nuxさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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これはめちゃめちゃ面白い!! 見終わって思わず次の日にもう1回見てしまった。前半はTarantinoさんらしいどうでもいい感じの会話が延々と続くんだけど、まずDiCaprioとBrad Pittという>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

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派手なガンアクションがゲーム映像みたいで楽しい映画。Samara Weavingが演じるNixのメイクとファッションと演技がかなり好みだったので、そこだけでもめちゃめちゃ楽しめた。首元のタトゥーを画像>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

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ネトフリ配信終了日に駆け込み。久しぶりに観るTarantino監督の作品、やっぱり独特のセンスが随所で光っていて格好良かった。
迫害から逃れるユダヤ人、米軍特殊部隊、レジスタンスの女優という三軸で話が
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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意外と面白くて驚いた。ちょうど実家に帰っていたので現役ウルトラマン世代だった父と一緒に見に行ったんだけど、父はかなり満足して喜んでいたのでそれも嬉しかった。

全体的に昭和のオリジナルへのリスペクトと
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目指せメタルロード(2022年製作の映画)

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予想に反してメタルバンドというよりは友情やら恋愛やらの青春パートがメインだった。バンドとして輝きはじめるのがめちゃくちゃ遅いので、ストーリーはかなり冗長に感じたけどラストのMachinery of T>>続きを読む

サバイバー(2015年製作の映画)

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Mila Jovovichがロンドンの町中を逃げ回る。映像ずっと暗めなんだけどイギリス好きなので景観は若干楽しめた。Milaは仕事できる格好良い女演じると絶対にしっくり来る安心感があるから良い。

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僕と彼女のファースト・ハグ(2020年製作の映画)

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ハッピーな気持ちになる可愛い中国映画だった。超絶潔癖症ゆえ他人との身体と心の距離が半端ないバオバオさんが、ズボラで明るいウェンヌワンちゃんと出会ってだんだん心を開いていく様子に笑いつつほっこり。王道の>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

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号泣。TVアニメシリーズとリンクする部分が多くて、とても良い構成だった。依頼人との出会いを通して学んで成長していったヴァイオレットの集大成が観られて感動した。相変わらず水の表現が美しく、大事なシーンを>>続きを読む

THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

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嘘みたいな話すぎて途中でドキュメンタリーじゃなくモキュメンタリーなのではと疑ったレベル。なぜプライベートを犠牲にして10年も命懸けで対北朝鮮のスパイを… 一見本当になんでもない風貌の大して有能そうでも>>続きを読む

チューズ・オア・ダイ:恐怖のサバイバルゲーム(2022年製作の映画)

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音楽とビジュアルエフェクトが良い感じでレトロデジタルな雰囲気が格好良かった。冒頭のゲームはスリリングで惹かれたけど、そこまで衝撃的な展開もなくグロでもなかった。すぐ忘れてしまいそう。

ホワイト・ホット アバクロンビー&フィッチの盛衰(2022年製作の映画)

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私はこのブランドの顧客じゃないので、はたして本当にdiversity & inclusiveの時流に合わないブランディングのせいで衰退したのか、シンプルにアパレルブランドとしての魅力がなくウケなくなっ>>続きを読む

横道世之介(2013年製作の映画)

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吉田修一さんの原作「横道世之介」を読み終わったので観た。なんとも憎めない真っ直ぐで愛らしい世之介くんの大学時代の描写と、世之介と関わった人々の現在の様子がカットインしてきて交差する構成が小説と同じだっ>>続きを読む

クラークス(1994年製作の映画)

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コンビニで繰り広げられる、とある1日のドタバタ会話劇という地味な内容のうえ白黒なんだけど、会話がかなりウィットに富んでいてユーモアセンスが良く、全然退屈せず見ていられた。

基本的にテキトーな人間ばか
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アウトサイダー(2018年製作の映画)

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Jared Letoが大阪のヤクザになるというエキセントリック映画。映像もストーリーもずっと暗いので2時間が長く感じられたけど、Jaredが格好良いのでなんだかんだで最後まで見た。頑張って話していた拙>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

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実際にあった上申書殺人事件をベースにして描かれた映画。お金のために簡単に人を殺めちゃう系の人は怖い。「ぶっこむ」というカジュアルな表現にヒいてしまう。考え方が異常な人と何らか関わってしまった時点で人生>>続きを読む

リッキー・ジャーヴェイスの人間嫌い(2018年製作の映画)

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なんとなく夜中にイギリスのスタンダップコメディが観たくなって。
Caitlyn Jennerの件で炎上したこと知らなかったので冒頭のネタはあまりピンとこなかったけど中盤以降はずっと面白かった。特に飛行
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スリー・フロム・ヘル(2019年製作の映画)

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シリーズ物の3作目だと知らずに見始めてしまって冒頭で後悔したけど、何やかんやで最後まで見てしまった。派手に人を殺していくのが見所で、特に深みのあるストーリーじゃないから前作知らなくても全然大丈夫。殺戮>>続きを読む

悪人(2010年製作の映画)

