ちゅんせさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

ちゅんせ

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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.4

強制収容されたユダヤ人親子を描いた本作。悲劇を喜劇として描いている稀有な作品。
"これはゲームだ。優勝すれば戦車が貰えるんだ"
父がついた優しい嘘のおかげで、息子は過酷な状況下でも希望を失わず日々を過
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ビー・デビル(2010年製作の映画)

4.4

韓国暴力映画の金字塔。
生まれ育った孤島にソウルから帰省する主人公。そこでは、島民の慰み者にされながら暮らす幼馴染の姿があった。次第に明らかになる島民たちの異常性、日常的に行われる虐待、見て見ぬふりす
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高地戦(2011年製作の映画)

4.0

朝鮮戦争版の二百三高地って感じで無能な上官の無謀な作戦でバンバン人が死ぬ。
そんな極限状態の中で、北と内通している疑惑のある部隊に配属された元諜報部員が目の当たりにする悲劇。
迫力ある戦闘シーンはもち
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.7

夢破れたボクサーと失明した女性が出会い恋に落ちるが、過去を巡る障害が2人に降りかかるという、今どき珍しい定番恋愛メロドラマ。
だが、魅せ方が上手く飽きなく観れる。
横浜流星が果てしなく良い。
ラストに
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おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

3.3

ソウルからど田舎の祖母の家に預けられた孫と、耳も聞こえない声も出せないお婆ちゃんとの交流物語。
小汚ねえ韓国版ジブリ実写映画って感じ。
孫の態度と我儘が度を越していてイラつく。終盤になっても、ばあちゃ
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.5

正体不明のストーカーが女性を追い詰める韓国産スリラー。
典型的なストーリーと展開ながらも見せ方が上手い。あまり期待してなかったんだけど、緊迫感と残酷描写も充分で意外に楽しめた。
でも、これ、そのままの
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蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳(1998年製作の映画)

4.0

レンタルビデオで見て以来、やっとこさ輸入版のDVDを購入しての再鑑賞。

蛇の道と合わせての二部作。
黒沢清監督初期の大傑作。

蛇の道のほうが個人的には好みだが、本作のほうが映画としては洗練されてい
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蛇の道(1998年製作の映画)

4.0

レンタルビデオで見て以来、やっとこさ輸入版のDVDを購入しての再鑑賞。

蜘蛛の瞳と合わせての二部作。
黒沢清監督初期の大傑作。
ヤクザものと思いきや、スリラー、いや、もはや、ホラーな雰囲気と胸糞すぎ
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催眠(1999年製作の映画)

3.9

劇場公開時に映画館で鑑賞して以来、やっとVHSを手に入れて再鑑賞。

評価低いみたいだけど、個人的には大好きなな作品。なにせ、自殺する人たちの死に方が趣向が凝らされてて素晴らしい。
あと、菅野美穂が当
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.3

映画愛に溢れすぎて気が狂ってる人が、1人で作りあげただけあって、物語も脚本も展開も造形も美術も全てにおいてどうかしてる。面白くないわけがない。いま、3部作だと聞いて益々高評価です。グロくて下品で、でも>>続きを読む

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.0

再鑑賞。
韓国聾唖障害者施設で子供たちに日常的に行われていた性的虐待。地域ぐるみでの隠蔽していた実際の事件を映画化。韓国おなじみ全編胸糞なやつ。
幼児たちへの性的暴行を真っ向から描いており心が締め付け
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.8

糞リベラル富裕層が貧民労働者層を拉致して人間狩りをする話。人種差別問題などへの意識が高い富裕層が、SNSで批判されたことに腹を立てたことが動機。
集められた貧民たちは銃殺されて脳髄ぶちまけたり、爆破さ
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.8

前半の約50分いらない。
無駄に感動を押し売りの演出と音楽にウンザリ。退屈の極み。
娯楽映画としての構成が糞すぎる。
それだけに、アクションパートの良さは際立つが占める割合が短い。圧倒的に足りてない。
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.2

人が残酷になれるのは戦争のせいじゃなくて、本質的に残忍さを内に秘めているからだね。
有事でも平時でも人は残酷になれる。
戦争を言い訳にしているうちは、人は残酷なままだ。

