オリジナルに引けを取らない名作。この作品が名作たる所以は3つある。まず今『ウエストサイド物語』のリメイクする意義についてだが、それは『ウエストサイド物語』がミュージカル映画に与えた影響を紐解くと見えて>>続きを読む
リメイクされる事で話題の伝説のミュージカル映画。ミュージカル作品の初期であり、また転換点ともなった作品。現代にも通じる「分断」と「復讐」をこの時から描いてたのは凄い。舞台っぽさの残る表現と映画でしか出>>続きを読む
アニメーション表現や劇伴はとても壮大でアニメーション映画として、とても良かった。寓話的で神話的、宗教的な内容であり、同時に作品独自のワードが飛び交うため、話を追うのが難しかったのが難点であった。ジブリ>>続きを読む
話題となった「クソ映画」。「怪獣退治のその後」というテーマ性、知名度実力ある俳優陣、特撮技術と素材はちゃんとしてながらどうしてこうなった。『シンゴジラ』風の映画というか『シンゴジラ』のその後を描こうと>>続きを読む
ジャパニーズロックンロールムービー。1970年代に沖縄でロックカルチャーが花開いてた事自体初耳でまた新しさも感じる映画だった。ロックカルチャーだけでなく、現代の地方の過疎化、沖縄の立ち位置、アメリカと>>続きを読む
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数十年後の続編として最適解。まずオリジナルキャストの集結。特に亡くなっているハロルドレイミス演じるイゴンをゴーストとして登場させたのは「ゴーストバスターズ」らしい粋な演出。エンドロール後のピーターとデ>>続きを読む
数々の映像化されているポワロシリーズ。本作はまずポワロのルーツの様なものが描かれていて良かった(最初のシーンは『1917』っぽかった)。今回のエピソードのような壮大な描写、映像美が必要な作品は映画向き>>続きを読む
『ゴーストバスターズ』のリブート。主要メンバーを女性になっているのもそうだが、所々現代的にアップデートされてるのも良い。ゴーストが最新のCGでありながら、オリジナルのちゃっちさが残ってたのも良かった。>>続きを読む
『ゴーストバスターズ』の続編(いきなり「あれから5年」で始まるのはストレート過ぎて逆に新鮮だった)。主要な人々の顛末が描かれており、三者三様なのも面白い。変な、良い意味でのちゃっちさが残ってたのも良か>>続きを読む
アクション要素もサスペンス要素もコメディ要素もあって、楽しめる映画だった。まずマークスやオットーらのキャラクターが強く、どの人物も魅力的だ。また本作のテーマの一つに「偶然」が挙げられ、オットーの言う様>>続きを読む
とてもかっこいい女性たちによるスパイ映画。アクションシーンの迫力が凄く、暗闇での戦いのシーンなど目を見張るものがあった。モロッコなど世界各地が舞台となるシーンがあるが、そこに馴染むために変装するという>>続きを読む
美しい映画だった。まず映像表現が見事で、色彩表現が凄い。暑さが観てるこちら側にも伝わってきそうで、「夏」の映画だった。彼らの日常の姿はエモーショナルさが滲み出ていた。だからこそのあのラストは暖かくも残>>続きを読む
ドタバタクライムコメディ。盗油師という今までにあまり無いテーマで面白い。イソングク久しぶりの映画作らしく、特にオープニングでの彼はめちゃくちゃかっこよかった。『パイプライン』というタイトルを音楽ファン>>続きを読む
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前科者、保護士、遺族。それぞれの思いの交錯する物語は面白かった。特に献花のシーンなど、私たちの思いもよらない行動が人を苦しめてるという事で印象的だった。俳優陣の演技も良く、森田剛が本当に素晴らしい役者>>続きを読む
まずニューヨークの雰囲気が良かった。ゴーストも三者三様で可愛らしく愛嬌があるのも魅力の一つだろう。所々チープな感じがするのもまた良い。それでいてラストは圧巻だし、色んな意味で面白い映画だと思った。
やはりウェスアンダーソンは凄い。『グランドブダペストホテル』の時然り、構成が面白過ぎる。「フレンチディスパッチ」という雑誌を題材に、雑誌のページ順に物語が進むという面白さ。それぞれがいわばオムニバス形>>続きを読む
笑って泣ける素晴らしい映画。聴覚障がい者の日常であったりがしっかり描かれていて良かった。車で音楽を振動で楽しむ事や逆に耳が聞こえない分音への配慮が出来ずに周りに迷惑をかける事もあるなど、ならではの表現>>続きを読む
