uofaengさんの映画レビュー・感想・評価

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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

5.0

レンタルにて。大東亜戦争下、コンピュータの発明によって、独の暗号「エニグマ」の解読に成功し、連戦連負の英を最終的に勝利に導いた天才数学者アラン・チューリングの伝記物語。監督はモルテン・ティルドゥム、チ>>続きを読む

攻殻機動隊 新劇場版(2015年製作の映画)

4.5

「攻殻機動隊25周年記念作品」公開直後、劇場で。監督は、前作『ARISE』の黄瀬監督から、野村監督へ。全体の画風は前作の流れを汲んでいると言える。プロットは、前作の『ARISE』から、公安9課結成に至>>続きを読む

カイト/KITE(2014年製作の映画)

2.0

本邦アニメ原作との触れ込みでついレンタル。主役の暗殺者インディア・アイズリーは確かに可愛いが、ストーリー、脚本、演出、どれを取っても特筆すべき点はない。ただひたすら、サミュエル・L・ジャクソンのギャラ>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.0

第87回アカデミー作品・脚本・撮影賞受賞。公開直後、劇場にて。印象は限りなく希薄。憶えていることと言えば、中年男の栄枯盛衰、常者必衰が描かれていたことくらいか。映像は、名画のような品格があったような気>>続きを読む

チャッピー(2015年製作の映画)

4.2

久し振りの投稿。レンタルで。監督脚本は『第9地区』『エリジウム』のニール・ブロンカンプ。この監督には、『エリジウム』のような大作より『第9地区』や本作のような土着的な佳作の方がよく似合う。「人は外見よ>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

1979年カリフォルニア。 薬物依存を母に持つダウン症のマルコは、ドーナツ好きの純真な14歳。ある日、母親が薬物使用で逮捕され、独り腹を空かせていたところ、不憫に思った同じアパートの住人ルディが面倒を>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.2

3/1、たまたま映画の日。娘と。第87回アカデミー賞は音響編集賞という、イマイチピンと来ない受賞だったが、主演のブラッドリー・クーパーの演技が光る作品。原作は、実在したネイビー・シールズ伝説のスナイパ>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.2

正月のボリウッド第2弾。DVDで。男尊女卑、カースト制度、学歴偏重が色濃く残るインド社会に対する風刺コメディ。ただ、単なる風刺やコメディに終始せず、人生の本質とは何か、生きるとは何かを、天才エンジニア>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

公開当初、娘と映画館で。CMにもかなりの金を掛けた割には客の入りが少ない。アニメを含めた邦画が主流となったこの国の劣化を肌で感じる。監督はクリストファー・ノーラン、キャストにはマシュー・マコノヒー、ア>>続きを読む

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.2

インドの美魔女、シュリデヴィの魅力で、最後まで引き込まれる小冒険譚。監督は女性監督のガウリ・シンデー。英語ができないという理由から、夫や娘に見下される新妻が、姪の結婚式の準備のため単身NYへ。そこでは>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.5

公開ホヤホヤの週末、娘と映画館にて。字幕版。内容の濃さはハナから求めず、ただひたすら、ミラちゃん張りのスカヨハのアクションを期待して。結果は…やはり…残念。突っ込みどころ満載のストーリー・展開は、言わ>>続きを読む

永遠の0(2013年製作の映画)

4.0

3週ほどレンタルの空きを待って、本日やっとDVDで。何かと物議を醸した本作だが、日本人の琴線に触れる、近年にはない号泣できる作品。一部で酷評されていたような、特攻賛美や戦争肯定と言った思想は微塵も感じ>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

4.2

北海道にも春の陽射しが戻って来た平日、久しぶりに妻と。字幕版はレイトのみで、仕方なく吹替版で。主役のウォルター・ミティ(ベン・スティラー)の吹替は岡村さんの関西弁。始めは味も素っ気もない台本の棒読みに>>続きを読む

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

4.0

米公開から半年。待ちに待った日本公開。グロさとお下劣さはパワーアップ。一作目のヒットで予算に余裕が出来たせいか、キャストを増やし過ぎて、展開にドタバタ感も。コンパクトでダークだった一作目を超えることが>>続きを読む

キャピタリズム マネーは踊る(2009年製作の映画)

4.5

Capitalism: A Love Story (2009) : the great documentary film by a true patriot of the U.S. There are>>続きを読む

ラストスタンド(2013年製作の映画)

3.8

娘が借りて来たレンタルにて。CA州知事引退後、久しぶりのシュワちゃん。足元の頼りなさに月日の流れを感じたものの、まだまだ現役、悪党にも若い者にも、国家権力にだって負けません。老人が主人公の作品、アジア>>続きを読む

