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もし。赤木圭一郎が生きていたら。アンソニーパーキンスがノーマンベイツに呪縛されず青春アイドルでいたら。どんなにか郊外型ヒーロー。盛り上がっていただろう。共にヒッチ系ミステリーが似合う。
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下町ドブ川セット内での群像劇追跡劇ここからの後半部がすばらしい。イギリス舞台演劇とフランスフィルムノワールが拮抗したようなリンチのイレイザーヘッドかよっぽい戦前アメリカ東海岸不思議都市異空間にいざなわ>>続きを読む
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もう何処も彼処も聞き込みの刑事だらけな気持ちにさせられた。其れ程リアル。いや誇張に過剰のマジック魔術的リアリズム映画の怪作。マタンゴの宣伝と事件解決の電光掲示板が同列と言う驚くべきシュールさ且つメタフ>>続きを読む
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さえわたる脚本の怪獣のでない特撮映画そのもののつくり。もうひとつのゴジラ第一作。怪獣がでないぶん緻密な群像劇が展開するので前半のスペクタクルももうしぶんない。ゴジラにはじまるのが怪獣映画というジャンル>>続きを読む
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今の自分のおかれた状況からだと大戦もふくめた国家政策の歴史的検証資料としてどうしてもみてしまう。大衆の力や意識がネットのおかげでデジタル民主主義地球政府として各国政府などをはるかにしのいでいるとは現状>>続きを読む
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最初と最後の娘は幽霊だとおもう。ユイもサキもころされてる。じゃなかったらどうみてもこれからはじまるミステリー映画のアヴァンタイトルにしかみえないから。この監督の私のイメージはあくまでもホラーでミステリ>>続きを読む
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畜産科のやる気のない万年留年大学八年生のようにみえるが驚愕のヒーローパワーをかくしもっている。グリーンホーネットの加藤か。いつもねてばかりいるのは実は陰でトンデモなクローン研究をしているからだ。そう彼>>続きを読む
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帰ってきたウルトラマン怪獣使いと少年の元ネタ。ともに老人がせつない老人映画でもある。老人にとって孫はセリザワにとってのオキシジェンデストロイヤーのようなもの。レゾンデートル。ゴジラさえいなければ手ばな>>続きを読む
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後半への落差がすごい。闇ハンザワナオキな狂気の胸糞パワハラジェットコースタームービー。中盤の平田昭彦クワヤマのサイコパスっぷりだが。土屋嘉男のガス人間ミズノをもこえる特撮かよな怪ストーカー演技で。ダー>>続きを読む
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どこにもいない男としてえがかれるチチ。彼のダメっぷりがとにかくいとおしい。離婚して一人になって実家にかえったのだろうか。実家は弟夫婦がついでいる。再婚して子供もできたが又にげられ。盲目の母親や子供の世>>続きを読む
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日本の低予算娯楽ホラーの作り手は。シャイニングだけは手本にしてはならないだろう。悪魔のいけにえならまだしも。ホラー映画としてとりかえしのつかないことになってしまう。つまり胸糞映画にさえなれない末路がま>>続きを読む
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まさに砂の女と同時期。原作からすぐのリアルタイムでの映画化もおなじタイミング。だからどちらかがどちらを真似しての出来損ないということはないはず。だからビッグな東宝とトランジスターな日活のよい意味でのち>>続きを読む
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今でこそロードムービーはジャンル映画として。邦画でもめずらしくないが70年代60年代はアメリカンニューシネマでがメインだった。50年代それも邦画でこれはすごい。音楽がすごくきいているし。車マシンこそが>>続きを読む
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匿名性流動性がつよいリアルな刑事群像が魅力。今作もすぐ大阪出張で。複雑な合同捜査となる。出発の駅での息子とのやりとり。いかにもヒーローとしてでなく。庶民としての刑事像。犯人側も下層底辺。浅薄な流行風俗>>続きを読む
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実質吉行少女が主役だろう。長門記者は狂言まわし。前半は少女と記者の元気いっぱいな父親さがし探偵物語。後半は一家での引っ越し先の山手犯罪スモールタウンを舞台にして。少女のどこか変貌した父への暗い疑念が噴>>続きを読む
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女子寮映画。男子禁制のアマゾネス的面白さ狙いの女囚映画。と思ったら躍動感が今一。ならば百合映画。木村威夫の低予算閉鎖空間セットは雰囲気だが女子達の器量が今一。主人公女子の厄介さがテーマだとしたら不良度>>続きを読む
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社会派推理っぽくみせかけといてダークヒーローズフィルムノワールってのが新鮮。それもイケメンとはいいかねる個性派御大二人が火花をちらす。かといって米画のそれのような男対男力対力なワイルドさではなく策略を>>続きを読む
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個人的にフランスのエドガーアランポーだと思っているモーパッサンが原作。三話オムニバス怪奇映画として鑑賞。流石に大作家と大監督のタッグだ。人生を深く考えさせられた。とか何とか言ってカメラとセットが如何に>>続きを読む
