その当時の日本人がこうありたいという精神性なのかなと。
松の奥様への想いが描かれた部分は、検閲によりカットされしまったそうですが、それでも十分に滲んでいて、逆に切なさとか尊みが尖がった気すらしました。>>続きを読む
年月をかけて飴色がかった空気と、今、ここ、の瑞々しさとがちょうどよくブレンドされているような感じ。京都フィルターもあるのかなぁ。
せせらぎ、銭湯、ウイスキー、コーヒー、お豆腐、水まき、特に背景にある>>続きを読む
鶴瓶さんが、達者。俳優とか演技とかというより、とにかく「芸」が達者。そして、脇を固める方々の濃すぎず薄すぎずの加減が演出としても演技としても、ちょうどよかったです…“おばあちゃん”をする加藤治子さん、>>続きを読む
もし、認知症になったときに、この映画のように、会いたいけどもう会えない人が表れてくれるのなら、ほんとに「ぼけるのも悪いことばかりじゃないかも」しれません。ほんとにそうなのかは、わかりようがないけれど、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
加瀬亮さん出演作品でピックアップ。
原作未読。
(なので、あくまで個人的な受け止めです、たぶん、いろんな捉え方があり得る作品だと思うので。)
幼い妹が忽然と姿を消し、事件をきっかけに家族もみな闇に飲>>続きを読む
原作未読。
特に、才能の有無とか、評価の意味とか、ビジネスとの折り合いといった観点はやっぱりユニークで、芸術の畑での青春てこんな感じなのでしょうかね。
みんなでオンボロに乗って海行って叫んで、帰れなく>>続きを読む
原作未読。
犬と共に暮らし、見送ったことのある人は、ストーリーがなくてもこの十戒を思うだけで胸が詰まるものだと思っています。
犬との暮らしという意味ではちょっとリアリティに欠ける部分も多くて気になっ>>続きを読む
原作の世界の設定をある程度はわかった上でないと、???となってしまうかもしれない。(自分がそうでした。)
世界観の精緻な作りこみ具合とか、そこに込められた様々なテーマは、原作のサーガを読み込めばたぶん>>続きを読む
浅野忠信さん監督作品 「224466」のみ鑑賞。
(なので、評価なしで。)
加瀬亮さん出演作品でピックアップ。
たぶん、R246をテーマにってとこがまずおもしろいだろ?ってことで、
いろんな人が集ま>>続きを読む
原作小説も大好きです。
映画に落としこむのに、謎解きの部分でも簡略化されたりしているところはあるけれど、兄弟がそれぞれ背負う苦悩や互いへの想いとか、悲しすぎるバックグラウンドがあっても、この父、この>>続きを読む
前編に続いて鑑賞。
前編は、こんな人たちが出てきますという紹介で、この後編でいろいろな物語が動いた感じがしました。
原作漫画を読んでいないので、逆に、漫画の中ではこのシーンはどんな風に描かれているの>>続きを読む
原作漫画未読、将棋のことも何もわかりませんが、わからなくても大丈夫でした。棋士を演じた方々は、ほぼ動きがないような寄りの画が多いなか、緊張感とかじっとり汗かいてくる感じが伝わって臨場感ありました。>>続きを読む
30年以上も自宅の庭から先に出ることなく、日々観察し創作に向かう…「仙人」になぞらえられる孤高の大家、
は、意外とがちゃがちゃして、フツーの人間くさい日常を送っててね、というのが、おもしろかったです>>続きを読む
戦争における不条理、理不尽がこれでもかと詰まってる。
途中、急に視座がぐーんと引いてしまって、すごく離れたところから、
この人たちは、なんでこんな異常な環境におかれ、殺したり殺されたり、こんなに簡単>>続きを読む
当麻と瀬文が、どつきあいながら餃子に囲まれ、幸せな来世でありますように。
野々村回。
振り返りが多いけど、
彼あっての未詳、当麻と瀬文を、こうして導いてきたんだなぁとしみじみ。
難解な世界観も、散りばめられたギャグも何もかも好きだけど、結局、人と人との繋がりに、胸を締めつ>>続きを読む
天=転、
演出が…瀬文さんの扱いが…振り切れてる感。
それでも、やっぱり最後は、瀬文最強の回。
どんなカッコさせられても、
傷だらけでも、血糊、包帯、絆創膏だらけでも、カッコいぃです。
