小骨さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

小骨

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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

2.9

・フラッシュ
うーん!ちょっと扱ってるテーマの重さはいいけど、その解決までの道筋の整理がちょっと微妙だったかも!

フラッシュとマイケル・キートン版のバットマンを履修してたら、もしかしたらもっと楽しめ
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

2.0

化け物の正体がわからずに犠牲者だけが出続けて恐怖するみたいな描写は良いんだけど、
そこまでの話で、構成と説明が雑すぎるところがチラホラ見えるせいで、これ最後まで見ても雑なままスッキリしないやつでは…と
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

2.5

著作権期限切れから最速で作ることを最重視したB級映画感。
プーさんに詳しかったらわかるネタがもしかしたらあるのかもしれないけど、特に詳しくなかったので、
プーを題材に使った特に尖ったところのないB級に
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マーターズ(2007年製作の映画)

4.2

後半ひたすら胸糞悪いと言われてたけど、個人的には楽しめた。
リメイクが作られる理由もなんとなくわかる。
自分は好き。

映画全体の構造として「そんなものないだろう」と思っているものがあったのなら、それ
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THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

3.3

the killer暗殺者
ガンアクションはめちゃいい。
ジョン・ウィックとかリベリオンへのリスペクトをめちゃくちゃ感じる。
主演さんあんまり動けてないのではと思わないでもないシーンもあるし動きにケレ
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.8

・the witch chap.2 the other one
どっかんふっとび超人バトル楽しい…(脳死)
ストーリーは…置いといて…
超能力の自覚のある人たち特有のクセとかユーモア感があるキャラが増
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アラーニェの虫籠 リファイン版(2018年製作の映画)

3.8

子供の頃にプレイしたホラー系ADVとかフラッシュゲームとかを思い出すような、なんだか懐かしい気分になる…
主人公が飲んでる薬の副作用のせいで、見ているものが本当の景色なのか幻覚なのかわからないまま、ふ
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アムリタの饗宴(2023年製作の映画)

4.5

フェティシズム…
よく分かりそうで分からない世界観に放り込まれて、精神やられそうになりながらも探索していくのも大好きだけど、
その合間合間に挟まれるシーンのフェティシズム…
好き…
クリーチャーデザイ
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怪物(2023年製作の映画)

2.7

三幕構成の初め二幕でミステリに見せかけて、三幕目で全部回収して面白くなるのかと思いきや、
なんか三幕目をだらだらやってしまったうえに、世間的にツッコミを入れづらいところにオチを入れるの、なんかちょっと
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呪詛(2022年製作の映画)

3.5

呪詛
いやー怖かった。
終始正体が分からないものと、どう影響を及ぼしてくるかわからないまま、抗うのって怖いね。
恐怖だけでなくて、状況的にどう対処していいかわからない不安がつきまとうのヤベー。

テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

2.5

まぁ1から癖が強いし整理されてるかって言うと全然そんな事ないんだけど、
2になってなんか色々やろうとしたのがみえて、逆にこんがらがってる気がする。
一作目でめちゃくちゃ頑張ってた破壊痛めつけ描写は、二
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.2

ホラーとしてはアレかもしれないけど、SFとしてちょっと面白かった。
ミーガンの行動構造を割と丁寧に描いてくれてたので、普通に人間関係の話についてマジに考えながら見てしまった。
両親を失ってしまった少女
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異端の純愛(2023年製作の映画)

2.5


な、なにを見せられているのだろうか…ってなるけど、
筋は通っているような…?
筋が見にくいので、映像じゃなくて小説とかのほうがいいのでは、と思わないでもないけど、
やっぱりこれはなんだ…?

一作目
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

4.0

上映中のワイスピ10(ファイヤブースト)を友人に宣伝するために視聴会を開いて再度視聴。

やはり頭が悪くていい。
こうして!こうして!こうすれば解決!(ゴリゴリのゴリ押し)を絵の強さで勧めていくの気持
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

4.0

ビデオで見たり金ローで見たりと何回目かわからない視聴。

真面目だ!(失礼)
最後までレースたっぷりだ!
改めて見ると、ラストの展開は急だけど、今まで積み上げたものを唐突にぶん投げる若さっていいなって
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.7

・ケイコ 目を澄ませて
素朴な作品だけど、綺麗所だけでなくシビアな描写もしっかりしてて、いい作品だった。

様々な人種を採用とかいろいろ言われているけど、単純に席を用意したり悪く書かないとかいう綺麗な
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.0

タイラーレイク(extract)
昔、自分の子供を失ってた系の男が飲んだくれて傭兵になって子供の救助任務を請けて色々する話。
構成要素としてはアクション映画のお約束をキチンと果たしているはずなのに、な
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

