Mashiraheさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.8

だから暗えんだよニューシネマ 知ってたけどさぁ
演者の魅力に全力を注いだ作品 伝説の時代とその終焉を主人公に極限まで寄った視点で見せてくれる
しかしなんかこう解散が早すぎるぜ やっぱスティングの方がい
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

2.9

久々の虚無映画
まず主人公二人の過去が歯抜けなのでまったく共感できず茶番感が拭えない 欠点がほぼ描写されず愛せない主人公と美点がほぼ描かれず応援できない主人公の奇跡のコラボレーション これじゃあ仮に歴
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The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅡ(2015年製作の映画)

3.9

Part1とはまた毛色の違った楽しみがあって非常に良かったです
乗船以降は画面は美しく、ストーリーは烈しく展開するため決して目を離すことができない監督の新境地を切り開く傑作になっていると思います
ただ
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アラジン(1992年製作の映画)

3.9

なんだかんだちゃんとみたことはなかった気がします 金ローに感謝
筋は普通だけどテンポと細かい動きが物凄くいいので楽しめます アメリカの底力は凄いですね 音楽も頭抜けて一流です 人間以外の芝居は2Dアニ
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The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅠ(2014年製作の映画)

3.3

大将今日はコース料理に挑戦かぁ!いやあ前菜ってのにコッテリしてて露骨に火薬が多いしやっぱこれ大将の料理だよ!
映画単体としてはマンハントほど崩壊してなくて安心し、ベタでしつこい演出に若干苦笑しつつも見
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アラジン(2019年製作の映画)

3.4

完全に4DX向け超絶娯楽ムービー 4DXなら+1点できる激しさと忙しさだった
これは鑑賞方法を間違えてしまったなぁ
音楽とテンポは素晴らしかった
早回しのカットとかあってやっぱ洒落てんなとか思ってみた
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.9

雑でご都合主義気味のシナリオを全力で牽引するのは変な家族ドラマとデカいVFX
とにかく登場人物がアホでなんでもかんでも爆発し、なんか90年代娯楽映画みたいだなぁと懐かしさに浸りながら人が死にまくり地球
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HIS NAME WAS JASON 〜「13日の金曜日」30年の軌跡〜(2009年製作の映画)

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サンキュージェイソン
基本的にくだらない金儲け企画なんですけど、スタッフも役者も真剣でカットされたことに憤っていたり、ホッケーマスクのくだりとか人によって言うことが違ったりと面白いですね
スタント云々
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荒野の七人(1960年製作の映画)

3.9

原作に拘らず見事にプロットを再構築した佳作リメイク
アメリカっぽいところはこっちのが上手いかもなぁと思いながら見てました いわゆる説教やカッコつけは上手ですね
ベルナルドとハリーが素敵でした
思いの外
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.5

あまりにも優しすぎて若干怖いな
せっかく群像劇タッチにするならちょっとぐらい毒があった方が好みだったかもしれません
ただ、起きて欲しいタイミングで起きて欲しいことが起きる、素晴らしい物語だと思います
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 完全版(1984年製作の映画)

4.2

多分見たのはこっち 229分のディレクターズカット版のblu-ray
暴力で目を惹くOPから続くゆったりとした物語は一見レオーネらしくないけど一人の人物にフォーカスする視点はまさにレオーネ
それ故あの
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

一時的に映画ファン辞めてMCUファンになります
最高のアベンジャーズに感謝
映像脚本音響音楽すべて採点対象外です
これは映画ではなくアベンジャーズです
アベンジャーズとしては満点 大団円をこの目にしま
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.6

楽しい宇宙西部劇 4の序盤的なね
スターウォーズシリーズの設定はもうほぼ忘れたのでシリーズ作品としては評価せず
ただまぁあんま毒にも薬にもならない話だったな結局 こうグワって来てくれよ 西部劇ならさ

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.3

英題がかっこいい
自分の集中力もろもろ考えたら188分版を見るべきだったかもしれない
それでもこれは凄い 台湾の時代が画面に詰まっている この映画は映画と思って見たらいけないのかもしれない
とにかく少
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.9

内緒にしたいタイプのいい映画だった
ホラー演出も良いのですが、序盤〜タイトルコールまでの素敵な新世界にやって来たシーンの描写が出色の出来で、忘れがたい作品になったなと思います

ブラックジャック(1998年製作の映画)

2.9

ちょくちょくジョンウーらしい演出や銃撃戦があるにはありますけど、話が細切れな上一本道なので面白くないです
敵がよく分からんのがマイナス点高いですね
全盛期は敵も良いキャラしてたんだけど
放送コード遵守
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戦狼 ウルフ・オブ・ウォー(2017年製作の映画)