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吉田修一さんの原作「悪人」を読み終わったので初めて映画版を見た。小説にあった風俗嬢のシーンが出てこなかったので、祐一の性格の深いところやラストの灯台での行動の真意が原作よりも伝わりづらくなっていたけど>>続きを読む

アダム&アダム(2022年製作の映画)

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テンポが良くて気楽にサクッと観られるエンタメSF。Ryan Reynolds特有の明るいnerd感のおかげで、タイムトラベルものなのに小難しさやシリアスさがなくてかなり楽しく見られる作品だった。タイム>>続きを読む

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

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もふもふ動物が可愛すぎて顔が綻んだ。1作目に引き続きキャラクターCGの表情が豊かで超可愛いし、ギャグのセンスも全部好みで楽しかった。jelly beansをドラッグ扱いするシーンが大好き。作品が商業向>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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ヒーロー物あまり観ない私でも大好きBatman。Batmanシリーズの暗いとこが好きなんだけど、この作品は渋い暗さすぎて個人的には数年後に全て忘れてしまっていそう。全体的に展開のテンポに緩急が少ないま>>続きを読む

オーヴァーロード(2018年製作の映画)

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戦争映画大好きマンとしてはこれは思いがけず激アツなB級ホラー映画だった。冒頭の戦闘機からの落下上陸シーンの迫力がかなり良い感じだったので、映画館で見れば良かったと後悔したぐらい。

ナチスがもはやギャ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

涙を拭くどころかあまりに号泣しすぎて嗚咽が漏れてしまいそうになり、映画館で初めてハンカチで口を抑えながら見た。上映中、すすり泣く音があちこちから聴こえてきた。そういえば遅い時間だったのに珍しくエンドロ>>続きを読む

悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

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意外と面白かった! オリジナルの悪魔のいけにえよりもさっぱりした味わい。やられる側が死亡フラグ立てまくって、レザーフェイスが短い期間でテンポよくサクサク殺していくので飽きる間もなく進んでいく。相変わら>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

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こりゃ確かにオスカーノミネート作品だと思う奥深い内容。かなり地味で結末の驚きぐらいしか話の起伏はないし、全く説明的じゃないので正直あからさまな面白さは無い。だけど人物像の描写が丁寧なので、見ているとだ>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

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アメリカの社会問題に切り込む映画かと思っていたが、そういう感じじゃなかった。大変そうだけど決して可哀想ではない、気楽そうだけど決して楽しそうではない、そんな感じ。終始あまり起伏がない展開で、びっくりす>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

5.0

あまりにキングスマンが好きすぎて、期待しつつも前日譚が前作2つを超えてくるとは正直思ってなかった。フィクションベースの前作と違って今作は驚くほど第一次世界大戦の頃のヨーロッパ史の史実に基づいていて、前>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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爆音で60's満載のサントラ聴きながら帰宅。音楽とビジュアルが最高な作品だった。Petula ClarkのDowntown大好きなのでAnya Taylor Joyが歌い出した時かなり嬉しい気持ちにな>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

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「あちこちオードリー」に大泉さん&劇団ひとりさんがゲストで出演されてこの作品の話をされていて興味が湧いたのですぐ鑑賞。若林さんが新幹線のなかで静岡から東京までずっと泣いてたと仰っていたが、確かに後半は>>続きを読む

サウスパーク/無修正映画版(1999年製作の映画)

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もう20年も前だなんて。基本的に今と全然変わらないけど、少しだけ画質が昔っぽいのが懐かしくて激エモ。South Parkは10歳ぐらいで見始めた頃から、30歳超えた今までずっとこの世で1番好きなアニメ>>続きを読む

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

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予告編作ったスタッフさんが優秀すぎる。どうも主人公が最後まで好きになれないのがキツい映画だった。内向的で、周囲の目が気になるタイプでネガティブで、精神的に弱くて…というEvanくんの人物像は一見共感で>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

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わりと早めに結末を察してしまったのでストーリーに対する驚きは無かったが、音と映像でびっくりさせてくるので最後まで楽しめた。SAWっぽい感じのドラマティックなBGMをのっけてくるシーンが多かった印象。>>続きを読む

血のバレンタイン(1981年製作の映画)

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観れば観るほど、アイルランドのお洒落シューゲイザーバンドことMy Bloody Valentineがなぜこの映画からバンド名を取ったのか全然わかんなくて頭を抱えた。それほどB級感溢れるカナダの80's>>続きを読む

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

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結構好きだった。内容は紛れもなくコメディなんだけど、真面目にシリアス基調を貫き通した描き方で、しっかりピリピリしたサスペンスや、エモーショナルな人間ドラマ的な雰囲気を醸し出してるのが良くて笑えた。これ>>続きを読む

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

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The Virgin Suicidesみたいな質感の映像で終始綺麗だなと思ったら、なるほどこれもSofia Coppola監督の作品だった。森や庭のシーンも、女性たちの衣装・メイクも、ラストショットも>>続きを読む

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

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私は架空の未来の独裁管理国家が舞台のディストピア作品は基本的になんでもすごく好きなので、George Orwellの1984にインスパイアされてるこの作品は冒頭からとてもワクワクさせられた。意識して1>>続きを読む