5.0

SNSネイティブな時代に義務教育にしてほしい映画。

SNSの、プライバシーの概念が再構成されるほどに情報の共有とコンテンツ化を容易にしてしまう特徴がバリバリに詰め込まれていて、すごいクる。

この映
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

4.0

皆さんご存知のんを今更見る奴。

当時に物議かもしてたのは、少年が殺し合いって言う設定だけで中身は薄いのかと思ってたけど、以外とメッセージ性が強くて倫理揺さぶってくるエネルギーのある作品だった。見て損
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トリプルX:再起動(2017年製作の映画)

3.5

「トリプルX 再起動」

頭空っぽにしてアクションと筋肉と乳と尻が見れる。

これ見てイップマンを見たくなった。

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.0

「ブレードランナー」

ご存知近未来SFのカルト的人気作、脱走した人造人間(レプリカント)を探偵が追いかける話。人造物が人を超えようとするとき彼らは何を思うのかって言う奴。

近未来SFでスラムと芸者
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スクランブル(2017年製作の映画)

3.0

旧車がエロい。いちいち車が出てくるたびにエンジン音きかっせてくれるの素敵。後ブロマンス。
コードネームUNCLEとワイスピのノリを楽しみつつ、旧車の音や造形を楽しめる人は楽しめる。

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.5

爆音で90年代の音楽を流しながら女スパイが男を殴る蹴るの暴行を加える映画。
顔が青痣だらけになりながら椅子に足組んで上官にタバコの煙吹きかけるシャーリーズセロンは素敵。

ブラック・デーモン 絶体絶命(2023年製作の映画)

3.0

普通に面白いどころか教科書のお手本的に良い作りのメキシコ産サメ映画だった。
妙な宗教観とか神話でゴリ押ししにかかるのかと思いきや、
石油リグに閉じ込められた中で物理的に脱出の方法を探る中での、雰囲気出
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アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

3.8

・アフリカンカンフーナチス
恐ろしい低予算で、現地人と現地でのロケ地と小道具を使って、映画として撮れる形式を模索しつつ、
ヒトラーフリー素材モノとして外せない皮肉ネタをそこそこふんだんに持っていて面白
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波紋(2023年製作の映画)

3.5

・波紋
よかった。
キャラクタがお互いそれぞれに良くも悪くも影響をどんどん与えていって、その波紋が連鎖したり返ってきたりしていくさまが、めちゃめちゃテンポよく描かれてて面白かったな。

結構ガチめにず
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プライス -戦慄の報酬-(2019年製作の映画)

3.2

ギャグなのかサスペンスなのかホラーなのか混乱しながら見ていたが、多分全部で、
凄い混乱しながら突然のシュールに笑ったりしながら見るので正解だったとおもう。

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

5.0

「ミッドサマー ディレクターズカット版」
147→170の都合23分増えてるんだけど、
台詞が多くて良いなと思う反面、「態度だけならまだしもそこまで口に出されても危機感を持たなかったのか」という印象が
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罪の声(2020年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

・罪の声
(どこまでフィクションかも調べてないけど)ドラマとしては謎が明らかになっていくテンポがよくて見やすくてヨシ。
ただ、作中に出てきた「昔の事件を掘り起こす意味」みたいなのを真面目に考えるとちょ
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老ナルキソス(2022年製作の映画)

4.2

老ナルキソス
よかった。
「ナルキッソスは湖に映った自分の姿に見惚れて溺れ死んだ。私は死に損ねて老いさらばえたナルキッソスだ」というツカミがもう最高だった。
なんかオチがそんな納得行かない気がしたけど
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少年と犬(1975年製作の映画)

5.0

・少年と犬
入門編として非常にいいポストアポカリプスかつディストピア。
滅んでもまだ争ってるし、管理社会を作っても争ってる。
その種を持って地上に上がってもアレなので、完全に元に戻すのも良い。
大変良
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

5.0


・ソフト&クワイエット
こういうの好き。
「人間ってこういうものだよね!」っていうのをありありと描いてるのいいよね。
「人が作った体制っていうのはこんなもの」というのも良いけど「人は個人個人の単位で
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EO イーオー(2022年製作の映画)

2.5

音楽と情景とカメラの動かし方とフォーリー(効果音)の入れ方は、とんでもなく素晴らしい。
何もストーリーが語られなくても、それらの演出だけでものすごい没入感が得られるほどすごい。

ただし、話の節々で、
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私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.0

体調悪かったのもあって途中何度か寝てしまった…
ひとつの生き辛さの発露だと思うけど、なんだかあまり感情移入できずに見終わってしまった…

「選択肢は自殺か殺人か」
「自殺には強い意志がいる。お前にはム
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

5.0

好き。
有り余る金でぶおんぶおんどっかんどっかんがっしゃんがっしゃんするの最高すぎる。
高い金がかかったCGは映像美に使われがちだけど、こういうのも最高よ。
もう大人が考えたクソ金のかかったミニカーを
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.0

いつもよりロマンス成分多めなのと2時間でやってるのとで、胡散臭さの濃度が低めで、
ロジックがちょっと雑で言わなくていいことを言ってる部分がチョイチョイあるのと、
一時間でできることを無理やり2時間やっ
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