wtnbmghさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

監督失格(2011年製作の映画)

2.8

1人の女性の生きざまが伝わってきた。死体発見のシーンまで残せたのはすごいな。お母さんの慟哭が心に響いた。当初は「由美香ママ」というタイトルにしようとしたらしい。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

5.0

音楽を聴きながら街を歩いたとき普段見慣れた風景がPVみたいに見え、車の走行音やクラクションも音楽の一部のように聴こえた、iPodを手に入れたときのあの感動が呼び起こされたなぁ。全ての音楽がこの手の中に>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.8

話の進み方や全体のトーンはブラックスワンやファイトクラブを思い出させた。バットマンを彷彿とさせるアメコミヒーローを演じた俳優が演劇で再起を図るという話だけど、リアルにバットマン俳優が演じているというの>>続きを読む

銀魂(2017年製作の映画)

2.8

ボコボコにぶん殴るつもりでみてまあまあ楽しめてしまったという感じ。というか原作やアニメに思い入れが強い人が多い作品なのでそのイメージを壊さないようにというところに気を使ってるなぁと感じた。オタクに喜ば>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

1.0

いくらでも面白くなりそうな素材が揃っててこの程度なのは何が原因なのか…?脚本もセンスないし、アクションも全然締まりない。安っぽい映画。ただやっぱりハーレクインたんのかわいさ大正義だった〜。ジョーカーは>>続きを読む

蜜のあわれ(2016年製作の映画)

2.2

評判そんなに良くなかったからあまり期待してなかったけどそこそこ楽しめた。石井岳龍の素っ頓狂でナンセンスなテンポがレトロモダンな舞台設定に合っていた。二階堂ふみのコケティッシュな演技も良かったな。“私の>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

2.7

うーん、90年代。クドカンっぽいって言われるのはなるほどって感じ。

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.5

ブルージャスミンに続きこちらも女の欲望についての物語。第1部のほうが面白かったな。少女期のジョーかわいいし。スッキリした終わり方させないのがトリアーって感じだわ。それと画面が全体的に暗いから自分の顔が>>続きを読む

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.0

一世一代女の虚栄のアイロニー。
欲望って重なり続けるから大変だ。

セッション(2014年製作の映画)

3.9

ララランドはショービズという光を求める映画だったけど、このセッションという作品は音楽を極めることの闇深さについての作品なのかなと。照明を抑えた画面はまるでステージからみる客席のよう。
まあ、この映画に
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死の棘(1990年製作の映画)

4.1

ヤング一徳かっけぇ〜。松坂慶子美しい。
ここではない何処かを見つめるような眼差しや遠くに向かって語りかけるような演技、素晴らしい。子役達もよくて、泣かされる。
家の外観も再現度凄くて原作を読んだそのま
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クルーレス(1995年製作の映画)

3.2

ジョン・ヒューズインスパイアなガールズムービー。90'sなサントラもファッションもかわいい。クラスの人気者な女の子とちょいナードな年上男子って組み合わせナイス。

秋津温泉(1962年製作の映画)

4.1

音楽が過剰だと言及してる人が多いようだけど、確かにそれは気になったところだけど、この映画における音楽はゴダール映画のそれと同じく本質的なものではないんだろう。映されるシーンに関わらずただただロマンチシ>>続きを読む

生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言(1985年製作の映画)

2.8

軽い青春映画と思って観てたら原発や外国人不法滞在などの重いテーマを扱っててびっくり。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

2019.8.6
ネトフリに来てたので再視聴。4時間を感じさせない内容。いつまでも観ていたい。完璧主義者が作った完璧な映画。小津調の長回しや切り返し。印象的な場面、台詞がいくらでもある。
初回よりも歴
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流れる(1956年製作の映画)

4.9

日本映画ドリームガールズな作品。芸者置屋を通して時代の流れを描いている。一人一人のキャラが立っていて全体的に物悲しくもなんとも健気で愛らしい。
玄人と素人、その半々と、様々な境遇の女たちを舞台を変える
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千年女優(2001年製作の映画)

5.0

感情のタカが外れたのかってくらい号泣してしまった。恋を呪いとされてしまった女の一生。今敏は女を強迫観念的に走らせ、悪夢的に追い立てたがる。ラストのセリフは蛇足のようにも思えてしまうが、物語を生きる女た>>続きを読む

十字路の夜(1932年製作の映画)