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.5

劇場で見損ねてレンタル。監督はエンジェルウォーズのザック・スナイダー、製作はダークナイトのクリストファー・ノーラン。全く新しいハチャメチャなスーパーマンを期待していたものの、ごく平均的な展開に終始した>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.2

2014年最初の劇場鑑賞。3D吹替版。アッという間の90分。全編宇宙空間、たった2人の究極サバイバル。これ以上ないシンプルなプロットで、最後まで観客を引き込んで離さない原動力は何だったのか?2人の演技>>続きを読む

レオン(1994年製作の映画)

5.0

久しぶりにHuluで。1994年作品。もうかれこれ20年経つ。古さは全く感じない。まだお爺ちゃんではなかったジャン・レノ、天使オーラ全開のナタリー・ポートマン、サイコな悪党刑事ゲイリー・オールドマン。>>続きを読む

エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)

4.5

ザック・スナイダー監督、2011年の作品。劇場では見逃したけど、今回でレンタル3回目。映像美や世界観だけでなく、ストーリーもしっかりしていて、何度でも観れる作品のひとつ。300(2007)やウォッチメ>>続きを読む

オブリビオン(2013年製作の映画)

2.5

公開から半年、劇場で観たことすら忘却。トム様と映像の美しさは憶えているものの、モーガンの存在やラストは完全に'oblivious'(形容詞)。

エリジウム(2013年製作の映画)

3.8

第9地区に金掛けてみたらこうなりました的な作品。キャストに大物2人を据え、ストーリー的なものにも期待していた。ところが、突っ込みどころ満載で、観てるこっちが居た堪れない気持ちに…オスカー女優の最期もあ>>続きを読む

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.0

大人でも十分楽しめ、ほろっとさせるピクサー作品。ディズニー52作目。アーケードゲームの世界観にトコトン拘ったCG処理。他の作品同様、消化試合は一切なし。オマケの短編アニメ「ペーパーマン」も、これまた泣>>続きを読む

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

妻と鑑賞、夫婦割り。期待していなかった分、とてもいい映画に思えた。二郎と菜穂子の抑制の効いた純愛に何度も泣かされた。瀧本美織さんの優しく、包容力のある声がとても合っていた。日本人が、良くも悪くも、馬鹿>>続きを読む

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

3.5

久しぶりのフランス映画。レンタルにて。落ちぶれたカリスマシェフと、ペンキ屋で食い繋いでいるシェフの、三つ星を守るための奮闘コメディ。と言ってもフランス映画らしく、品よく独特のテンポで。フランス人の日本>>続きを読む

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.0

レンタルにて。少年と少女の家出と恋の、ほのぼのとした冒険譚。レトロでアナログな映像が心地よかった反面、ストーリーの振れ幅が小さいため、鑑賞後の不完全燃焼感が残る映画。

ブローン・アパート(2008年製作の映画)

3.2

Huluで観れそうな映画を探していたら、この映画に辿りついた。意外と最後まで引き込まれる作品。平凡な日常に降りかかる家族の死という非日常。テロで夫と4歳の息子を失って初めて、平凡な日常が実は楽園だった>>続きを読む

ヘンゼル&グレーテル(2013年製作の映画)

4.5

情け容赦なし、手抜きなし。プロット、キャスティング、アモ、CGクォリティ、音楽、衣装、文句なし。キックアス、エンゼルウォーズ、アンダーワールドなど、ダークなB級好きにはご馳走です。

空気人形(2009年製作の映画)

2.5

数ヶ月前、Huluでタイトルとメイド姿が気になって観たのが縁。ペ・ドゥナの可憐さだけで最後まで観せてしまう映画。相手役の人の演技の下手さと、CGの稚拙さが哀れでもあり、ドゥナさんに申し訳なくもあった。>>続きを読む

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

4.8

人の作ったルールに縛られて生きるか、自分のルールに従って生きるか。生まれ育った施設を離れ、サイダーハウスで学んだのは、蛙の子は蛙、置かれた場所で咲くことの尊さ。大好きなマイケル・ケインの演技が光る。ト>>続きを読む

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.5

久しぶりに映画館に足を運んで観た作品。時間が合わず3D吹替版で視聴。CGクォリティも世界観もトランスフォーマを凌駕。手抜きなしのメカのリアリティは圧巻。菊池凛子、芦田愛菜ちゃんの出演など、ジャパンマネ>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.8

奇想天外な武勇伝で周りを虜にする父。それをホラ話だと思っている息子との溝は深まるばかり。父の最期を前に、古い証書に記された女性を訪ねると、そこには父の武勇伝が確かに存在した。父の葬儀。参列者は武勇伝に>>続きを読む

クラウド アトラス(2012年製作の映画)

4.5

"Our lives are not our own. From womb to tomb, we are bound to others, past and present. And by eac>>続きを読む