カンパッチーさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

1408号室(2007年製作の映画)

3.0

ホラーというより、ひたすらジョン・キューザックの夢芝居もとい1人芝居を延々と観続ける作品でパッケージのサミュエルもほぼ最初だけでした。

1408号室も結構お茶目というか最初からカーペンターズの私たち
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英雄は嘘がお好き(2018年製作の映画)

3.8

嘘で嘘を塗り固めていくオサレなフレンチコメディ、短い時間でクスッと笑えてメラニー・ロランの呆れ顔だけで大満足でした。

最後までヌヴィル大尉はいい加減で嘘つき男ですが、彼が一瞬見せる本心というか戦争の
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フットルース 夢に向かって(2011年製作の映画)

3.7

どうせオリジナルには勝てないでしょ(鼻ほじほじ)なんて考えながら観ていましたが、なかなかどうして面白いじゃないですか!オリジナルのいい所とリメイクの新しい部分を取り入れて、きちんと新しいフットルースに>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.4

良くも悪くもクルエラに都合の良い成り上がりファッションショームービー。
劇伴も選曲も後半はもうお腹いっぱいで犬の毛皮でも剥いでくれたら納得出来たかもですが、、。

まぁエマ・ストーンの魅力だけでもめっ
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社会から虐げられた女たち(2021年製作の映画)

3.7

メラニー・ロラン監督作はガルヴェストンから2作目ですが、確信しましたね、この人の作品は面白い!と。
ただ日本の邦題だけが本当に酷すぎます、内容見たのか?狂女たちの舞踏会から何を考えて社会から虐げられた
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ナイト・ウォッチャー(2020年製作の映画)

3.4

007でアナ・デ・アルマス成分が足りなかった為、満足するために視聴。
あ、悪女だ…!アルマスちゃんかなりしたたかな悪女やでぇ…。

盗撮映画といえば裏窓、ディスタービア、ダークサイドなど色々ありますが
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

思っていた終わり方と違うけど、ダニエルボンドとしては完全に終わりという意味ではこれでよかったのかな。
とはいえ、やっぱりダニエルボンドが出てきただけで待ってました!!と心が跳ね上がりましたし、何より今
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私は確信する(2018年製作の映画)

3.6

フランス発の実際の事件を元にした法廷サスペンスですが、他と一風違うのは主人公が被告人の関係者でも弁護士などでもない唯の素人探偵な主婦だという事ですかね。
ただこの主人公、執念がすごい、何が彼女をそこま
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.8

演劇的演技と学生のノリが合うか合わないかでこの作品好き嫌いはっきり分かれそうですよね、自分はこのスクールカースト中位くらいの6人のノリ大好きでしたけど。
そして、出番少ないのに前田敦子の存在感凄くない
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Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~(2021年製作の映画)

4.1

実話を元にしたミュージカルとか全然知らなかったけど、めちゃくちゃ良かったです。母親との愛、プリティとの友情、元ドラァグクイーンとの師弟愛、自分でいることの大切さと全てがGood!もうとにかくジェイミー>>続きを読む

恐怖のセンセイ(2019年製作の映画)

3.6

ジャンル、コメディじゃなく完全にブラックなカルト宗教的ホラーじゃん!とNetflixとfilmarksのジャンルに抗議ですよ!

普段小心者で会社でもプライベートでも舐められた主人公の承認欲求が満たさ
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ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して(2010年製作の映画)

3.6

今作のジャック・ブラックは良い感じに濃すぎず、良い人!もちろんスティーヴ・マーティンは言わずもがなの良い人でした。この3人だからもっとコメディなのかなと思ったら無理やり笑わせる感じでもなく好きなものを>>続きを読む

アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.5

鬼滅の刃を家族が見ているのを尻目にアルマゲドンを鑑賞。

厨二的考えの頃はアルマゲドン面白くても好きな映画は時計じかけのオレンジとかスタンリー・キューブリック監督作を挙げていたけど、歳を経てやっばり恥
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セメタリー・ジャンクション(2010年製作の映画)

3.3

よくあるイギリスの若者の群像劇ですが、フェリシティ・ジョーンズとトム・ヒューズがやっぱり素敵。

脚本もお手本通りのセオリーで進んでいくので特に目を引く部分はないですが、セメタリー(墓場)ジャンクショ
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

4.5

今回のニコケイ、顔芸どころかもはや一言も喋らないにも関わらず存在感とんでもないです。ワンダーランドの掃除をして、休憩をして、殺人マシーンこと着ぐるみモンスターをぶっ壊すというターミネーターも真っ青な顔>>続きを読む

ブラックバード 家族が家族であるうちに(2019年製作の映画)

4.0

末期のALSで安楽死を母が選択肢し、最後に家族と普通に過ごすために集まるお話でしたが、安楽死の有無ではなく、残される家族の葛藤でしたね。日本では尊厳死は認められていませんが、実際こういった選択が許され>>続きを読む

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.0

色々中途半端!