3.6

なんか受ける印象は曲も相まってパイレーツっぽい
個々のシーンの完成度は凄まじいのだが、イマイチ話が繋がっておらず、唐突なアクションが入りやすいのでカタルシスを得づらいのだ
しかし今作はもう一基の超強力
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インファナル・アフェアIII 終極無間(2003年製作の映画)

4.0

まさに無間地獄といったラストに持っていかれます
今回のストーリー、特に過去編は正直飾り ラウの心理を追う話でした クライマックスの熱に浮かされてラストまでグイッといかれました
おそらくモデルになったで
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.7

満遍なく面白いですがどこか物足りない気がします
これぞ子供向け映画って感じ にしては設定が重かったり目配せが少し目につかなくもないけど
ともかく、ヒーロー映画って本来こんな感じなんだよな、って久々に感
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.8

アルパチーノを立てるための映画
実話ベースゆえかプロットは単純、彼の力量が純粋に試される
ちゃんと立ってたし良かった以上の感想が抱きづらい
中盤のちょっとしたサプライズには驚く 少しあざといけど

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

4.2

やっぱ歪だけどいつ見ても暴力的な魅力があるんだよな
序盤のサスペンスは流石の技術
中盤のドラマはあからさまに個人の体験が滲み出てて怖い
終盤の高揚感は唯一無二
話としてはご都合主義もいいとこな独りよが
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

曲も極めてキャッチーでなんだかんだ面白かった
こうするなら突き抜けっぷりが欲しいかな
インドだよインド

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

全体として王道を行っていてまず外さないのですが、それぞれのエピソードの熱量が凄く心に響く作品でした
メキシコの死生観って面白いな
ピクサー作品見るの10年以上振りだけどやっぱ言われるだけのことはあると
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.4

非常に儚く美しい話で、独特かつ効果的な選曲、主演のいかにもティーンな演技、終盤の展開、ラストの表情なんかは素晴らしいんだけどどうも乗り切れず
君ら自分のこと好き過ぎん?いや欧米じゃこれぐらいが……ある
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

まぁデリケートなテーマを内包してはいますが、基本的に上品かつお気楽なクリスマスロードムービーなのが素晴らしいです
こうやって肩の力抜いて笑うのが一番楽しいって分かってても難しいんだな
でもただのお気楽
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インファナル・アフェアII 無間序曲(2003年製作の映画)

3.8

これは完全にギャング映画のごった煮鍋
所々光るものはあるけど全体的なまとまりはちょっとね
少し強引ながらキャラクターに新味をつける事には成功しているので悪くはなかった
3に期待することにする

ザスーラ(2005年製作の映画)

3.8

こっちもジュヴナイル感があって可愛らしい話なので好きです
まぁ実際兄弟いないから少し憧れてる面もあるけど

バンブルビー(2018年製作の映画)

3.7

なんか可愛らしい映画でした 愛嬌全振りのビーを始めとして主要キャラは大体ちょっと抜けてるのがいいです
多少あざといぐらい煽ってくる80年代ノスタルジーは物語にうまくフィットしていますし、多少強引な部分
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.8

魂に刺さった
あまりにも早い展開についていく内にキャラクターが息づき始め感情が止まらなくなる
最高のギャング映画
渋めの演出も素晴らしい
リメイク版と刺さり具合が違うのは同族のよしみなのかな

ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

3.8

オープニングのペキンパー臭さで引き込まれる
中盤の強盗シーンも終盤の銃撃戦も素晴らしいですが、対照的に描かれる2組の夫婦が忘れられません

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.1

難民問題や女性の差別問題云々やマーベル映画としての素晴らしさを書くことは自分には難しいので、今回はブロックバスター映画好きの馬鹿としてレビューを書きたいなと思います
スターウォーズの二匹目のドジョウ狙
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.7

なんかフランスっぽいフワッとした表現が多めだけど、自分はハリウッド時代のヴァーホーベン監督が好き(というかそれしか見てない)なのでその文脈で解釈することにした
"ある"ものは"ある"のであってそれを脚
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狼たちの絆(1991年製作の映画)

3.3

ザ・ファンムービー
これぞ香港って感じの絶妙な雑さがいいです 彼らのコメディ感覚が結構わかる気がします

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.7

やっぱこういうのは2だとちょっと飽きちゃうというかそういうのは否めませんが、悪趣味に徹していて気持ちが良かったです
ちょっと気持ちいいアクションが少なくて寂しいかな
パロディは増えてたけどリテラシーが
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

次世代の映像体験って奴はここにあった
話はなんか週刊漫画っぽくて、これで良かったのか?と思わなくもないけど、きっとみんな彼が大好きだからこれだけのものが出来上がったんだろうなぁ
ただただ映像の波に圧倒
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