ぴょんちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ぴょんちゃん

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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

映画館で観る以外の選択肢がない作品、大スクリーン大音響でどっぷり浸かった。

原作は1話も読んでないニワカですが、映像表現と怒涛の演奏が圧倒的!

素晴らしい作品です、本当に凄い。

ちひろさん(2023年製作の映画)

5.0

今泉作品にハズレなし!

Netflix公開ですけど映画館で見て良かったです。
隣の女性、字幕が出てすぐ出てったのであの笑える場面見逃してました。
映画は明るくなるまで見届けましょう!

何とも不思議
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

5.0

キラキラ青春讃歌ムービーではなく、ちょっとほろ苦く切ないとても心に沁みる作品でした。

河合優実はもちろん、内気な図書室子が良い。
あの子にも、ラストステージを飾った子も高校時代に思い出が刻めて良かっ
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

スッキリとした後味とはならず、何だかなーって感想です。

支店長も、副支店長も、佐々木蔵之介も、佐藤隆太も、そして阿部サダヲもみんな倫理観低過ぎ。

金融機関に勤める身としては全く共感できない。
いく
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バビロン(2021年製作の映画)

5.0

ハチャメチャな3時間、長さを全く感じず!チャゼル監督やり切りましたね。

陽が落ちれば撮影できない、合成でない合戦シーンで死人や怪我人が出る無声映画の時代から、トーキ映画を経て、CG革命の『ジュラシッ
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

4.0

尊厳死を巡る家族の物語、とてもシリアスなテーマですが明るいタッチで描かれてます。

まず憎まれ口のわがまま親父がとても良い味、そしてソフィーマルソー、大人の女性の魅力を見せてくれました。
目的は尊厳死
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仕掛人・藤枝梅安(2023年製作の映画)

5.0

時代劇作りのプロの仕事を充分に味わらせてもらいました。
画面の作り込みも素晴らしく、殺陣が迫力満点、素晴らしいです。

時代劇って世界に誇れるコンテンツだなと改めて強く感じました。
チャラいペラペラな
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

4.0

東宝70周年としてあれだけの宣伝、期待度は高くなりますよ。
それだけにハードルが上がってしまいましたが…

歴史巨編というより歴史ファンタジー&夫婦愛という味わいでしょうか。
綾瀬はるか、とにかく素晴
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銀平町シネマブルース(2022年製作の映画)

4.0

映画館愛に溢れる作品、まさに『映画っていいだろ』でした。
宇野祥平、抜群に上手いですね。
いい加減な吹越満、ダンス姿がカッコいい亡き渡辺裕之さんと見どころも多かったです。

映画を作る作れるって本当に
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

この作品は映画館のスクリーンで見ないと怖さも半減でしょう。
3Dじゃなくても撮り方が工夫され恐怖感ハンパないです。

やっぱり立ち入り禁止には入ってはいけませんね。

あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)

4.0

ラストのターボーのセリフにやられました。
とても前向きなラストが爽快。

常盤貴子が娘を抱きしめるシーンにグッと来る。
前田敦子もいい味でした。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

シュールな展開で何とも不思議な味わいの作品。
いい人だけど退屈のセリフが自分に刺さりました。
あんまり共感できない主人公と、何するか分からない友人、横暴な警官に聖職者に見えない神父、『スリービルボード
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

4.0

80年前の今頃開催された会議を描く、本国ドイツで作られたことに驚く。
同じ枢軸国側敗戦国の日本では、
自国の歴史を冷静に醒めた俯瞰で描く作品は生まれて来ないのか?

次々に集まるお偉いさん、豪華な建物
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

5.0

インド版『ニューシネマパラダイス』、監督の自叙伝とのことですが溢れる映画愛、フィルム愛、そして家族への愛、これはウルッと来ます!

フィルムからデジタルに切替わる時代の波の切なさも、学生時代16ミリフ
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

5.0

真実を追い求める女性記者の活躍と、見守る上司の毅然とした姿に惚れ惚れしました。

ラストシーンがめちゃくちゃカッコいい。

報道する側にも相手を敬い仁義を切る側面も垣間見え、実に見応えありました。
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

5.0

映画音楽は映画になくてはならないもので、音楽あっての映画にも思います。

映画音楽の芸術性を高めたモリコーネの歴史そのものをたっぷり堪能でき、157分の長さは余り感じませんでした。

ドキュメンタリー
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恋のいばら(2023年製作の映画)

4.0

さすが練られた脚本です。

婆ちゃん大事にするそんなに悪くないチャラ男と、元カノ原カノ(なのか?)を巡る物語り。

見る人によって受け止め方が違う作品でしょう。

中島みゆき 劇場版 ライヴ・ヒストリー2(2022年製作の映画)

5.0

すでに持っているLive映像ですが、劇場に降臨したみゆき様の光り輝く神々しいお姿、堂々としたお姿、衰えぬ力強いお声、見てよかった!