いや、渋谷爆破はとてもスカッとしましたけどね、あぁYouTuberとか馬鹿な若者、ハロウィンに集まるような馬鹿な連中が爆発されてくーwwみたいな陰キャ的考えでスカッとしましたよ、しか
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ブリット=マリーの幸せなひとりだち(2019年製作の映画)

3.7

まずは1日ずつ1日ずつ!ブリットマリーの生き方参考にしていきたい!
そして、OPとエンドロールがめっちゃオシャンティーで可愛いです。

壮年のおばさん、手に負えない子供たち、スポーツと分かりやすい題材
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しあわせの百貨店へようこそ(2018年製作の映画)

3.8

この時代のオーストラリアというのは全然詳しくなかったのですが、移住してくる避難民もとい大陸人に戸惑いながらも、新しい文化にどんどん感化されて受け入れていくシドニーの女性たちの様子が新鮮で面白い。自分た>>続きを読む

負け犬の美学(2017年製作の映画)

4.0

フレンチボクシングは良い意味で汗臭くなくていいですね。

49試合中負けの方が多い主人公がチャンプ候補タレクのスパーリングを頼まれてやっていくのですが、いくら信頼関係を築いたとしても自分なら負けてばか
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サミュエル・L・ジャクソン in ザ・チャンプ 伝説のファイター(2007年製作の映画)

3.7

なんとも物悲しくなるストーリー。
パッケージからサミュエルのボクシング再挑戦的な話になるのかななんて思っていたけど、全然違いました。

実話ベースの話のようで中盤にまさかのどんでん返しもあり、アメリカ
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バットマン オリジナル・ムービー(1966年製作の映画)

3.8

このゆるさはクセになります、確実に!60年代のヒーローらしさ、基本テーマ曲とともに走りまくるロビンとバットマン、部活的感覚なジョーカーやペンギンなどのヴィランたち。

爆弾抱えて走るバットマン(全然爆
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バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997年製作の映画)

2.6

最初の臀部や局部のアップ、乳首スーツはやりすぎだ!!ていうか半裸男とか監督の趣味が出過ぎてるんですよ、今作。

ジョージ・クルーニーのバットマンは終始にやけ顔でプレイボーイな所以外はまるで合ってないし
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バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

3.0

何はなくとも乳首スーツに目がいってしまう、後半のスーツに乳首がなくなったと思いきや、ロビンに乳首が!!どんだけ乳首に思い入れがあるのよ!!

ティム・バートンから一気に映画のテイストがコメディちっくに
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山猫は眠らない(1993年製作の映画)

3.5

このシリーズ、実は観ていないというのとアマプラに2~7まで(1と5以外)あるじゃん!と思い1と5をレンタルし視聴。

スナイパーを題材にした映画って知らないだけかもしれないけど少ないですよね、マーク・
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恋は負けない(2000年製作の映画)

3.4

クルーレスのエイミー・ヘッカリングにアメパイのジムことジェイソン・ビッグス、さらにヘザーなミーナ・スヴァーリと好きな人と好きな人を掛け合わせたら完璧なはず!と思いきや、中途半端な内容に…ジェイソン・ビ>>続きを読む

甘いお酒でうがい(2019年製作の映画)

3.8

なんだろう、なにか物語に起承転結があるわけではないのに癖になるというか松雪泰子のポエム具合が心地よく、黒木華と清水尋也の役のハマり具合などすごく好き!

起承転結を求める人には向いてないかな、40代の
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.0

三者三様、ボクサーのそれぞれをよく表したアンダードッグとはまた違う爽やかな印象があるボクシング映画でした。

この作品の東出くん、すごく良い演技だったから頑張って欲しいな、というか木村文乃の両胸をまさ
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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

4.5

残像現象に救われる根暗たちに、今この時代だからこそ是非観て欲しい作品。

配信があるから~コロナが落ち着いたら~なんて思っていたら映画館だって終わってしまうんですよね、明るくハートウォーミングな映画だ
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.9

最初のCGに作りこみを感じてしまう大和撃沈以外は本当によく出来ている作品で、数字に詳しくない自分でも話に入り込めるぐらい面白かったです。

これが大和を作った事実でもいいんじゃないかという説得力もある
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43年後のアイ・ラヴ・ユー(2019年製作の映画)

3.8

若干ご都合主義でも、良いお話でした。

リリィのような美しいアルツハイマーなんかいるか!と思いながらも、本当に服装含め上品で素敵ですし、他の入居者たち(まぁほぼ2人ですが)も素敵、リリィの旦那さんも優
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ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

4.0

泣けました、本当に渋い名優の演技がとても光っていて良かったです。

ピッツが、ベトナム戦争での勇気ある行動で勲章は授与されているのですが、彼と共に戦場にいた戦友たちが彼に名誉勲章を与えて欲しいと32年
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デート・ウィズ・ドリュー(2004年製作の映画)

4.0

ドリュー・バリモアを絶対に好きになります。バリモアとデートするために頑張るブライアンも本当に良くて、夢って頑張れば叶うんだと思わせてくれる本当に素敵なドキュメンタリー。

ブライアンの母親がデートする
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スピード・レーサー(2008年製作の映画)

3.3

マッハGoGoGoというと自分は1967年ではなく1997年版しか観てないので三船剛ことスピード・レーサーよりピュアな”ときめき”な響剛の思い入れしかないのですが、それでもマッハGoGoGoの音楽がか>>続きを読む

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

3.7

1番バットマンヴィランで好きなペンギンがメイン所でティム・バートンらしさが随所に出ていて最高!
というか前作よりティム・バートンらしさがこれでもかっていうぐらいにリターンズはOPから出ていて良いですね
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バットマン(1989年製作の映画)

3.8

正直ジャック・ニコルソンのジョーカー以外群を抜いたところはないのだけど、作り物感満載のゴッサムシティやお金をばらまくところのプリンスの曲、キム・ベイシンガーの美しさ(キャーキャーうるさいけど)、ダニー>>続きを読む