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攻殻機動隊 新劇場版のuofaengのレビュー・感想・評価

攻殻機動隊 新劇場版(2015年製作の映画)
4.5
「攻殻機動隊25周年記念作品」公開直後、劇場で。監督は、前作『ARISE』の黄瀬監督から、野村監督へ。全体の画風は前作の流れを汲んでいると言える。プロットは、前作の『ARISE』から、公安9課結成に至るまでの後日譚。作品的には、95年の『攻殻機動隊』、『イノセンス』、TVシリーズ、『ARISE』と、長いつきあいの攻殻ファンにとって、目新しさは少ないのかも知れない。しかしながら、テロとの戦いを主軸とする従来の路線から、素子の生い立ちを描いた点で、彼女の思考のより深い部分に迫ることができたと感じる。なお、近いうちに実写化も予定されており、劇場でまた、素子と9課の面々に会えることは嬉しい限りである。
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