ユナマリアさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

くまのプーさん/完全保存版 II ピグレット・ムービー(2003年製作の映画)

5.0

自分の存在意義に悩んだピグレットを探す話。

いつも優柔不断で弱々しいピグレットだが、正に縁の下の力持ち的存在である事を描いていた作品だった。

相変わらず100エーカーの森らしいおっとりしたお笑い要
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.0

アニャ出演のホラー作品と言う事で鑑賞。

よく聞く「新感覚ホラー」と銘打った作品だが、珍しく正にその通りの面白さだった。

田舎暮らしを始めたマローボーン家だが、観ていてもなにかスッキリしない靄がかか
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

5.0

「ミッション・インポッシブル」シリーズ第七弾。

公開前からトム・クルーズによるバイク飛び降りシーンのメイキングが話題となった作品だが、相変わらずアクションありきの撮影なだけあってド派手。

しかし前
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バトル・オーシャン 海上決戦(2014年製作の映画)

3.0

日本で言うところの慶長の役を韓国目線で描き、且つ海上戦を描いた作品。

チェ・ミンシクやリュ・スンリョンと言った豪華キャスト、且つ韓国国内の歴代興行収入1位と言うところで期待していたが、そこまで大きな
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生き残るための3つの取引(2010年製作の映画)

4.0

ファン・ジョンミン主演による正にタイトル通り、不正取引をテーマとしたサスペンス。

警察大学出身ではない故、汚い仕事にアサインされ、出世もしづらい環境に置かれたファン・ジョンミン演じる主人公のチェ・チ
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アナログ(2023年製作の映画)

4.0

ビートたけし原作、ニノ、波瑠主演による恋愛、ヒューマンもの。

波瑠演じるみゆきはスマートフォンを持たず、毎週木曜日にカフェへ来る。

そんな設定とタイトルだけで本来あるべき人の美しさが描かれているな
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ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ(1981年製作の映画)

5.0

「ドラえもん」映画初の短編。

タイムカメラに写っていた桃太郎一行を巡るタイムトラベルものだが、やはりドラえもんの中でもタイムトラベルものは話が良いし、わくわくするし、理屈抜きに面白い。

ドラえもん
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.0

いわゆるハッキングものだが、気持ちいいくらいのテンポ感と格好いいサントラ、そして独特の描写が特徴的な作品。

特にハッキングの場面が具現化される描写はとても魅力的でミステリアスで格好良くもあった。
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21エモン 宇宙へいらっしゃい!(1981年製作の映画)

4.0

「ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ」と併映された藤子先生原作のSFもの。

本作は「すこしふしぎ」ではなくて、結構本格的なSFものとして描かれている。

舞台が古き良きホテルから始まるところも面白
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東京タワー(2004年製作の映画)

4.0

黒木瞳と岡田くん主演による大人の恋愛もの。

岡田くん演じる青年が母親の知人である黒木瞳演じる女性と不倫関係を結ぶ話という事で結構ドロドロしているし重い。

まるで灯火の中でこっそり観ているかのような
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

5.0

綾野剛主演によるやくざと中学生によるヒューマン、そしてコメディもの。

綾野剛演じるやくざが、組長の為に歌を練習すると言うとんでもない映画的コメディなのだが、とにかく前半は綾野剛の歌とキャラに大爆笑。
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劇場版ラジエーションハウス(2022年製作の映画)

4.0

医師でも看護師でも無く、放射線技師にフォーカスを当てた作品。

ドラマ版は鑑賞していないが、本作だけでも医療ものとして楽しめた。

あまり馴染みのない放射線技師と言う仕事だが、とても重要な役割で、いか
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夜叉 容赦なき工作戦(2022年製作の映画)

4.0

ソル・ギョング主演による韓国得意の工作員もの。

最もスパイが集まる中国の街だ繰り広げられる戦いだが、とにかく主役の夜叉を演じるソル・ギョングが格好良すぎるし、魅力全開過ぎる。

そこまで奇抜で斬新な
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ドリーム 狙え、人生逆転ゴール!(2023年製作の映画)

4.0

パク・ソジュン、IU出演によるヒューマンサッカーもの。

ホームレスとして過ごす人達を元スーパースターのサッカー選手が監督をすると言う話だから、とりあえず内容に間違い無し。

前半のコメディ要素はずっ
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クイーンズ・ギャンビット: 制作の舞台裏(2021年製作の映画)

4.0

Netflixオリジナル作品「クイーンズ・ギャンビット」の舞台裏ドキュメンタリー。

短い時間ではあるものの、タイトルの通り舞台裏が少しでも観れて良かった。

ザ・コール(2020年製作の映画)

4.0

ひとつの家の中の電話を通じて、現代と20年前が繋がるホラーサスペンス。

電話を通じて過去と現代が繋がり、過去改変によって現代が変わっていくのだが、とにかく展開が面白い。

被害者的な存在を助けるか否
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女優 原田ヒサ子(2019年製作の映画)

3.0

原田美枝子目当てで鑑賞。

認知症になった母親を描いたドキュメンタリー。

原田美枝子の母親が娘の半生をなぞらえるかのように「15歳から女優をやっていた」と発言している点が一番の注目点。

そしてその
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ウィッチ(2015年製作の映画)

4.0

アニャ主演による魔女サスペンスもの。

非常にキリスト教色が強いサスペンスな訳だが、とにかく世界観と雰囲気の素晴らしさが際立つ一作。

少し靄が掛かったような色合いと山、村の絶妙な舞台。

それだけで
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ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

