んーちゃちい。アメリカ映画でも、こんなのいっぱいあるかと思うと、邦画ファンとしては少しホットする。
2時間は長い。今思えば豪華なキャスト、マヌケな極悪人、S.W.A.T.でなくても解決策できる事案。
選挙資金の寄付がどうして、地元で自由に使えるのか、最後、種明かしがあったが、よくわかんなかった。マッケンジーデイビスは◯。
ギンレイはほんと観づらい。前の席の女の人がアタマがでかく、後ろの席のおばさんが席を移っていた。アン・ハサウェイとわからないくらい地味だった。
なんか、自分で撃った警官を助けるために、輸血やAEDをしたりと、なんか悪人なんだかどうだかわかりくい、兄弟のド派手な救命活動! 面白かったなあ。
惜しい! 1アイデアで1時間半はもたないよ。30分くらいだったら、スカッと面白かったはず。長井短を発見できたのは、よかった。
ロシアの歪さは、自由のある民主国家を装おうとするとこにあるんだ感じた。ただ愚直なまでの抵抗者には迫力を感じるが、一方で秘密漏洩した人物について、これは殺されると語る場面には違和感があった。
クリント・イーストウッド、無口で渋い。映画はひたすら暗い、この暗さがなんとも言えない。
邦題はほんとにこれ? 原題の、THE CAVE のとおりの洞窟探検モノ、潜ったり、水面に出たり、登攀したりの繰り返し。あれでどうして出口に辿り着くのかは不思議。
アクションだけなら、市街戦もあるし、たたみかけて面白かった。
ハナシが荒唐無稽で、あんぐりだけど。一人乗せるなら、ヘリでいいじゃんとか。
期待してたのに、がっかし。脚本が悪いのか、もともと河井継之助は融通のきかない政治家なんだから、政治劇で2時間の尺、というのが観たかった。
イコの格闘を観たくて、まさかエイリアンが相手とは。この壮大な安っぽさはなんだ。
レイドでお馴染みインドネシアのアクション映画。カンフーとちがって泥臭い肉弾戦。銃はあるは、刃物はあるは、格闘はあるわ。とにかくスゴいんだわ。
これが一番ハナシになってた。勝新の啖呵も決まってた。ラスト、勝新ではなく黒沢の、遠景で終わるところはシブイ。
うつらうつらしてたら、なんだか哀しい親殺しのハナシになっていて、へんな主題歌が流れて、終わった。渥美マリは◯。
これはだめでしょ。核でアメリカ滅亡!ってときに、ねちねちセクハラ事件でいじめるって、ありなん。そんな余裕あるん。
麻生久美子と長谷川さんと子どもが抱き合うシーンで終わってもよかった。やっと癒えたと思ったら、さあ前に進むぞというのは人の感情として無理がある。
別に無理矢理ハナシをつくんなくても、撮影済みのフイルムを複数の監督に編集させたのを、競作として見せてくれたら、スゴい嬉しい。
香港製作の3本は映画としてはつらい。どれも話としてはちっちゃい。氷屋、道場、レストランだもんなあ。ブルース・リーでなければ、しばかれるとこ。
あの頃、寮では手作りのヌンチャクとか、通販でトンファを買った奴とかいて、みんなでカクトーしてた。アチャーーー!
高校の寮をみんなと抜け出して、巴座で観た。燃えよドラゴン、からのだったので、なんだかなーとちょいガックリした。
慈愛のデニーロ、疑心暗鬼のパチーノ、表情だけで全てを感じさせるラスト。
50年前は中学生だった、やっとスクリーンで観れた、感無量。ラストシーンの構図は一幅の絵画のよう。
よい絵はあるんだけど、肝心の清河八郎がよくわかんないまま、奇妙なりですませられてもなー。
お客さんが5人、池袋七不思議、シネマロサはどうしてつぶれんのか。閉館しないでほしいけど。なんかダークな映画で、のれんかった。日本はほんと無国籍なイメージなんだね、今や。
お客さんは高齢の女性が多かった、謎だ。MOTHERINGSUNDAYや第一次世界大戦、イギリスの階級社会、閉塞と鬱屈がよくわかんないと、この映画もわからないという気がする。
最後、んなアホなという展開もトムクルーズがかっこよすぎる。
これはストーリーを語っても、面白さ、よさが全然伝わらない。観ないと始まらない、幸せな気持ちになれる。ジョディカマーがいい。