SPEC世界のバックグラウンドがストンと落ちる回。SIT瀬文さんが、イイです。
絆の回、という感じに思っています。
シリーズの中でも大好きなエピソード。
登場人物みんなに、どっか座りの悪さがあって、ストレス。
それを写している映像は、ホントににキレイで、けど光とか窓ガラスへの映り込みが流れていく感じとかめまいを起こしそうなストレス。
そんな中、特定の街>>続きを読む
北国の冬の暗さの色味が、リアルでした。
しんどかった。
(北国生まれ、在住(私はそれ)の人は、なんかわかると思う)
痛い方向にダメさが振れた加瀬亮さんは、ひりひりしました。
(しかし、短髪加瀬亮さ>>続きを読む
いろんなカタチの愛とか、自分探しとか。
加瀬亮さんの、全部ではないんだが、ビミョーにダメ寄りな感じとか、そこからの重心の移動がいつも絶妙で、いつも愛しく感じます。
海、きれー、って力を抜ければ、
それが正解な感じがします。
加瀬亮さんが語る詩も素敵でした。
ときにふと黄昏ることができるスキル、
大事ですなぁ。
映画はその助けとなりますね。
これが日本の司法の現実なのだとすれば、こんなことがまかり通っていいのかと。
例えば、裁判官や、検事や、警察は、この映画を見て、どう思うのかなと思いました。
聞いてみたいです。
現在は、裁判員制度等、>>続きを読む
原作未読、加瀬亮さん出演作品を見たくてたどりつきました。
加瀬亮さんは、少年スタートから、年月の経過と合わせて、プラトニックでストイックなんだけど、大切に壊さないように、でも深く愛してく想いが、漏れ>>続きを読む
寺島進の鬼ケンが、カッコよすぎた。
神父様の弟の死刑囚加瀬亮さんも、救いのない闇が怖くてすごかった。
物語とはいえ、主人公たちの不幸が過ぎる
「一緒に生きてください」が、愛おし過ぎる。
原作も読み>>続きを読む
般若顔がんばる寺島進さんがすき。
踊る加瀬亮さんがすき。
意味わかんなくても、そこだけでも、たまに、思い出しては眺めに来てしまう映画です。
うっそーうっそそー♪
(や、うそじゃなくて、本当にすきです>>続きを読む
クラゲキレイ。
だが、意味は難解でした。
若者のメタファー?
「行け」って、なんだろう。
カッコいい感じをただ受け取ればよかったのかもですが、???と考えてしまって重心がグラグラしながら見ました。>>続きを読む
突き抜けられない自分は、
加瀬亮さんの、どっちつかず感、不安定感、それでも、青春のロックンロールなそこにいたい思いがとてもひりひりしました。
せっかくの作品を切り裂いてしまうのは、
ロック…かもしれ>>続きを読む
加瀬亮さんを愛でる映画。
いただきました。ありがとうございます。
よくわからないのに、理不尽で可哀想でかわいくて、ぎゅっとしてあげたくなる感じです。
ガチパンクな、ただの好青年の加瀬亮さんが、重機操ってて、あたしには星5つの価値でした。
客として、こんなゲストハウス、訪れてみたい。美しいし、いい時間が過ごせそう。プール、きれー。
スタッフとして、ゲストハウスに関わるのも面白そうです。
でも、作中の母と子という関係性で、あのゲストハウ>>続きを読む
加瀬亮さん側に、ある種共感性羞恥で、しんどかった。
眩しくて憧れみたいなものを感じながらも、たぶんオダギリジョーさんの側には突き抜けていけないから。
想像力の必要性を訴えるには、それをリアルにしてみ>>続きを読む
「死」とか「喪失」というテーマを、若い男女の美しく可愛らしいお伽話みたいに、「ただ」描くと、たぶん耽美系のスッカスカになってしまうんじゃないかというところに、
なんでか「日本軍特攻隊員のゴースト」と>>続きを読む
実際の木下監督の為人は詳しく存じ上げませんが、映画からは、真っ当なわがままとか頑固さを貫く力のあった人といういう印象を受けました。
あとは、本当に愛情深い方だったし、愛情深いご家族であったのだろうな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ああ、そういうことかーと、わかってから、ふむふむと思えたので、分かった上でも、もう一度見てみようと思います。
や、加瀬亮さんが演じられてるモリの行動には、女々しかったり、情けなかったり、なんでや、一>>続きを読む