なかなかの出演者で見応えはあった(しかし、出演者の豪華さを出オチ風にしてしまうのは邦画の悪い癖の様に思える)。しっかりサスペンスはしてて、展開も良かった。島村の排他性はもう少しエグみを強く描いても良か>>続きを読む
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特捜部Qシリーズの新作。キャスト一新という事で不安があったが、やはり違和感は強い。特に特捜部Qのオフィスが地下ではなくなってたのに、強く違和感を感じ、特捜部Qはもっと陸の孤島の様な場所にあって欲しいと>>続きを読む
俺たちの観たかった「サンダーバード」が遂に。今まで実写版やアニメ版など紆余曲折があったが、やはり「サンダーバード」と言えばこの人形劇。映画自体は半分新作で半分「サンダーバード」のドキュメンタリー。新作>>続きを読む
冒頭30秒だけでも観る価値のある作品。ベトナムを舞台に、そこでしか描けないテーマ、風景を描いていた。何より映像表現、風景描写が好み過ぎた。旅行、観光映画とも言えるが、それはまるで主人公の視点を追体験し>>続きを読む
ロードムービー×ガンアクション。この手の話でスナイパーの銃撃は珍しく面白かった。ただ追ってくるカルテルが凄腕なのかマヌケなのかよく分からない。カルテルがどの様に主人公に辿り着いていったのかが省かれる部>>続きを読む
本当にあった華麗なる一族。これが実話ベースなのだから凄いし、やはり事実は小説より奇なりだ。出演してる俳優陣からは想定外だったが、グッチはイタリアのブランドなので半分ぐらいのロケーションがイタリア。その>>続きを読む
クリントイーストウッドが監督デビューして50年。監督兼主演でここまでやる人も凄い。『運び屋』同様のロードムービー(劇中で「運び屋」をイジるシーンがあった)。やはりイーストウッドのこういったロードムービ>>続きを読む
Appleで今月配信の新作を上映終了ギリギリで劇場で(なので今年の新作換算で)。思えばA24×ジョエルコーエン×モノクロという最注目で、劇場で観るべき作品がこんなに上映期間が短いとは。究極の引き算、白>>続きを読む
何気なく観たがとても良い映画だったが。笑って泣ける中国タイムスリップ親子ドラマ。タイムスリップ×親子といえば『バックトゥザフューチャー』で思い起こされる様に、典型的な物語だ。しかし、本作はそこに逆の発>>続きを読む
『ソウルフルワールド』の前日談。嘘をつくのが好きになったソウルに対して「また政治家が生まれてしまう」っていったようなブラックジョークが面白かった。またこの短編の音楽も長編同様Trent Reznor >>続きを読む
ヘレンが子守したまま寝落ちてるのに、他の家族がクッキー取り合ってるのにモヤっとしたが、ラストはスッキリした。また音楽も良いが、『ピクサーポップコーンショーツ』でも『Mr.インクレディブル』と『リメンバ>>続きを読む
『ピクサーポップコーンショーツ』の一作。車達が音楽に乗って踊るだけの作品。『カーズ』シリーズの音楽の良さを再認識した。
『ピクサーポップコーンショーツ』の一作。これまた二人の会話劇。今回は羊も加わり、面白かった。
『ピクサーポップコーンショーツ』の一作。『リメンバーミー』の短編も全然無く、特に死者の世界の話はもっと描いても描き切れないぐらいの世界観なので、是非とも短編を作って欲しい。
『ピクサーポップコーンショーツ』の一作。『Mr.インクレディブル』は短編そのものがあまり多くないが、「スーパーパワーを持った家族」という題材の宝庫があるので、特に本作のような日常を描く短編をもっと作っ>>続きを読む
『ピクサーポップコーンショーツ』の一作。他の作品とは違い、二人の会話劇のみ。これはこれで面白かった。
『ピクサーポップコーンショーツ』の一作。『ソウルフルワールド』で伝えたかった事がこの1分に詰まってる。『ソウルフルワールド』はジョーの物語だったが、この街、この世界に生きる全ての人々に、人生が、物語が>>続きを読む
『ピクサーポップコーンショーツ』の一作。海の中の描き方がまた一段と上がってるのが分かる。人間の落とし物を物色する姿には『リトルマーメイド』っぽさを感じた。
『ピクサーポップコーンショーツ』の一作。これまた皆で駐車するだけの内容だが、『カーズ』シリーズおなじみのキャラクター達の軒並みの登場には興奮した。