表現は芸術的っていうか前衛的っていうのか、生々しいものを見せる手法は正直若干違和感があるかもしれない。
でもまあ、生意気な発言なのは承知の上で言えば、頭の中はそんなに変わらないんだなと思った。
父親と息子の話でもあるし、生き方を模索する若者の話でもあるし。
私も親元を離れたばかりの頃はちょっと知的で刺激的な場所に行くことが面白くてたまらなかった。今思えば当時はそんなに大人じゃないちょっと年上の人の発言に一喜一憂したりして。それでいろんなこと教えてもらったり考えたりしてきたよなと思う。
ホドロフスキー監督の作品、正直いうとこれが初めて(^^;
でもそんなに毛嫌いするようなもんでもないなと。
お歳を召して考え至った言葉も随所に。生理的にダメな人以外にはお勧めできるかなと思います。
