少年兵たちにもスポットをあてつつ、しっかりと反戦>>続きを読む

秘密のかけら(2005年製作の映画)

2.5

コリンファースとケビンベーコンの3Pが…オエェ
この二人が過去に起こった事件の鍵になるのだが、話のオチはインパクトにかけ、やや中弛み気味だし、ミステリーの謎解きもそれほど面白くなく。
主演二人が好きで
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

1.0

つまらない。
ぶっとんだストーリーで初めての感覚を味合ったが、特に響くものがなく、「はあ?」ってのが正直の感想。

ダニエルラドクリフよ。どうした?
ハリー以降はパッとせん。というより方向性が分かりま
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マザー!(2017年製作の映画)

3.0

日本公開が中止になった問題作という事で大変興味がわく作品だったが、最後までストーリーの意味を理解できずに終わってしまった。理由としては、自分の宗教知識が無知な事。あと終盤につれての映像表現が飛躍しすぎ>>続きを読む

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.0

つまんない!
世界観、ビジュアル、衣装は悪くなかったが、ストーリーが薄くて退屈でしたね。
ヴァンパイア目線から、ヴァンパイアならではの孤独や苦しみという感情を描いてくる視点は、ホラー映画にない斬新な点
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恋しくて(1987年製作の映画)

3.8

タイトル通り"恋しい"って感情がもうなんとも…
「フライドグリーントマト」でメアリースチュアートマスターソンを知り関連作品を探してたら本作に出会ったが、彼女の良さが詰まったザ80年代と言わんばかり(良
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チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

3.6

チャッキーしぶとい。
工場での追跡戦において、チャッキーを殺す方法がバラエティ豊かで笑った。あの悲鳴を聞くと「ざまあみろっ」って思えてくるわ。
背筋が凍るホラーではなく、びっくりさせてくる回数がやたら
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