どんなに酷い目にあっても感情
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.0

機内映画でラインナップされてたので移動中に観た。じゃないと観てないw

やはり、つまらん。浜辺美波以外に見るところがない。

そもそも、原作漫画が大して面白いもんじゃないから仕方ないが。

浜辺美波が
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母なる復讐(2012年製作の映画)

3.9

韓国おなじみ実話を基にした胸糞映画。
集団性的暴行によって自殺に追い込まれた少女の母親が取った行動とは...。
旭川いじめ事件を彷彿とさせる内容で、性的暴行を受けている様子を撮影されている。その動画を
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八つ墓村(1977年製作の映画)

4.0

再鑑賞。

祟りに見せかけた財産目当ての殺人事件かと思いきや...
燃える多治見家を見下ろすのは八人の武者の亡霊たち
つまりは、やはり祟りだったのだ。

肝が冷える...

ミステリーと思いきやのオカ
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バービー(2011年製作の映画)

4.0

バービー人形に憧れる病弱な妹(キムアロン)と、知的障害者の父の代わりに生計をたてるために働く姉(キムセロン)。
ある日、叔父が連れてきたアメリカ人に姉が養子として連れて行かれることになるが、アメリカに
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アジョシ(2010年製作の映画)

4.7

再鑑賞。

もう、わけがわからないくらいの傑作!

韓国おなじみの、あどけない少女が酷い目に合う映画。

韓国版レオンみたいな感じだけど、アクションも残酷描写も比較にならないくらい凄い。
そして、少女
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アリス・スウィート・アリス(1977年製作の映画)

3.7

70年代スラッシャーの隠れた名作。
美少女姉妹の妹が教会で惨殺され、姉に容疑がかけられる。姉は思春期なのか精神不安定で子供ながらに妙に色気がある。本当に犯人は少女なのか...。

70's雰囲気が今見
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チェイサー(2008年製作の映画)

4.5

再鑑賞、記録。
韓国映画オールタイムベストに入る素晴らしい作品。

黒く濁る村(2010年製作の映画)

4.0

再鑑賞、記録。
韓国映画オールタイムベストに入る好きな作品

ベイマックス(2014年製作の映画)

4.0

再鑑賞、記録。
ディズニー作品の中でも上位に入る好きな作品。
MCU参入してほしい!

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.0

再鑑賞、記録。
「やべ、泣きそう」って、
池脇千鶴の裸を見た妻夫木聡が呟く場面は名シーン。

処刑軍団ザップ(1970年製作の映画)

4.0

再鑑賞、記録。
マイホラー映画オールタイムベストに入る一作。

39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

4.0

幼女の惨殺死体を真っ向から描写している点だけでも高評価。

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

4.0

師匠である詠春拳の使い手イップマンを映画化したシリーズ第一作。
本作は日本軍の占領下にある中国が舞台。
他流派との対立から始まり、池内博之が演じる日本将校との空手vs詠春拳の激しくも儚く美しいアクショ
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.7

「SEGA」歴代ゲーム映像からなるOPが熱い!
単純明快なのが良い!何も考えずワクワクできて、胸も熱くなる作品だった。
批判殺到したソニックビジュアルを改変したのが正解。感情表情が豊かな可愛くも力強い
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

公開初日に鑑賞してネタバレ防止のために感想書くのやめてたら、そのまま放置してて面倒くなったので簡単にw

TVアニメ公開から大人になって結婚して子供いるような人には心に響くんだろうけど、、
あの頃から
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.9

農地開拓のためにアメリカ片田舎に移住した韓国系移民の一家の"暮らし"が丁寧に優しく描かれている。
貧しい生活、夫婦の衝突、病気を抱えた子供など問題は耐えないけれど、根っこにある愛や絆は、同じ"暮らし"
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ビバリウム(2019年製作の映画)

4.0

家を探すカップルが不動産に案内されたのは画一的な家が並ぶ住宅街だった。奇妙に感じ、街を抜け出そうとするが抜け出せない。そして、道端に突如赤ん坊が現れる...。
"スタンド攻撃を受けているぞ!"な展開で
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