アマゾンPrime Videoにて鑑賞(日本語字幕がないため、英語字幕で)。私としたことが、髪の毛があるアラン・アーキンを映画で見たのは初めて。ちょうど今原作を読んでいるところだが、映画版は登場人物の>>続きを読む
ハンサムな大富豪クリスチャンと出会った女子大生シグリッド。クリスチャンに誘われ彼の家に行くと、そこにいたのは犬の着ぐるみを着て彼の“飼い犬”として振る舞う男性フランクだった…。クリスチャン役のガルド・>>続きを読む
英語のタイトルは The Quiet Girl。アイルランドの田舎町を舞台に、寡黙な少女コットが、親戚夫婦ショーンとアイリンの農場で過ごしたひと夏を描いた物語。設定上は9歳のコットだが、「こんなに大人>>続きを読む
DVシェルターを運営する母親エヴリンと、ネットでのライブ配信が生活の中心となっている高校生の息子ジギー(そして家族の中でひっそり存在する父親…)。自身にとって重要だと思うことを懸命にやろうとしても、な>>続きを読む
カナダの片田舎で暮らす祖母マーガレットと、ドラァグクイーンの孫ラッセルの束の間の同居を描いた物語。マーガレットとラッセルが周囲の反対にも屈せず、自分の意志を貫き通す姿勢が感動的。祖母役のクロリス・リー>>続きを読む
原作は未読だったのが逆に良かった。あらすじや予告編からは予想もできない展開!レベル的には『TITANE/チタン』以上に度肝を抜かれた。そしてエマ・ストーンの、言葉では形容できない(緻密?自由?計算高い>>続きを読む
映像は前作『アクアマン』よりもパワーアップ。カラフルで美しいアトランティスにアガるし、巨大タコの「トポ」の仕草もいちいちおもしろいし、甲殻王国ブライン王の男気も健在。ただ兄弟が力を合わせる等、物語は既>>続きを読む
北朝鮮から中国へ渡り、山間部で路頭に迷う5人家族の数千キロに及ぶ脱北の道のりを中心に、命がけで脱北を支援する韓国人牧師や、研究者、ジャーナリスト、過去に脱北した人々へのインタビューなどで構成された秀逸>>続きを読む
“カカオ”の歴史、栽培する農家の現状や、カカオに関わる日本人を追ったドキュメンタリー。特にコロンビア先住民の末裔であるアルアコ族の文化やカカオ栽培の映像は非常に興味深く、思わず劇場で販売されていたチョ>>続きを読む
ダライ・ラマ14世と、南アフリカのデズモンド・ツツ大主教という2人のノーベル平和賞受賞者の対談を元にしたドキュメンタリー。宗教の違いを超えて深い友情を築いた二人が、互いに手を取り合い、時には冗談を交え>>続きを読む
地盤隆起による大災害で一瞬にして壊滅したソウルで、唯一崩落を逃れたファングン(皇宮)アパートで住人代表になった男とは…。「いや、あんな地盤隆起の中で無事なわけないやろ!」と思いつつも、皇宮アパートの住>>続きを読む
テレビの大喜利番組にネタを投稿することを生きがいにしていたツチヤタカユキが歩んだお笑いの道とは…。主人公のキャラがかなり特殊(こんな人がどうやって社会生活を送れるのだろうと疑問に思うレベル)だが、「私>>続きを読む
私としたことが初めて鑑賞。クエンティン・タランティーノ作品ということ以外はほとんど予備知識なしで観たが、デジタルリマスター版だけあって、映像は超鮮明。冒頭のシーンはオマージュ版を何度か観たことがあるが>>続きを読む
体は男でも自身の性に疑問を持つ8歳の主人公アイトールと、周囲の人々の困惑を描いた物語。どうしようもなかったのかもしれないが、主人公はどう見ても女の子(子供でもやっぱり見た目の性別って誤魔化せないんだな>>続きを読む
冒頭の料理シーンは圧巻。19世紀末のフランス料理はこんなに手間暇をかけて作られていたのかと感銘を受けた。特にデザートの「ノルウェー風オムレツ」が本当に美味しそうで、あれをどこかのレストランで食べるのが>>続きを読む
お子様にもぜひ観てほしい作品。原作を読んだのは40年以上前で、内容はあまり覚えていなかった。一番驚いたのは、1940年代の自由が丘周辺がこんなにのどか(牛‼)だったのかという点。トモエ学園でのほほえま>>続きを読む
号泣。豊かな想像力(と信じる力)は過酷な現実に打ち勝つことができるか? 舞台設定はイギリスだが、(ある程度仕方ないとしても)日本語表記や日本的な描写(家のインテリアやイマジナリたちの見た目、千羽鶴等)>>続きを読む
号泣。日常生活では交流がなく、互いのことをほとんど知らないイスラエル人とパレスチナ人の子供たちを描いた2001年のドキュメンタリー。日本人の大学生でもこんなにちゃんと話せないのではないかと思うほど、自>>続きを読む
