ユナマリアさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

プリンシパル 恋する私はヒロインですか?(2018年製作の映画)

3.0

黒島結菜と小瀧くん、高杉真宙、川栄李奈による学園恋愛もの。

学園ものらしい爽やかさと初々しさ、そして難しさが分かりやすく描かれている。

メイン4人の芝居も良かった。

あと舞台の北海道の絵が色々と
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明日の記憶(2005年製作の映画)

4.0

若年性アルツハイマーを患う主人公を渡辺謙改心の芝居で表現したヒューマンもの。

コーヒーカップ等のキーアイテムや全てを台詞で表現しないところ等、素晴らしい描写、脚本で溢れている。

記憶の崩壊(厳密に
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セブンデイズリポート(2013年製作の映画)

3.0

白濱亜嵐主演によるSF系サスペンス。

鈴木伸之が出ていると言う事で鑑賞したが、思ったよりも面白く、気軽に楽しめるサスペンスものだなと感じた。

爽やかな学園生活に隠されたクローン技術の描写はドキドキ
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愛唄 ―約束のナクヒト―(2019年製作の映画)

4.0

中村ゆり目当てで鑑賞。

あまり予備知識無く鑑賞したが、恐らくGReeeeNの名曲をベースに作成されたもの。

ただそう言った予備知識無しでも全然楽しめる綺麗な作品だった。

根っからの悪人は誰も居な
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顔役(1971年製作の映画)

5.0

勝新が初めて監督を務めた作品。

いわゆるギャング映画なのだが、やはり勝新が監督故、とにかくアバンギャルドな描写が盛り沢山。

非常に癖があるのだが、その全てが美しくてインパクト大だった。

物品を探
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女王蜂(1978年製作の映画)

2.0

話がごちゃごちゃしてるし回りくどくてよく分からない。

どうもこの手の家系図が複雑なのは頭がついて行かなくて単純に面白くない。

石坂浩二版の金田一シリーズは苦手。

ティガームービー/プーさんの贈りもの(1999年製作の映画)

5.0

普段は暴れん坊のティガーが自身の家族を探す話。

OVA版も癒されるし面白いのだが、やはり劇場版の方が脚本含め面白い。

急に家族探しを始めるティガーに対して、ルー達がとった行動はリスキーながらも優し
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やくざ絶唱(1970年製作の映画)

4.0

勝新主演によるヤクザ映画。

勝新らしさ全開の風貌も台詞回し、分かりやすいストーリー構成等楽しむ事が出来た。

妹への執着の中にやくざの怖さが入り混じっているところに独特の緊張感が走っていたのも特徴的
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関西ジャニーズJr.の目指せドリームステージ!(2016年製作の映画)

3.0

関ジュ主演による映画シリーズ第三弾。

本作では大ちゃんや康二、りゅちぇ等がアイドルスターを目指す内容。

何と言っても終始りゅちぇが可愛かった。

小姓ーずと言う設定も可愛くて笑える。

十三人の刺客(1963年製作の映画)

2.0

終始誰が誰だか分かりづらくて最初から最後まで集中出来ずに終わった。

名作と言う事で期待はしていたが、良い所を見出せず。

家出レスラー(2024年製作の映画)

4.0

女子プロレス、スターダム、そして岩谷麻優が大好きな為、公開前からずっと首を長くして待っていた作品。

原作は以前に読了。

麻優さんと言えば、家出、逃亡、ポンコツ、勝てないからトップ選手となったのはプ
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不知火檢校(1960年製作の映画)

4.0

二枚目役が当たらずに伸び悩んでいた勝新が悪役として輝いた作品。

ダークヒーローものと思っていたのだが、全くヒーローではない。

生まれが可哀想と言うのもあるが、主役の杉の市はとにかく悪い奴。

勝新
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母性(2022年製作の映画)

4.0

「ハコヅメ」でバディを組んだ戸田恵梨香と永野芽郁が親子役を演じた湊かなえ原作作品。

戸田恵梨香演じるルミ子が母親から受けた教育、愛に執着する姿と、永野芽郁演じるルミ子の女である清佳の対比をうまく描い
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

■2回目(2024/8/2)
鬼太郎ファンとして非常に楽しめた作品だったので、改めて鑑賞。

相関図が少し複雑ではあるが、やはりとっても悲しくて切ない鬼太郎、そして目玉おなじの原点。

沙代の現実もか
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関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!(2017年製作の映画)

4.0

関ジュ出演によるお笑い青春もの。

大ちゃんと丈くん、そして康二、リチャ、室くんがそれぞれお笑いコンビを組むのだが、さすが皆関西なだけあって、しっくり来る。

話自体も分かりやすさと面白さがうまく組み
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モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

4.0

ひーくん演じる消防士とめるる演じる女子高生の恋、青春を描いた作品。

とにかく急展開の連続とテンポの良さでかなり観やすい。

医者等も然りだが、人の命を守る仕事の責任感、やりがいが伝わる作品だった。

桜田門外ノ変(2010年製作の映画)

2.0

桜田門外ノ変を丁寧にしっかりと描いた作品。

そこそこの長尺で丁寧に描いているが故、時系列をばらばらにしたり、視点をころころ変える描写は必要無いのかなと感じた。

お陰であまり感情移入も出来ないし、話
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モーガン プロトタイプ L-9(2016年製作の映画)

4.0

あのリドリー・スコットの息子が監督を務め、しかもSF作品である本作。

アニャが出ているという事で鑑賞したが、主演がケイト・マーラと言う事で更に興味を持った。

なんとなく予想通りの展開が続くものの、
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ハードラックヒーロー(2003年製作の映画)

