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チョコレートドーナツのQvQのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
3.7
そこそこ興味もあり、評価が高いのも知ってたのに何故か観てこなかった映画。

まず「子どもの気持ちが何より大事だろ!」とは思った。

一方で私の中にも解決すべき問題があると再認識させられたし(主にマイノリティーに対して)、キャロルもそうだけど、個人レベルで偏見をなくそうとするならこういう映画を観て経験値を上げてくのが近道かとも思った。

ダウンの子は接すると可愛さがよくわかる。個性はもちろんあるけど、特長なのか大概穏やかで柔らかい。経験値を上げることで偏見は減らせると実感している。

肯定するつもりはないけど、異質なものに対する動物的な拒否反応だったりするのだろうか?マイノリティに対する偏見はいまだに根強い。それが私の中にも全くないとは言い切れない。もちろん頭の中ではわかっているつもりだけど。

今はLGBTと言うらしいが、それに関しても、少なくとも偏見による差別があってはならないことなのは確かだ。でもなんていうかなあ…、簡単には消えない違和感みたいなものはないとは言えない。だからそういうのを少しでも解消できるように経験値を上げていく。

私の映画選びも食わず嫌いみたいなことではいけない。とりあえず逃げずにそのあたりから改めなないとな、と思った作品だった。
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