4.0

ニノ、西島秀俊、大ちゃん、綾野剛と言う豪華キャストによる料理がテーマのヒューマンもの。

どんな味でも再現出来る麒麟の舌を持つ男、そんな男が伝統あるレシピを求めると言うストーリーが面白いし、現代と過去
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酔いどれ博士(1966年製作の映画)

4.0

勝新主演、三隅研次監督によるお酒が大好きな暴れん坊の医者を主人公にしたプログラムピクチャー。

勝新の魅力は言わずもがなだがら、やはりこの手の作品の時の勝新は存在感がずば抜けている。

医者になってか
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ホールドアップダウン(2005年製作の映画)

5.0

前回の「ハードラックヒーロー」同様、V6の6人が主演、監督がSABUの作品。

内容は概ね前回の作品と違いは無いのだが、お互いの立ち位置やキャラ等が変わり、これまた最高に楽しめる作品だった。

「シャ
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CINEMA FIGHTERS(2017年製作の映画)

3.0

LDHの曲をベースにしたオムニバス形式の作品。

いまいちストーリーが分からないものが多かったが、どれも雰囲気が良い。

キャストも華やかだったので、案外退屈せずに楽しめた。

個人的には最後の地球滅
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おとななじみ(2023年製作の映画)

4.0

井上瑞稀、りんくま、浅川梨奈、萩原利久出演のラブコメディ。

おさななじみ同士の恋愛と言う一見ベタな感じではあるのだが、とにかくりんくま演じる楓がおかん化し、それに甘えている井上瑞稀演じる春のやり取り
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恋文日和(2004年製作の映画)

3.0

恋文をテーマにしたオムニバス形式よ恋愛もの。

ひとつひとつの話がしっかりと手紙と掛かっているところに魅力を感じる作品だった。

特に田中圭と塚本高史のお話、芝居がやはり好き。

寮フェス!〜最後の七不思議〜(2012年製作の映画)

3.0

7WEST主演による学園もの。

タイトルからしてもう少しホラー色が濃いのかと思っていたが違った。

ジャニーズ映画らしく楽しさは全開になっている。

恋空(2007年製作の映画)

3.0

がっきーと春馬くん主演による携帯小説が原作の恋愛もの。

ストーリー自体はベタな恋愛ものではあるが、テンポが良いし、数々のビジュアルが良い。

会話自体も分かりやすいから話も頭に入りやすかった。

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ハウ(2022年製作の映画)

4.0

田中圭主演のワンちゃんヒューマンもの。

ペットもの定番の死と向かい合う話ではなく、ペットとの出会い、向き合い方等をエンターテイメント要素満載で描いているところが新鮮だった。

思わぬ出会いと別れから
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黄色い涙(2007年製作の映画)

4.0

嵐5人が主演の戦後ヒューマンもの。

まるでトキワ荘のような世界観、舞台の中、漫画家や歌手、作家、絵描を目指す内容。

全体的にゆったりした雰囲気は非常に哀愁があって心地良い。

映像を観ているだけで
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ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARD だから HAPPY(2004年製作の映画)

3.0

「ピカ☆ンチ」の続編。

前作同様の世界観で描かれた続編につき、懐かしさと嬉しさまみれの作品。

ただ前作よりだいぶスピード感が上がっているから、話についていくのが大変だった。

プリンシパル 恋する私はヒロインですか?(2018年製作の映画)

3.0

黒島結菜と小瀧くん、高杉真宙、川栄李奈による学園恋愛もの。

学園ものらしい爽やかさと初々しさ、そして難しさが分かりやすく描かれている。

メイン4人の芝居も良かった。

あと舞台の北海道の絵が色々と
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明日の記憶(2005年製作の映画)

4.0

若年性アルツハイマーを患う主人公を渡辺謙改心の芝居で表現したヒューマンもの。

コーヒーカップ等のキーアイテムや全てを台詞で表現しないところ等、素晴らしい描写、脚本で溢れている。

記憶の崩壊(厳密に
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セブンデイズリポート(2013年製作の映画)

3.0

白濱亜嵐主演によるSF系サスペンス。

鈴木伸之が出ていると言う事で鑑賞したが、思ったよりも面白く、気軽に楽しめるサスペンスものだなと感じた。

爽やかな学園生活に隠されたクローン技術の描写はドキドキ
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愛唄 ―約束のナクヒト―(2019年製作の映画)

4.0

中村ゆり目当てで鑑賞。

あまり予備知識無く鑑賞したが、恐らくGReeeeNの名曲をベースに作成されたもの。

ただそう言った予備知識無しでも全然楽しめる綺麗な作品だった。

根っからの悪人は誰も居な
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顔役(1971年製作の映画)

5.0

勝新が初めて監督を務めた作品。

いわゆるギャング映画なのだが、やはり勝新が監督故、とにかくアバンギャルドな描写が盛り沢山。

非常に癖があるのだが、その全てが美しくてインパクト大だった。

物品を探
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女王蜂(1978年製作の映画)

2.0

話がごちゃごちゃしてるし回りくどくてよく分からない。

どうもこの手の家系図が複雑なのは頭がついて行かなくて単純に面白くない。

石坂浩二版の金田一シリーズは苦手。

ティガームービー/プーさんの贈りもの(1999年製作の映画)

5.0

普段は暴れん坊のティガーが自身の家族を探す話。

OVA版も癒されるし面白いのだが、やはり劇場版の方が脚本含め面白い。

急に家族探しを始めるティガーに対して、ルー達がとった行動はリスキーながらも優し
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