西オーストラリアで生まれ育った主人公アビーと環境活動家の母、そして彼女たちが愛した海と生物を描いた物語。サンゴ礁に生息する最大の硬骨魚類、グローパー(興味がある方はこの映画の公式サイトを見てほしい)の>>続きを読む
これこそ劇場で観るべき映画!1972年のウルグアイ空軍機571便遭難事故を描いた物語。序盤の事故からラストまであまりにもリアルな映像、撮影自体も過酷を極めたと思うが、何より骨と皮になるまで体重を落とし>>続きを読む
『ハンガー・ゲーム』の64年前(遡りすぎやろ!)、第10回ハンガー・ゲームを描いた作品。『ハンガー・ゲーム』を観ておく方が、「あの人が若い頃はこうだったのか…」とより衝撃を受けることができる。主人公コ>>続きを読む
ティルダ・スウィントンが年老いた母親と映画監督の娘の二役を見事に演じ分ける姿を堪能する作品。あと、ルイ(犬)が異様にティルダ・スウィントンに懐いていて、本当にティルダ・スウィントンが飼っているんじゃな>>続きを読む
「今日が勝負なんですよー」は英語・ドイツ語でそれぞれどんな字幕がつくんだろう…。評判どおり素晴らしい作品…かと思いきや、終盤で超ガッカリ。東京に住んでいるか、あるいは土地勘がある人、何よりも空をちゃん>>続きを読む
これは非常に考えさせられる作品。女性、特にすでに子供がいる方、あるいは将来子供を産む可能性がある方にぜひ観てもらいたい。アイルランドの漁村で起こった1つの事件をきっかけに生じる、ある家族と村の人々の中>>続きを読む
西部開拓時代のオレゴン州。アメリカンドリームを求めて未開の地へ移住した二人の男が、一攫千金を狙って始めたビジネスとは…。ジョン・マガロ演じるクッキーが、まるで人間の女性に対するかのように、牛に優しく話>>続きを読む
アッシジのフランチェスコと、彼を慕う修道士たちのいくつかのエピソードをまとめた1950年の作品。修道士たちは実際のフランシスコ会修道士たちが演じているとのこと。「道化師」という表現は、フランチェスコよ>>続きを読む
字幕版を鑑賞。主演のアリアナ・デボーズも素晴らしかったが、何よりもマグニフィコ王を演じたクリス・パインの表現力がすごすぎた! ただ、もう少しクライマックスを長引かせた方が良かったかも…(若干物足りなか>>続きを読む
これぞ、ディズニー100年の集大成! アニメでなければ実現しえない、超豪華キャラの競演! でも、結局一番存在感が大きかったのはまさかの○○○○○‼ ただ、難を言うなら、字幕版が観たかった! 本編(『ウ>>続きを読む
まさかの号泣。幼なじみの医師カズが見合い結婚をすると聞き、なぜ親が選んだ相手と結婚するのか疑問を抱いたドキュメンタリー監督のゾーイ。カズの結婚までの軌跡を追うドキュメンタリーを制作しようとするが…。今>>続きを読む
監督名を知らずに観たとしても、誰が監督かはっきりわかるアキ・カウリスマキ作品。予告編を観た時は1960年代が舞台なのかと思いきや、時代設定はガッツリ現代。フィンランドのラジオからなぜか流れる竹田の子守>>続きを読む
恥ずかしながら、初鑑賞。ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの体験記を基に描かれた物語。4Kデジタルリマスター版だけあって、20年以上前の映画とは思えないほど美しく繊細な映像>>続きを読む
これ必見! 1955年、14歳の黒人少年が拉致され、凄惨なリンチの末に殺された「エメット・ティル殺害事件」を映画化。ほんの些細なこと(当時はそう捉えられなかったわけだが)で犯人が少年にあれほどひどい暴>>続きを読む
プロポーズを受けた翌日に、突然姿を消した女性の過去とは…。正直、「映画って本当に見せ方次第だな」と思った。主人公の市子が過酷な境遇に翻弄されてきたことはもちろん理解できるが、だからと言って彼女が何をや>>続きを読む
ガザに住む普通の人々の日常を描いた、2019年のドキュメンタリー。昨今しきりに報道されているとおり、「天井のない監獄」と呼ばれ、住民の多くが難民で貧困にあえぐ場所。一見きれいな海も魚が少なくなり、街は>>続きを読む
リピート確定! この季節にぴったりの心温まるストーリー、超豪華なキャスト、素晴らしい美術、楽しくて心地よい音楽で、期待をはるかに超えた秀逸なミュージカル! ティモシー・シャラメの魅力全開、そこまでやる>>続きを読む
世界的指揮者・作曲家レナード・バーンスタインと、彼の妻フェリシアの人生を描いた物語。バーンスタインが指揮あるいは作曲したさまざまな曲が流れ、ブラッドリー・クーパーが彼の指揮を完コピした、マーラーの「交>>続きを読む