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シリーズ二作目伝説というのを自分。勝手にでっちあげている。三作目以降のように衰退が安定しないのだ。一作目をこえる名作になるならなるで超名作になるし一作目にとうていおよばない駄作になるならなるで超駄作に>>続きを読む
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一瞬でターゲットを死にいたらしめる非接触長距離スタンガン使いの殺し屋の格好良さ。ラジオ。微弱電波の局もすべてもらさずデジタルサーチしながらの秒単位のザッピングでネットサーフィン以上の量の情報を収集し世>>続きを読む
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インディーズなのに前衛映画になっておらず撮影所助監督あがりの新人監督がとったようなきちんとした起承転結のクライムムービーの体裁をたもっておりその体力の限界ふりしぼった感がよくでている。だからこの尺でパ>>続きを読む
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我が偏愛の下水道映画がソノ代表かもだが勝手ジャンル映画としてのインフラストラクチャー映画その実例がコレ。日常的な物が非日常的な物に異化するグロテスクな瞬間をアメイジングに驚異で描くと言う意味ではsfで>>続きを読む
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巨大団地。蚤の夫婦。基幹ホテル基幹病院が町に一軒のスモールタウン。ドイツ表現主義様式でセットが悪趣味な霊安室。主要人物がころされ途中退場するというサイコ的意図的破綻ストーリー。巨大霊園。虚実皮膜の茫洋>>続きを読む
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燃えつきた地図にもまさるともおとらない団地のディストピア性をえがいた不条理ドラマ。ウルトラqガス人間マイティジャックの音楽でもはやsf映画。殺しの烙印とか東宝にまけないトンデモsfミステリーの掘り出し>>続きを読む
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佐藤慶はキラアク星人の残党の一人を性処理用に監禁していたが間にイレイザーヘッドの奇形児が生まれると岩を殺害。宇宙人とダークヒーローの長い闘いが始まった。黒沢清の胸糞テイストは実は大映由来の物だった。ザ>>続きを読む
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ガレージでスパナを楽器に見立て演奏するシーンが良かった。オルタナティブサイエンスやスモールテクノロジーを提唱するパンクでテクノでヒッピーなニールヤングの無垢が伝わって来る。こうしたサヨクなブツが今に生>>続きを読む
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湖上の溺死事故で犬神家のように始まりミレーのオフィーリアのような死美人が物語を語り始めると火垂るの墓のように霊体となった彼女が想い出の地を浮遊。全編が水死体の回想という悪趣味さの大好物ホラー。確かな胸>>続きを読む
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モスラの小美人こと荒唐無稽こそがよくにあうザピーナッツだがもちまえのシュールなせりふまわしと形而上的不思議演技はデビュー当初からのものだった。おかげで本作。平尾昌晃が丸山明宏の黒蜥蜴にみえ岡田眞澄は回>>続きを読む
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atg最後をかざるにふさわしい重鎮監督によるジャンル超越の異形作。あくまでもよい意味で。だ。そして。なにより。cgではなくマットペインティングが最高度の反戦の威力を発揮していて昭和特撮東宝フリークとし>>続きを読む
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2001年宇宙の旅は。時計じかけのオレンジ同様いや以上の胸糞映画だと気付く。胸糞映画とは実は音や音楽の。映画との絶妙なアンバランスさ。だから御大の音だけのサントラは今一。そんな音系胸糞大魔王キューブリ>>続きを読む
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本作。警察は警備会社と混同されているし主人公が勤める風俗も何やら文通がメイン営業の不思議な業態だし。ヨクアル変なニッポンが出て来る外国映画ソノモノ。加えて実は実写部分は添え物で本作は実質アニメ作品。全>>続きを読む
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地獄であって悪魔の警備員ではない所が肝で相応しく如何にもなバブルとインテリジェントビルの時間と空間の異界感その映画的創造の巧みさに心地良く酔え暫し癒やされるトマソン映画。古いビルには今は使われていない>>続きを読む
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夢を持てるような時代背景でもないのに夢を持とうとする若者。それは愚かか。似たような時代背景のイマ。アナタはどう観る。問われているようで息苦しい。同様の悩みを持つ。子の親。多いだろう。良質の金八ドラマの>>続きを読む
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人工の川や滝としての噴水や水路。普段それら水の姿を我々はインフラストラクチャーとして捉えがちなので意識したり鑑賞対象としたりはしない。しかしヒトタビ意識し始めると随分と不気味な物である。蛇口。排水口。>>続きを読む
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不道徳とは。不。道徳。か。不道。徳。か。喜八殺人狂時代のような変則ハードボイルドアクション映画。と思いきや。sfチックな清廉潔白道徳教育田園モデル都市構想の国庫補助金を巡るポリティカルフィクションディ>>続きを読む
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ラスト。スクリーンのこちら側の観客の感想のような事をスクリーンの向こう側の山村に語らせる。それに対して作り手のカメラマンのようなビスタがどうとかというセリフを原節子に言わせる。この瞬間のメタさ。は凄い>>続きを読む