wtnbmghさんの映画レビュー・感想・評価

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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

2.8

鬼太郎や総員玉砕せよなどの水木作品はもちろんいろんな映画を元ネタにしてるのが楽しかった。ちょいちょいツッコミどころはあるが概ね楽しめた。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.5

周りであんまり話題になってない気がするけど花束恋ばりに殺傷能力高かった。やっぱりA24が普通の恋愛映画作るはずないのよ。

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

4.0

特別好きな作家トーベ・ヤンソンの伝記映画。
トゥーリッキーとの幸せな島での暮らしまで描かれるのかと思いきや暗いムードの失恋や芸術家としての葛藤、父親との軋轢がメインだった。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.4

最悪のプロジェクトXだね。
映画そのものの倫理が裏テーマとして仕込まれていると感じた。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.3

観終わった後に「アメリカン・フィクション」というタイトルに納得させられる。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.7

コメディで来るのかと思いきやしっかり泣かせられた。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.7

ボーはおそれているからの落差がすごくてこの後絶対何か嫌なことが起こるぞ…と思っていたのに何も起こらなくて終始優しい人たちによる優しい映画だった。フラグを全く立てないというかフラグを全スルーしている映画>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.0

ランティモス祭り。
『女王陛下のお気に入り』と同じくブラックアウトで終了。珍妙ダンスシーンがあるのも共通している。
狂気に満ちていて面白かった〜

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.3

ランティモス作品こちらも視聴。どの作品もいいなぁ〜。女性たちの権力、支配することがテーマになっていたと思う。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.6

終始いや〜な気持ちにさせられる。一貫した救いのなさ。ここまで世界を憎めるのはいっそのこと清々しい。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.4

厄介なファンが多い作品だからか極めて原作準拠に作られていた。センシティブな問題を扱っている上に原作改変が取り沙汰される昨今で奇しくもアクチュアルな作品となってしまったけど概ね問題になりそうなところが細>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

3.7

今更シリーズ。
話の筋も結末も全部知ってたけど楽しめた。雨が降り続ける最悪な街と二人の刑事の画がいい。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

大好きな映画『聖なる鹿殺し』の監督最新作ということで楽しみにみた。
導入はいかにもヨーロピアンなとっつきにくさを感じたけどその真顔でユーモアやってるキュートさにどんどん惹き込まれてああこれ大好きなやつ
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.7

今更みるシリーズ。
かなりおしゃれでイタリアの前衛芸術っぽいと思いながらみていたらダリオ・アルジェントってやっぱり芸術一家に生まれたイタリア人なんですね。
主演のジェシカ・ハーパーはエマ・ワトソンみた
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.3

前作『X』から続けてみたのでリンクしてる箇所がわかりやすくてより楽しめたように思う。
1番の恐怖は戦争から帰ってきたら家があんなふうになっていることだろう…。
3作目も楽しみだ。

X エックス(2022年製作の映画)

3.8

A24らしいホラーの脱構築。一番セックスから程遠いキャラクターが救われるのが古典的ホラーの定石だが全員いちゃついているのでその中でファイナルガールとなる主人公マキシーヌは「聖なる介入」により助かったの>>続きを読む

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.0

眠たくなる映画観ながらうとうとしたいな…と思ってチョイスしたこれ、見事にいい気分でうとうとできた。
出てくる小道具たちがなんとも味わい深くてキュート。ボケたり突っ込んだりのシットコムみもある。

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.7

金子監督の瑞々しいセンスを感じた。初期の荻上直子を彷彿とさせるような。ぬいぐるみを洗ってあげるシーンにこの作品に出てくる人物たちの繊細さ優しさが象徴されていると思っていて、そのぬいぐるみならではの質感>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.1

岩井俊二あるある
良いところもあるけど良くないところもある。
挿入歌多用するのはダサって思っちゃった。二回流さんでいいのよ。
後半イフストーリーとして展開していくのは面白いし、恋愛モノと少年たちの冒険
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ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)

4.1

ロシア強化月間。
ロシア文学特有の長くて登場人物多くて人間模様がややこしい感じかと思いきや人間関係は以外とシンプル。決まった人しか出てこないのですぐ入り込めた。映画用にわかりやすくしてくれてるのかも。
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八つ墓村(1977年製作の映画)

2.2

モダンな金田一を目指したのだろうけど渥美清演じる金田一がかなり無能に見えてつらい。趣味で家系図調べてるおっさんって感じ。朴訥とした喋り方は流石に良さだけど名探偵には見えない。走りもしないし掻き毟りもし>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.2

久しぶりの武映画!否が応でも期待してしまう!思った以上にバイオレンスありラブありギャグありのエンタメ映画だった!史上最もバイオレンスな織田信長をヤリきった加瀬亮に拍手喝采。サムライのハラキリ的な文化を>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

町山智浩と平山夢明のドミューンのポッドキャストを副音声にして久しぶりに視聴。マイケルが初めて人を殺すシーン以外何も覚えていなかった。解説ありだとマフィアの背景とか人間関係がより理解できてよかった。2、>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

宇宙人という究極の他者との対話を日本語のタイトルの通り「あなたの人生の物語」、まさに普遍的な個々の人生に落とし込んでくる荒技に拍手喝采。
映像も重低音響くサントラもカッコいいしいい映画みた〜という満足
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ねじの回転(2009年製作の映画)

4.0

全然ストーリー知らなくてもっと高尚でお堅い文学作品なのかと思っていたら古いお屋敷を舞台にした悪魔祓いモノですごく好きなお話しだった。
女性の差別や抑圧などの問題も背景に孕んでいて、原作読んだらもっと複
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.0

今更みるシリーズ。
やはりこの時代のホラーはいいですねえ。
とりあえず恐怖よりも管理会社がクソすぎて胸糞だった…管理人も住人もどうなってるんだ…。こんなところに絶対住みたくない!幼稚園もやな感じだった
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.3

映画クレヨンしんちゃんを代入しながら楽しんだ。クレしんのマルチバースまじでみたいんだよなあ…。
いろんな可能性を考えてしまうことの辛さと、それでもこの人生を選ぶことの尊さ。
親が“この子”を、子が“こ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

4.0

世界が混沌として肉体が存在しているかわからなくなってもカメラだけが存在していることがわかる、白石くんの実存=カメラみたいな監督としてのエゴが最後現れたのも含めて良かった。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

4.0

舞台が山の牧場っぽくもあるし、後年制作の犬鳴村っぽくもあるの都市伝説のイメージの集合体って感じで最高!第二次世界大戦中の軍事施設とか鶴屋南北が呪術を身につけた村とか陰謀論的な話がいっぱい絡んできてかつ>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2012年製作の映画)

4.0

異空間でみんなが平面っぽくなってくるくるしてるのかわいい。
タイムリープものでもあるし学校が異次元と繋がるのは学校の怪談っぽさもあって楽しかった。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.6

廃墟という物語的に広がりにくい話題から超常現象的な話題に持っていく胆力よ…。
なんだろう、くだらないんだけどめちゃくちゃ面白いし癒される…。一時期Twitterでよく見かけた「一緒にイク時光が見える」
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