USAさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

銀河鉄道999(1979年製作の映画)

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もし機械の身体を手に入れる技術があったら、人間はどちらを選ぶのだろうか。人間社会に生と死の新陳代謝がなくなったら、結局はうまくいかないのかもしれない。

ねらわれた学園(1981年製作の映画)

2.5

茶番感は否めないけど、この時代の特殊効果技術が気になる。そして序盤の薬師丸ひろ子髪ボサボサすぎて笑ってしまう。

転校生 -さよなら あなた-(2007年製作の映画)

4.5

「入れ替わり」と「死」という異色の組み合わせであるが、最後は身体と精神が一致した「自然な状態」で最期を迎える。人が自分らしく生きることの健全さも一つのテーマなのかなと思った。また、不必要なリアリティを>>続きを読む

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.4

何か見たことある要素でできたような映画だった。おじいちゃんと母の再会は泣けた。オトナ帝国や未来のミライと同様に既に過ぎ去った遠い過去や歴史には不思議と心を打たれる。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

地下と後半の感じがゲットアウトを想起させた。コメディぽい雑さとは裏腹なサスペンス的な不気味な雰囲気と絵の綺麗さが不思議な心地悪さを生み出している。いくら偽っても唯一偽れない「におい」がキーワード。

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

ラストの韓英恵が手を添えるシーンがとても良いと思った。手を添えるという行為の優しさと力強さが伝わってきた。あのシーンで手を添えた沙希という人物はつよい。

海街diary(2015年製作の映画)

4.3

なんで1つのセリフからこんなに幅のある感情を表現できるんだろうか。
そしてやっぱり、広瀬すずは表現力の高い女優だよな。
前田旺志郎はいいキャスティングだった。

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

4.0

友達と見ていて、「なんだこの映画」と言われた。過去の実験作が現代の表現にも刺激を与えてくれるのではないか。あの小学校の夏休みに冒険を期待するようなワクワク感が詰まっていて、21歳になっても懐かしい気持>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

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綺麗な絵も、オカルトもファンタジーも楽曲も、好きな人に会いたいっていう根源的な気持ちをドラマチックに仕立てる表現でしかないのかも。片思い的なもどかしさの作品が多い気がする。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.5

監督と出演者3人は撮影に入る前に仲を深めることから始めてるらしいけど、コンビニのシーンなどでその嘘じゃない距離感みたいなものが現れていて、もう目が離せなかった。主人公の友達が「静雄」ってそのまんますぎ>>続きを読む