オオハラメグさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ジオストーム(2017年製作の映画)

2.9

アメリカ大統領ぐらいの権力を持つと人類滅ぼせるのか〜
設定は面白いのに単純に筋書きが面白くない。設定の美味しいところ、いくらでもあるような気がするのに全然活用出来てなかったような。もっと使って欲しかっ
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ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.4

主人公が不治の病の設定なのに通院や服薬など目立った闘病のシーンが無く、髪が抜けたり吐き気あったりしても存外あっさりしているのがよかった。それだけに余命の短さにおける周りの感情描写が際立っていた気がする>>続きを読む

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

2.7

18歳大卒、ゆっくり考えられてうらやまし〜
そういう人で大学院行かないの日本では珍しいけどそれっていいね

ビートルジュース(1988年製作の映画)

3.3

子供の頃観た時と少し印象が違って良かった。テストのご褒美が空中浮遊ダンスなウィノナライダーかわいすぎ

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.9

繰り返される食事シーンの全てが不味そうで逆に凄い
母性の盲目さ、食事も生殖も性的倒錯も一繋ぎで描いてあるので結構えげつなさがある

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.3

3観る前に復習
清野奈々の殺陣、他の役者と頭ひとつ抜けてるぐらい上手くて画面から伝わる迫力が凄かった
原作もそうではあるが、半分以上が陣形の説明シーンと戦闘シーンなので、画として退屈にならないようにす
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.9

ジャームッシュなのにバイオをプレイする時にヘッドショット狙う感じのデジャヴ起きるの良い
全体としての収まりはイマイチだが、ジャームッシュ独特の会話のしつこくて捻くれてる感じは結構クセになる
アダムドラ
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.2

ロアルドダールとウェスアンダーソンの相性めちゃくちゃ良い

ガンモ(1997年製作の映画)

3.5

貧困と鬱にどうしようもなさ過ぎる殺伐としたアメリカの田舎の人々、天災はデカい
いい意味で最悪さをここまで上手く演出出来るの凄い、演出したい世界観を構成する要素が全部過多な足し算だけど成立している
ハー
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ミスター・ロンリー(2007年製作の映画)

3.3

あたいは好きよ

マリリンモンローのモノマネ芸人がアナデアルマスに似ている謎のパラドックス

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.7

久々に2度目、シンプル
ナルシシズムと歪んだ自罰意識

人生はローリングストーン(2015年製作の映画)

3.6

物書きの話に見合う重厚感のある台詞が多く良かったが、全体としては展開に物足りなさを感じたような気もする。個人的には好きだった。
人にどう見られたいか、内省と鬱にどう折り合いをつけるか、どんな自分であり
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ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

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まじで仕方ないけどセレブのドキュメンタリーはプロパガンダに近くなってしまう、今回は特に政治的な内容もあったので顕著ではある。精神的な葛藤を映したシーンは評価に難い。
とは言え彼女の曲が流行りまくってい
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彼とわたしの漂流日記(2009年製作の映画)

3.5

韓国映画独特のユーモアのセンス
設定が面白かった
居場所の全く無い不器用な人間が見つけた存在感の馬鹿でかい他者

ミニー・ゲッツの秘密(2015年製作の映画)

3.7

誰が私を愛してくれるの?!という気持ちの女の子が発見したセックスという行為はドラッグに近い紛らわし方ができる
テーマとして内省寄りで好きだった
父親の性格がアクセントになってていい

プルートで朝食を(2005年製作の映画)

3.9

こころが辛いのにどうしようもない時は宇宙の天体に想いを馳せてしまうこと、そうすれば全て美しい銀河の中のちっぽけな事象として捉えられるから
キリアンマーフィーの美しく大きな青い瞳

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

3.4

自然の中でひとりで過ごす時の感覚は何物にも代え難い、無益にストイックになれる感じあるよね

トランセンデンス(2014年製作の映画)

3.5

映画におけるAIの論文を書いていて頭が回らなくなっていた時に観て、更に訳がわからなくなった記憶しかなかったが、論文提出が終わり改めて観ると自分の研究分野ドンピシャなので普通に面白かった…
人智を超えた
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ブレインストーム(1983年製作の映画)

3.4

マシン同士の遠隔接続が電話回線なの、インターネットがまだ無い時代感が如実に出てて面白かった。
死を映像化、走馬灯って海外でも概念存在するんだ〜
サウンドエフェクトが好きだった、時代的なものも考えると映
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.7

高校ぶり再鑑賞。70年代の作品ながらほのかに後のブレードランナーへと続くディストピアちょいダサ刑事ものの香りがしてアゲ

当時は相当お金がかかったんだろうけれどなんせ70年代なので今観ると安っぽさを感
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ピアニスト(2001年製作の映画)

4.8

撮り方が余りにも上手いだけあって結構質の高い悪夢だけども、自らの内面の愚かさや醜さでぐちゃぐちゃになってフラストレーションで爆発しそうなのを必死に抑えている感じが恐ろしい程にリアルで鳥肌が立った。
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サリー・ポッターのパーティー(2017年製作の映画)

3.7

気まずいパーティなのにみんな帰らなくてえらい
こういう感じの舞台劇で出来そうな会話劇の脚本がとても好みなので面白かったし、わたしはキリアンマーフィーが大好き
モノクロにすることで特に視線の動きが強調さ
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8

現実離れした夢の国の象徴のディズニーとその近辺にいながらも貧困という現実に直面する親子のギャップが遣る瀬無さを加速させていて良かった。
貧困でも悪い環境にいてもムーニー自身が不幸を噛み締めているのかと
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.8

やっぱり北野映画で一番好きめちゃくちゃかっこいい

追記(2023/9/15)
:ずっと綺麗な青
終始殺しと死の両方を淡々とチラつかせ、それでいて時々和やかなシーンも淡々と存在していて凄い。
主人公は
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