4.0

V6主演によるタランティーノ、ガイ・リッチー系作品。

とあるキックボクシング会場で起きた事件を3つの視点で描く作品だが、テンポ感がとても心地良いし、次が気になる展開が面白い。

あとV6のメンバーそ
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くまのプーさん/クリストファー・ロビンを探せ!(1997年製作の映画)

4.0

タイトルの通り、いなくなったクリストファー・ロビンを探すお話。

いつも通りの安心した世界観だが、本作はプーさんとクリストファー・ロビンの関係性が特に強く描かれていた。

殺人の告白(2012年製作の映画)

4.0

連続殺人犯が時効成立後に自白、そして本を出版して大セールスを遂げる話。

静かに真相を追う話と思っていたが、冒頭から激しくて緊迫感のあるアクションで驚き。

その後も自白をしたドゥソク、真相を追う班長
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猫なんかよんでもこない。(2016年製作の映画)

4.0

2匹の猫ちゃんと元ボクサーの暮らしを描いたヒューマンもの。

とりあえず猫のクロとチンが可愛すぎるのだが、話もすーっと入ってくる感じで邦画の良さが出ていた。

猫の習慣や癖も所々に出てきて興味深かった
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

3.0

大ちゃんが主演と言う事で珍しくホラー作品を鑑賞。

ITと島と言うアンマッチな世界観が良く、冒頭から引き込まれた。

ただ、いまいち最後の方の話はよく分からなかった。

ゲノムハザード ある天才科学者の5日間(2013年製作の映画)

4.0

「美しき野獣」のキム・ソンスが監督を務めた邦画。

いわゆる遺伝子操作系のアクション作品だが、テンポの良さと分かりやすさが良い。

複雑なようですーっと頭にないようが入ってくるあたりは、さすが韓国だな
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新座頭市物語 笠間の血祭り(1973年製作の映画)

5.0

「座頭市」シリーズ第二十五作。

TVシリーズ前の作品としては本作が最後。

本作では市が帰郷する話だが、やはり待っていたのは悪い奴らにのよる支配。

そしてその敵役が市の友人。

そう言った背景もあ
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新座頭市物語 折れた杖(1972年製作の映画)

5.0

「座頭市」シリーズ第二十四弾。

二十四作目にして初めて勝新が監督を務めた作品。

やはり勝新だけあってアンニュイな絵や構図が盛り沢山だから、好きな人にはたまらない一作。

個人的にも本作は「座頭市」
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座頭市御用旅(1972年製作の映画)

4.0

「座頭市」シリーズ第二十三作。

やはり勝プロ制作が絵作り含め、ガラッと生まれ変わった座頭市。

ストーリー自体は王道な座頭市だがやはり飽きない…むしろ全てに惹きつけられる映画となっているのが本当に凄
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御用牙(1972年製作の映画)

4.0

噂には聞いていた「御用牙」シリーズ第一作を鑑賞。

小池一夫原作感出まくりの強烈な作品だった。

剃刀の如く切れ味抜群のかみそり半蔵が冒頭でいきなり血判に同意しないところから引き込まれる。

昔の映画
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新座頭市 破れ!唐人剣(1971年製作の映画)

5.0

「座頭市」シリーズ第二十二作にして、「片腕必殺剣」の第三作でもある夢のクロスオーバー作品。

前々作の用心棒との異種格闘技戦に続き、本作では台湾俳優のジミー・ウォングとの悲劇の戦い。

まず「座頭市」
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

1.0

IMAXで鑑賞したから迫力は凄かったが、最初から最後まで何の話をしているのかもよく分からず、退屈さと寝落ちの繰り返しだった。

「体験」と言う観点で言えば良かったかもしれないが、あのテンポ感で会話だら
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座頭市あばれ火祭り(1970年製作の映画)

4.0

「座頭市」シリーズ第二十一作。

三隅研次監督による最後の座頭市にして、勝プロ制作と言うのもあって新しいテイストでもある作品。

闇公方と言われるヤクザの取りまとめのような存在が出来ないなのだが、それ
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

4.0

韓国版ガイ・リッチー、タランティーノ映画と言った感じの作品。

ある種主役でもある現金を巡った駆け引きや追いかけっこがメインだが、やはり所々に韓国らしい表現があるのが面白かった。

チョン・ウソンの存
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暗数殺人(2018年製作の映画)

4.0

キム・ユンソク、チュ・ジフン主演による実話サスペンス。

本作の何に惹きつけられたかと言うと普通の連続殺人犯ものでは無く、ひとつの殺人で逮捕された犯人が謎に他の殺人事件の事を告白、しかしどこかあべこべ
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(2017年製作の映画)

4.0

久しぶりに地元へ帰ってきた女性が、同級生の家で髪を切るショートムービー。

ざっくり言うと正に髪を切るだけの話なのだが、美しいカットによる絵や、山田孝之と中村ゆりによる絶妙な会話のテンポがとても魅力的
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

いわゆる韓国超能力バトルもの。

前半はタイトルとは打って変わって静かな展開が続くが、それがとんでもない伏線だったので驚き。

主役のジャユンを務めたキム•ダミを初めて観たが、なかなか頭に残る表情や、
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市子(2023年製作の映画)

3.0

結婚を目の前にして謎の失踪をした女性の話。

キャストの人達の芝居は本当に全員素晴らしく、ひとつひとつの表情や目線、台詞に惹きこまれたのだが、脚本はあまりハマれなかった。

いまいちどの視点で観て良い
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