3.2

ルノワールによる品の良い演出冴え渡るフィルム・ノワールなミステリ映画。

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.3

衝撃的な傑作。江戸川乱歩的エログロにお耽美百合、謎解きも塗れ場もしっかりありました。日本語が思った以上に聞き取りづらいカタコトだったけど、それが怪奇映画な雰囲気をより一層掻き立てていた。
ひっそりと支
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大いなる幻影(1937年製作の映画)

2.5

戦争映画?だけどなんだか書き割りっぽい世界観で、ちょっと夢うつつな感じ…まあ、途中ほんとに寝ちゃってたんですが。

ときめきに死す(1984年製作の映画)

4.6

沢田研二のナイフのような美しさ!『CURE』の萩原聖人のような質感の役どころでかなり好きな感じだった。テーマ曲も好きな感じ。北野武映画っぽさもある。海で突如あらわる岸部一徳ウケる。

満月の夜(1984年製作の映画)

4.0

自由と愛、それぞれがパリの家と郊外の家とに象徴されていたんだけど、自由を求めたが故に愛を失ってしまった女の物語。自由奔放な主人公ルイーズが、本当に可愛らしくて嫌味が全くない。画面が全体的にブルーの階調>>続きを読む

ときめきサイエンス(1985年製作の映画)

2.2

それはないわ〜というツッコミどころの連発なのだが非現実的展開の中で「思春期の勝ち方」を教えてくれるのはさすがジョン・ヒューズと言ったところ。馬鹿馬鹿しいのに涙を流している自分がいました。主演の俳優がみ>>続きを読む

瞼の母(1962年製作の映画)

3.8

中村錦之助がマジ水も滴るいい男。こんな男に一途に想われ、名前を呼ばれる女は幸せだろう(実際本人は三回の結婚、不倫という奔放な遍歴だったようだが)。
スタジオ撮影の当時の音響技術のせいだろうけどラストの
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友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.1

ブランシェとレアという2人の女の子がブルーとグリーンの水を想起させる衣装に身を包んで登場し、お互い惹かれあってプール(水辺)をきっかけに親友になる。一方でブランシェはレアの彼氏とこれまたウインドサーフ>>続きを読む

暗殺の森(1970年製作の映画)

3.7

ぬるりと被写体を追いかけるカメラや官能的なサントラ、見つめると見つめ返す眼差しなどエロスを想起させるテーマに満ちていた。画面の構成美はイタリアモダニズムを感じさせるのに充分。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.1

あまり前評判見ずにいたためか、期待以上に楽しめた。ハリウッドの夜景や映画の映写機の光の中で二人は恋に落ちる…。中断された映画の続きを二人で創り上げる、なんてロマンチックな。なんとも映画で、ミュージカル>>続きを読む

神々のたそがれ(2013年製作の映画)

4.2

画面をせわしなくたくさんの人が出入りし、時折カメラを覗き込む。ぶらぶらと何かがぶら下がり、ピントはズレて被写体は判然としない。何が何だかわからない映画だったけど、あの知の巨人、ウンベルト・エーコですら>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.1

面白かったけど途中眠すぎてみるの辛くなっちゃった

グーニーズ(1985年製作の映画)

2.5

ジュブナイルの傑作。主人公達がどこかコンプレックスを抱えているのがいい。冒険シーンはだいぶ途中飽きたけど、しっかりしたファミリー映画。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

2.5

アンハサフェイかわいい。デニーロ渋い!仕事、結婚…人生のもろもろについての助言をくれる作品。ファッションや画面のカラーリングについても抜け目ないオシャレな映画でした。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

当時呉や広島に実際に住んでいた市井の人たちを背景に描いているという話だけど、それだけでなくリアリティがすごい!ほんとうにそこで生活していた人たちを、その生活の物語を形にしたいという想いで作られたことが>>続きを読む

武士の献立(2013年製作の映画)

1.1

間延びしたストーリーに締まりのないカメラ、的外れな主題歌…量産型日本映画って感じだった。まあ上戸彩がかわいくて高良健吾くんがかっこよかった。成海璃子の棒演技もすごい。

南極料理人(2009年製作の映画)

3.2

高良健吾くんが出てたからみた。高良健吾くんがかわいかった。
堺雅人がお母さんみたいになってて生瀬勝久さんがお父さんなのおもしろかった。
今流行りのサバイバル飯モノの先駆けかな。オフビートなシチュエーシ
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