『歌姫』に勇気をもらい人生助けられた自分にとって素晴らしい映像体験
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ファミリア(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

見ていて決して良い気持ちのする映画ではないです。
でも見て良かった、そんな映画です。

それぞれが想う『家族』、救いようのない展開の行く末はどうなるのか?と見守りましたが、『グラン・トリノ』流の決着の
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

新年1発目、これを選んで正解でした。

突っ込みどころは多々ありますがエンターテイメントとしてはなかなかの出来栄え。
141分と長丁場ですが余り長いとは感じませんでした。

飛行機乗る時扉が閉められる
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ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

4.1

バーテンダーとの会話が凄く良かった。歌の持つ力を一番感じたシーンでした。

一世を風靡した『ボディガード』の製作秘話も垣間見得て興味深い。

父親と夫のクズっぷりは腹が立ちましたけど、実話なんでしょう
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

5.0

岸井ゆきの素晴らしい!
笑うと可愛いらしい女優さんですが、今作は違う姿を見せてくれ、筋肉も凄い。
三浦友和との触れ合いはちょっとウルっと来ました。

16ミリの荒い画面、音楽なし、かなりの意欲作です。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

5.0

これはもう驚異の映像体験、前作は森と空の飛翔感、今作は海のシーンが素晴らしい!
とにかく大スクリーンで見てください。

でももう自然を焼き払ったり、お互いの殺戮は勘弁して欲しい。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

5.0

次から次と泣かせ場面が襲ってきます…😢

国家が始めた戦争に、個人の意思は全く関係なく召集令状の紙一枚で戦場に駆り出された数多多くの一般市民。
戦争が終結すれば上層部は本国でのうのうと生き残り、敗戦国
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.0

高田馬場の再現が凄い、あの頃浪人時代を過ごした身には懐かしい。
俳優のみなさんいい仕事されてます!

ただ自分にはもはやホラーに感じてしまいました。

母性(2022年製作の映画)

4.0

高畑淳子が凄い。
原作も読みましたが、お父さんしっかりしなさいよ。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

5.0

これは映画館で見て大正解!
美しい映像と見事な構成でした。

悪だらけでちょっと善もある人間社会から、善悪のない自然の摂理の中で生き抜いた彼女…

語りたくなる素晴らしい作品です。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

なかなかの嫌なお客たち。
食通気取りやグルメ評論家、食べるよりスマホで写真撮る、作る方は堪りませんよね。
アニャちゃんは可愛いです。

とってもチーズバーガーが食べたくなりました。

サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

異色のクリスマスイブ映画でした。
あまり仲良くなさそうなのに集まって最後のクリスマスイブを迎え、人の家で死ぬんかいと不思議な感覚にさせる演出。
大人の判断に、本当にそれは正しいのかと疑問を持つ子供。
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ある男(2022年製作の映画)

5.0

重厚、そして熱いヒューマンドラマでした。
突然キレる妻夫木、静かな存在感安藤さくら、影のある表情や怯える表情が抜群に上手い窪田正孝と素晴らしい演技でした。
息子役の子も涙涙…
仲野太賀、清野菜名、河合
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

5.0

これは掘出し物でした。
低予算だと思いますが、話の面白さと場面設定の上手さが俊逸。
単なる笑いだけではなく、現実の下請け企業の閉塞感も盛り込み仲間の大切さや、夢を追う素晴らしさで感動しました。

なん
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警官の血(2022年製作の映画)

4.0

佐々木譲原作は昔読みましたけど、この映画はほぼその内容には触れてない感じです。

が話の進みた方は面白く引き込まれます。
いい感じのバディものに仕上がりましたね。

窓辺にて(2022年製作の映画)

5.0

今回も今泉監督見せてくれました。
絶妙な会話劇と長回し、ゆったりと流れる展開ですが143分という長さを感じさせない仕上がり。

優しくもあり人が良い雰囲気が稲垣吾郎にピッタリ。

金髪兄ちゃんとタクシ
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

5.0

エディレッドメインが怖い怖い!
色彩を抑えた映像がこれまた不気味。

ジェシカチャスティンとの演技対決が見もの、さすがアカデミー賞獲得者同士でした。

Netflixで配信されてますけど、あえて劇場の
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天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

4.4

のん、さかなのこ同様天真爛漫な魅力満開なファンタジー。
いろんな感情が巡りグッと来ました。

寺島しのぶが『さくら』と同じく永瀬正敏を激詰めするのには笑いました。

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

4.5

なかなかのダメ男が次々出て来ます。
そんなダメ男をに寄られてしまう女性たちの群像劇、セリフも面白くてのめり込みました。
コロナ禍初期、『オレ絶対コロナになんねぇし』と豪語する割には消毒スプレー撒くダメ
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