tonoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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幸福のアリバイ Picture(2016年製作の映画)

3.5

舞台挨拶付試写会に参加してきました。出演者によるトークでは陣内監督が皆に慕われている様子がとても微笑ましくて。

撮影で不参加だった中井貴一からのビデオレターも。「面白い作品は俳優のおかげ、面白くない
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何者(2016年製作の映画)

3.3

ネット就活全盛時代のリアルさを描いた「何者」。

すっごい後味が悪い・・・心にズキッとくる。社会人数年目の自分が観てもそう思うんだから、就活生が観たらきっついだろうなぁと。佐藤健がここまで苦い役を演じ
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.3

上の句は広瀬すずの頑張りがメインだったけど、下の句はなんといっても松岡茉優。

「使えないシーンが無い」って言われるのも納得の演技で終始存在感抜群。

続編?の制作が決定したようだけれど、どう完結させ
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.1

邦画の商業映画で「良いな」と思える作品はなかなか無いけれど、この作品は自信を持ってオススメできる。

主演の宮沢りえは勿論のこと、オダギリジョー、杉咲花、伊東蒼、駿河太郎が巧みな演技で主演に負けない個
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.7

ボーンが9年ぶりに帰ってきた!

旧作からおなじみのニッキーは残念ながら途中退場…

CIAのやり手部長設定にしては若すぎるアリシアがボーンに相対するのはなんか説得力には欠ける感じだが、最後は想像通り
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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.3

公開時に劇場で観られなかったのでDVDでチェック。

テロリスト無双でツッコミどころ満載というのは聞いていたけれども...

首相の葬儀なのにセキュリティー甘すぎ!肝心な時に味方が全然登場しない!!日
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.9

12月のローグ・ワンの公開前にEP1~6と今作をおさらい。来年冬公開の8に繋がる作品としては満足度が高い。

オビワンやヨーダ、ルーク等強いジェダイ達が死亡or姿を消した中で、旧作並の作品にするのは正
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.4

2→1の順でチェック
1→2の方がやはり楽しめる

ジェシー・アイゼンバーグとマーク・ラファロが出ずっぱりなのでとても華やか

催眠術無双はご愛嬌
最後のどんでん返しは丁寧に伏線を辿らないと気づかない
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.7

安室(綾野剛)の意図は後半でも回収されないが、それはそれで良し。

黒木華とCoccoが好きならば長さも感じないはず。

(書きかけ)

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.3

100万ドル=約1億円とすると、ブルックリン高い!って思う。

モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが老夫婦を演じ、長年暮らした見晴らしの良いアパートを手放し、新居を探そうとする過程で、馴れ初めや
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高慢と偏見とゾンビ(2016年製作の映画)

3.2

名作「高慢と偏見」にゾンビ要素を加えることでハチャメチャなB級映画っぽい仕上がりに。

原作を知らないと序盤は辛そう…。舞踏会では5姉妹がカンフー仕込の実力でズバズバゾンビを斬っていく。会話の中で日本
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キング・オブ・エジプト(2016年製作の映画)

3.2

字幕版で鑑賞。

邦題の“キング”はどうだろう。原題の“Gods Of Egypt”とは離れるような。古代エジプトの神々の戦いに人間のベック、ザヤが加わる。CG全開、ギラギラ・コテコテの戦いが続くので
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ヴィクトリア(2015年製作の映画)

3.6

ワンカット140分の衝撃。映画史に残る実験的な試み。アドリブ力も凄い。

ただ、ストーリーやキャラにあまり魅力を感じられず。駐車場のシーンまでもちょっと長くて退屈気味なところも。

夜明けに5万ユーロ
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.4

話題の「君の名は。」には負けるが平日レイトショーで50%程度の入り。

約2時間という尺で各キャラの個性を際立たせるのは難しい。シビル・ウォーと比較するとDCよりマーベルの方がその辺は上手さを感じた。
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シーモアさんと、大人のための人生入門(2014年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーものだが特に堅苦しさは無く、シーモアさんの人間としての真っ直ぐさと温かみに包まれている。

音楽は人の内面を解放してくれる至福の芸術であり、厳選したピアノから奏でられるフィナーレの演奏
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キャロル(2015年製作の映画)

3.7

公開時に劇場で観たかったがタイミングを逃しDVDで観ることに。

キャロル(ケイト・ブランシェット)とテレーズ(ルーニー・マーラ)の”愛”の物語。テレーズの可憐さとキャロルの妖艶さの競演が美しい。視線
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

原題が素晴らしいの一言。

Sully機長演じるトム・ハンクスの冷静さが光る。事故後の調査委員会を舞台に事故当日が回想として振り返られる。

初めて立ち向かう人とシミュレーションじゃ咄嗟に取りうるオプ
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.6

前作見てなくても、なんとかなる…かな?
マーク・ラファロが主役かというくらい大活躍。

催眠術が万能だったり、トリック自体は無茶な部分もあるように思えたがラストには驚かされた。

次作もあるか??

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.5

“普通”に生きることを追い求める空虚さ。普通、普通、普通を繰り返し人生を壊してしまう異常さ。

作中に流れる独特の空気感は人によって好みが分かれそうだ。

蒼井優の良さが聡を通じて存分に堪能できる。松
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.2

悪ガキと悪いオジサンのパトカー窃盗を通じた出会い。警官っぽさが全く無く、少しドジな悪党をケビン・ベーコンが演じる。

(序盤)ベーコンが紐で車のドアを必死に開ける場面、(終盤)砕けたビール瓶からベーコ
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オートマタ(2014年製作の映画)

3.2

分かりやすく人間vsオートマタとはならず、派手な銃撃戦等も無いので淡々と話は進んでいく。ハリウッド作品で無く、西・英合作ということもあり、ロボの作りからして低予算ぶりが漂う。

肝心要の部分だが、プロ
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幸せをつかむ歌(2015年製作の映画)

3.4

ロック歌手“メリル・ストリープ”もアリだと思える作品。
(メイミー・ガマーとの親子共演も話題になったがメリルの独壇場と言って良いと思う。)

家族愛。ストーリーは想像の範囲内に収まったが、メリルの長ー
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.7

フューチャー&パストを観てないと意味不明なので復習すべし。

アポカリプスが強いだけのヴィランに見えてキャラとして魅力が感じられなかったのが残念だが、クイックシルバーとジーンが大活躍するのでファンなら
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砂上の法廷(2015年製作の映画)

3.2

陪審コンサルタントって凄い職業だ 笑

黙秘を貫いていたマイクが証言を始めた理由。腑に落ちるような落ちないような。

ラストのどんでん返しよりもレニー・ゼルウィガーが変わりすぎててそっちの方が衝撃的だ
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サウルの息子(2015年製作の映画)

3.6

今年度アカデミー外国語映画賞受賞作。同胞の死体処理と引き換えに辛うじて生を長らえていたゾンダーコマンド達を描く。

撮影&映像の斬新さが本作の肝。サウルの背後から捉えるシーンを多用し、視野の中央以外を
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ターザン:REBORN(2016年製作の映画)

3.5

「ハリポタ」シリーズのデービッド・イェーツ監督最新作。

舞台は19世紀後半のコンゴ。ベルリン会議でのアフリカ分割~レオポルド2世による統治。私軍(公安軍)の残虐非道ぶりは忠実に再現されている。

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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.5

"Shallows"で人喰いサメと丸一日闘い続ける。

サメの異常なまでのしつこさはトラウマもの。

男サーファーや酔っ払いがあっさりサメにやられる中で、主人公(ブレイク・ライブリー)に都合の良い描写
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.1

スティーブン・スピルバーグ監督はじめ錚々たるスタッフが届ける“米ソ冷戦”サスペンス大作。米ソの関係だけでなく、ソ連と東独の複雑な関係性も端々で描かれ、冷戦時代の緊張感を深く味わうことができる。

パイ
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.8

ナチスが暮らし、財産、生命を徐々に奪っていく・・・。

オーストリアで壮絶な体験をしたマリア(ヘレン・ミレン)の複雑な心に想いを馳せるとこの映画の奥深さが見えてくる。

上映時間が短めなので法廷・裁判
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ニュースの真相(2016年製作の映画)

4.1

主題が「軍歴詐称」のため、とっつきにくいかとも思ったが、ケイト・ブランシェットが難しい役どころをサラっとこなし、その他のキャスティングもバッチリ嵌っていて約2時間全く退屈しなかった。

スクープ報道の
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

3.5

前編に引き続き。

昭和64年に取り残され続けていた雨宮の執念、事件(&自分)に決着をつけようとする三上の想いが主軸となる。

実直かつ暗さが印象的だったピエール瀧版とは違い、キャストも華やかになった
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

3.2

期待値は低かったがやはり前作を越えるのは難しい。。。

映像やCG技術は格段に進歩したのは間違いない。エメリッヒ監督がやりたい事も映像化出来たのだろう。ウィルスミスが肖像画と写真での登場になったのは残
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奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(2014年製作の映画)

4.0

アンヌ・ゲゲン先生による落ちこぼれ達の再生の物語(実話)。

「アウシュビッツ」という高校1年生にとっては難しいテーマでの歴史コンクールへの出場。生徒たちは最初は拒否反応を示すが、ゲゲン先生の厳格なが
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.2

リアルタイムで進行する緊迫感

結末はもう少し捻りが欲しかったが…